花小蒔朔衣さんのレビュー一覧

臆病者は初恋にとまどう 小説

みとう鈴梨  花小蒔朔衣 

純な攻と遊び人な受

初読み作者さんだったのですが、
あらすじの遊び人と朴念仁という組み合わせに惹かれて
購入しました。
あとがきで知ったのですが、ルチル文庫では初めての発表とのことでした。

人違いで見知らぬ男、秋季に殴られた、射手谷。
秋季は、自分の大切な妹が射手谷と結婚しようとしていると勘違いしており、
そんな男が、男とラブホに入っていたので、浮気をしていると勘違いしたのでした。
そして、射手谷は…

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誰のために泣くの 小説

坂井朱生  花小蒔朔衣 

めんどくさい二人

この作家さんの作品は、個人的にはかなり当たり外れがあると思っている人ですね。
そして今回の作品はと言えば、ハズレ気味の部類なんでしょうかね。
幼なじみで、親同士の柵があって、尚且つ自分の思いを素直に表せない主役二人。
互いに不器用だと思えばそれまでのお話なのですが、共鳴するには不足気味。

内容は、幼なじみと言うよりは、使用人の子供と主筋の子供が親の都合で面倒見る側と
観られる側って雰…

3

誰のために泣くの 小説

坂井朱生  花小蒔朔衣 

総てが微妙・・・

「朝を待つあいだに」のシリーズが好きだったので、新刊出るたびに購入していましたが、この作家さん、合わないかも~って思った作品でした。

受様の未也は、幼いころから好きだった攻様以外は全く眼中に無くて、都合のいいように扱われても(欲望処理と食事係)一緒にいられるなら、他の女がいても耐えられるという健気な受様です。
一方攻様は、大学進学で上京した受様の面倒を見るという役目を負わされて、その代償に…

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