聡明な第3皇子×隠れΩの偽装花嫁の、皇宮オメガバース!

小説

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皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~

ouji to itsuwari no hanayome koukyu omegaverse

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表題作皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~

州舜,27歳,第3皇子・α(之人)
紅怜藍,21歳,老舗の薬舗の若旦那・Ω(几子)

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

皇帝家と幼いΩの従弟の縁談を阻止したい大商人家の長男の怜藍。ところが従弟を迎えにきた使者(実は縁談相手の皇子)に聡明さを買われた怜藍は、Ωの振りをして嫁に来て欲しいと乞われて…。

作品情報

作品名
皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~
著者
小中大豆 
イラスト
二駒レイム 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784041066829
4

(161)

(68)

萌々

(54)

(26)

中立

(8)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
18
得点
642
評価数
161
平均
4 / 5
神率
42.2%

レビュー投稿数18

中華風宮廷オメガバース物語

表紙の妖艶な表情の二人と、小中先生作品だということに惹かれ、読んでみました。
なんと、小中先生初めてのオメガバースなのですね。

中華風オメガバースで、基本的なストーリーとしては王道かなと。
そこに小中先生ならではの展開や設定のスパイスがピリリと効いていて、夢中で読める物語でした◎

第二の性もアルファ、オメガといった呼び名ではなく、中華風の世界観に合わせて之人(=α)、几子(=Ω)となっています。

宮中の陰謀とか、Ωであることを隠して嫁ぐ主人公の秘密がいつどのようにバレてしまうのか、といったハラハラ感から一気読み。

ここは個人的な好みなのですが、せっかくの素敵な第3皇子攻め、州舜がヒートにあてられて怜藍(受)との初セッッになだれ込んじゃうのは、残念だったかな…展開的にはオメガバあるあるだと思うんですが、州舜の初恋相手に起こった事件と同じことを、自分が加害者として行ってしまう、というのは、なんとも残念な感じがしてしまって;
もちろんその時には怜藍は州舜を愛していたので、本当の意味で無理やり、ではないのですが。

自分が一番好きで萌えるシチュエーションが、「受けにつれなくされても、攻めがとにかく受けを追いかける」というものなので、受→攻への想いが中心だとそこまで萌えきれないのだな、と自己分析。。

ただ、ストーリーは”さすが小中先生!”という面白さなので、ちょっと捻くれていて頭が良くて美人な受け様が好きな方なんかに、とてもオススメできる作品ではないかと☺︎

二駒レイム先生の挿絵が美しく、目も癒される中華風宮廷オメガバースでした・:*+.

1

No Title

これが小中先生の初中華、初オメガバース。
初ですか、、、めっちゃくちゃよかった!

・お薬を扱う設定が最後まで生きている
・怜藍と州舜の再会シーンにキュン
・ふたりのやりとりが見ていておもしろい
・怜藍が州舜の前では素直になれなくて、いや、逆 に素が出ちゃってる?のがかわいくて、それをあ たたかく受け止める州舜が最高♡
・どこまでも優しい州舜が最高♡
・羅達というわかりやすい悪役がいるのも良い
・鏡の登場、ナイス!
・怜藍が”押しかけ女房”しちゃうシーンが最高♡
もうあのシーン読めただけで満足です♡

レイム先生の、ちゃんと男性なのにむっちり太ももの怜藍もたまらんです!


1

犬がかわいい

犬について
犬が痛めつけられる描写があります(死にません)

本編について
小中大豆さんの他作品を何冊か読んで面白かったので購入しました。
出会いから結婚までの展開はとても好みでした。攻めが好きな子をからかいたい・いじりたくなるタイプなのもよかったです。
儀式やしきたりなどの描写は少しありましたが、宮中での生活がほとんど描かれていないので、タイトルにある「皇宮」の要素はあまり感じられませんでした。
また中盤以降駆け足に感じたので、もう少しメイン二人の描写があればよかったなと思いました。

1

「さよなら、運命の人」と同じく、α(之人)とΩ(几子)は男にしかない性。

 αに襲われてからトラウマで外出が困難になった従弟の代わりに第三皇子に嫁ぐ話。
 途中出てくる女官たちが、まさにこれだから女は、を表したような性格。怜藍の芯が強かったから胸糞にならずに済んだ。
 三人のαに襲われかけ、怜藍のフェロモンにあてられてたスシュンと慰めセックスする。その時のスシュンが嫉妬してるようなセリフを口走るところが好き。
 ほんの少しミステリーちっくな展開あり。

 挿絵のキャラクターの顔がカエルみたいな絵柄で苦手。
 中盤あたりでパタッと挿絵がなくなる。

0

話の流れがうまい!

作家買い

ルビー文庫なので
それほどの文字数がない
そんな中
オメガバース、
中華設定と
説明することは多いはずなのに
それを
いかにもな説明されてる感を抱かさず
状況なりを
すんなり理解できた
しかも随所に伏線まであり
無駄がない文章だなという印象を受けました

攻め、受け共に
賢い者同士の会話が
小気味よく
それが切なさも生むんですが
とてもよかった

アルファとオメガ表記に
漢字があてられているので
これが世界観を壊さなくてよい
けども
時々読み方なんだっけ?と
なったりもした

1

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