小中大豆さんのレビュー一覧

となりの新妻さん 小説

小中大豆  いさき李果 

新妻さんは男でした。

題名も題字フォントもコメディを予感させる本作に、前作のあの愉快な話を思いだし、
また面白いお話なのかな?と期待したこの本。
マンションに引っ越ししてきた官能作家だが、仕事中隣の部屋から漏れ聞こえる喘ぎ声に集中できなくてイライラしてしまう。
”新妻”なんて苗字なんで女性なのか?と楽しい妄想も繰り広げるも出てきたのはもっさいヒゲ面の男だった!?
セクハラおやじな発言や、その対応にオロオロしたり…

2

意地悪しないでお兄ちゃん 小説

小中大豆  陸裕千景子 

あんまりすぐに読めてしまった。

まず、血のつながらない兄弟がOKなこと、
男っぽく成長しちゃったカラダで受けでもOKなこと、
2点が大丈夫なら楽しく軽く読めるのではないかと思います。
あと兄がちょっと(←?)、粘着執着気味です。

最初「中立」にしてたんですが…面白いことは面白かったので。
この作品、あんまりにも早く、アレっという間に話が落ちちゃったのと、
ブリーフ萌えってほかの作家の作品でもついこないだ読んだ気が…

2

意地悪しないでお兄ちゃん 小説

小中大豆  陸裕千景子 

禁忌的なシリアスさはなしの甘いラブコメ

血の繋がらない兄弟というのもありましたが、禁忌的な雰囲気は特になく、ぶっ飛んだ兄と、それすら許してしまう弟の甘いラブコメでした。
サクッと読めて、かわいいなぁと萌えたので萌の評価です。
兄の常軌を逸する行動にやや引きましたがまあ弟が幸せならいいのかなぁと思いつつ読み進められました。
入れ替わりものとあったのでもう少しボリュームのあるはなしかな、と思っていたのですが本当にサクッと読めてしまって…

1

意地悪しないでお兄ちゃん 小説

小中大豆  陸裕千景子 

腹黒お兄様の華麗なる?計画とは?

義兄弟ものの禁忌感のまったく皆無のラブコメものでした。
娯楽作と言って差し支えないくらい切なさ皆無で純粋に楽しめる1冊だと思います。
子供の頃は天使かと思える可愛い女の子に間違えられる美貌の受け様が次第に大人になるに
従って男らしく凛々しい顔つきに成長していくのですが受け様はそれがコンプレックス。

その理由は母親の再婚で義兄になった兄が子供の頃は女の子みたいで可愛いと
言ってくれてい…

2

意地悪しないでお兄ちゃん 小説

小中大豆  陸裕千景子 

楽しい1冊

初読み作者さんです。
あまぁ~い作品で、安心して楽しんで読むことができました。
たまには、
こういう作品もオアシスのような存在で貴重ですね。

展開、設定、どこも好みの作品でした。
兄弟もので、お兄ちゃん大好き!という作品なので、
ショタぽい作品は苦手なので、心配したのですが、
受である唯は、男っぽくなってしまったという設定なので、
問題なく読むことができました。

大好きな…

3

意地悪しないでお兄ちゃん 小説

小中大豆  陸裕千景子 

おっかしい、この兄弟!

貴公子然とした、しかし実はド変態な義兄と(一人称『私』がキいてます)、
長身イケメンながら野暮ったく、超ブラコンで天然な弟。
「変人」を全面に出さず、しかし言葉の端々からアレ?なんかこの人らおかしいと思わせ、
そこはかとない可笑しみを誘う書き方が、絶妙に面白かったです♪


内容としては、大学生の唯が、5年ぶりにアメリカから帰国した義理の兄・千流(ちづる)と
一緒に住むことになる。

7

意地悪しないでお兄ちゃん 小説

小中大豆  陸裕千景子 

バカップル兄弟

小中大豆さんの3冊目は血のつながらない兄弟モノのラブコメ。
この陸裕さんのカバーイラストに色々な鍵が隠されていて、読み終わった後に見るとまた楽しい♪
呆れかえるほどのブラコンを超越したラブっぷりからくる物語展開が実に楽しい1冊となりました。
主人公も、主人公の兄も中々にいいキャラでしたよv

母親の再婚で兄弟になった兄の千流(ちづる)と、母の連れ子の唯。
女の子みたいに可愛かった唯は兄…

7

指先がすれ違う 小説

小中大豆  陵クミコ 

もうちょっと早く素直になれていたら

最初読み始めた時はこれどうなるんだろう??と思ったけどうまく丸まってたと思う。
入社当初から同期の溝呂木が好きな小塚。
後輩が好きな溝呂木。
社員旅行で寝てる後輩にキスしてる所を見てしまい、口止めとして嫌がらせする。
ある日セフレとホテルを出た所を溝呂木に見られ、そのままホテルに連れ込まれて犯される。
そして逆に脅されるようになるが…。
小塚が性格悪いとは思わなかったです。
実は後輩…

2

極道と愛を乞う犬 小説

小中大豆  タカツキノボル 

憐れなワンコが最後の最後で幸せに~

ヤクザ社会を背景にした受け様にとってはかなりハードで痛い展開のお話です。
読みはじめは軽いノリなのかと思って読み進めると、どんどんきな臭くなる。
男女問わずのヒモ暮らしをしていた受け様が、半同棲みたいになっていた遊が
実はヤクザの組長の男で、前にハメ撮りした画像が組長の手に渡り、それを理由に
落とし前をつけてもらうと、無理やりヤクザの組長である攻め様のマンションへ
連れ込まれ、男相手でも…

9

指先がすれ違う 小説

小中大豆  陵クミコ 

不器用で臆病な男たち

受の片想いものということで購入いたしました。

小塚(受)は入社当時から営業部で同期のライバル・溝呂木(攻)に想いを寄せていた。しかしながら、小塚は過去に恋愛に失敗しトラウマを持っている。溝呂木に対する想いは“恋”ではなく“憧れ”であり、ノンケやゲイには手を出すこともないし、本気で人を好きにならないと線引きをしています。とはいいながら、社内での溝呂木の彼女の噂や、後輩の桜庭の存在に嫉妬心を抱い…

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