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官能小説家とAV監督と言う、ある意味同業者みたいな二人が隣人になり、
互いにいい影響を受けながら、ちょっと誤解と擦れ違いがあったりしつつも
まるで新婚家庭みたいな甘くてほのぼのした幸せを手に入れるまでのお話。
官能小説家とデビューしてから5年目になる蓮田は脳内エロは充実しているけれど
実はピュアピュアましっ白な童貞処女。
書く事が大好きで官能小説を初めて読んでその衝撃から自分でも書くようになった
筋金入りの物書きさん。
引っ越してきたばかりのアパートでいざ小説を書こうと思っても筆が進まない、
その原因が隣室から聞えるあられもない喘ぎ声、昼夜を問わず聞こえる官能的な声、
同じ官能でも今自分が書こうとしている内容とは違った喘ぎのせいで身が入らない。
しかし、その喘ぎ声が実はAVビデオでお隣さんは有名なAV監督だと知り、
初めは絶倫なエロオヤジのヤクザものかと思っていた顔に似合わない新妻と言う
名前の隣人と次第に交流を持つようになり、二人で飲んだ日に酔ったはずみで
関係を結ぶが、新妻は本気で好きで恋人になって欲しいと告げる。
全てが始めの尽くしの経験でオタオタする蓮田ですが、いざ自分も好きだと気がついた時
隣室に姿を見せる綺麗な男から新妻の恋人だと言われ遊ばれていると告げられ
それでも新妻を信じようとした時に更に信じきれないようなことが持ち上がり
切ない恋に苦しむ蓮田。
全て誤解でハッピーな展開になるお話で、その後は新婚家庭のような甘さ漂う
作品に仕上がっていました。
このお話の攻め・受けは、AV監督×官能小説家で、ワイルド系×生真面目。
そして受けのライバル役が綺麗系のお兄さん(ゲイビデオモデル)。
そんな人々のお話なので、どんなにエロエロしい変態的な話かと思いきや、攻め・受けの二人は、共に仕事に誇りと熱意のある、真っ当な二人でした。
なのでなんか……、途中からただの映画監督×小説家の話になっていた気がしないでもない……
そして攻めのキャラにもう少しパンチが欲しかった気がしてしまいました。
ワイルド系なのに、意外と肝心要のところで抜かってたりヘタレてたりするので、リスクマネジメントは大事ですよって言ってあげたい。
そんな気持ちにさせられました。
童貞なのに官能小説家な受と、エロビ監督のお話w
しかも相手はなんと新妻!?
設定もあることながら名前の勘違い、すれ違い
もろもろ含めて面白かったです。
ストーリー的にも重たくなりすぎないのが良い。
これが新妻・・・
勘違いしたカワイイコの使い方が最後ちょっとあれでしたね。
や、いいんだけどさ。
この子はこの子で幸せになっていただきたい。
というか、AV男優ありきでそっちの話が読んでみたい!
と、おもうのは私だけか・・(笑
だってメインの二人は、エロ作家とエロ映像家のわりに・・という
性格があいまってピュアなんだもの。
小中さんらしい、読みやすい文章と
少々の笑いありでライトめなお話。
ただ、せっかくピュアでまっさらで
エロ小説家だけに、頭でっかちにエロ情報はあるんだろうけど
しょっっぱなからエロ単語ふりまきつつの濡れ場はいかがなものか
何度もいうようだが、せっかく純情ピュアなら
それなりの恥じらいがあったらもっと萌えたのになと
おもう今日このごろでございました。
題名も題字フォントもコメディを予感させる本作に、前作のあの愉快な話を思いだし、
また面白いお話なのかな?と期待したこの本。
マンションに引っ越ししてきた官能作家だが、仕事中隣の部屋から漏れ聞こえる喘ぎ声に集中できなくてイライラしてしまう。
”新妻”なんて苗字なんで女性なのか?と楽しい妄想も繰り広げるも出てきたのはもっさいヒゲ面の男だった!?
セクハラおやじな発言や、その対応にオロオロしたりする主人公の姿など入りはコメディっぽいのに、その後に待っている恋愛展開は実はとても誠実なもの。
物語の進行につれて、え?え? と驚きつつ・・・実はとっても王道なお隣さんモノでした。
主人公の官能作家・祐輝、高校生の頃から書いていて大学の時に賞を撮ったのがきっかけでデビューした、官能小説オタク(笑)
そのせいか、ずっと彼女なしの童貞。
引っ越しで挨拶に行っても全然留守のお隣の名字が”新妻”と知り、妄想して勝手に巨乳の女性とか想像しているあたり、彼に小説のネタはつきないようですw
現在は別のペンネームだけど、デビューまでが”ベラドンナ虎夫”思わず吹きだしました(爆)
導入部分の彼の妄想や、あたふたする様が実はコメディタッチだったのですよね。
一方隣の新妻さんは、一般映画も撮ってるAV監督。
最初怖そうなもっさいヒゲ面で現れるのですが、綺麗な身なりをするとイケメン。
部屋がかたづけらなくて汚くて、いつもお腹を空かせていて、祐輝が面倒見がよくて綺麗好きなので、おかずをあげたのをきっかけにお礼にAVあげたり食事に誘ったり、そこで全然最初の印象と違った真面目な人柄が見えてくるのです。
本当に恋愛的にはベタすぎるほどの王道。
同じモノ造りをする同士だけに、祐輝の前向きな姿勢に新妻が自分の本当にやりたいことの情熱を思いださせられて好きになる。
酔った勢いで祐輝が抱かれてしまい、悩んで返事ができないでいるうちに現れる当て馬。
それに動揺するが、祐輝の決断と新妻の真実の告白で、めでたし。
すれ違う時は、ちゃんと新妻が仕事で出張という側にいないシチュを作り、祐輝サイドで進行しやすいようになっている。
このギャップに、悪くないのですが、やはりルビー品質だったという印象。
新妻がいい人すぎたかもしれない。
嫌がらせの大音量で「チ○ポ汁出ちゃう」を聞かせるくらいだから、もうちょっとアクがあったら楽しかったのかな~って思わなくもないんですよ。
でも、上手くできているお話でしたよ。
官能小説家の祐樹が引っ越した先の隣の部屋から聞こえてくるアエギ声!!
実は隣に住んでいたのは「新妻」さんで、見た目も本当に新妻のような裸エプロン。
(勿論タンクトップにホットパンツを穿いてましたが)
その人と一緒に強面の男性も住んでるみたい…
一向にその声は途切れることなく聞こえてきて。
編集さんからもらったオヤツを御裾分けと称して、
軽く苦情を言おうと訪ねて行くと、出てきたのは強面の男性。
そこで初めて「新妻」さんを勘違いしてたことに気付くのです。
実はこの強面の男性こそが新妻さんで、AV監督をしてるという。
そして新妻さんと間違えてた男性はAV男優。
ある意味自分と同業者のような関係。
そこから2人が近づいて行き結ばれるのです。
が、「遊ばれてる」と忠告してくるのが最初に勘違いしたAV男優。
長い間、新妻さんと仕事したりプライベートでも仲の良い関係だったけど
1度も体を繋げたことはない。
だけどお互いが、いい親友だと思っていたのは新妻さんだけ。
相手はずっとそういう意味での好意を抱いてた。
なのに急に現れた祐樹といい関係になったと知った途端、
今までの気持ちの行きようがなく、意地悪しちゃったんだね。
こればっかりはしょうがないけど、早くいい人みつけてね。
誤解も解けてラブラブに!!
はい、祐樹こそが新妻になったようなお話でした。