一馬友巳さんのレビュー一覧

この愛、売ります 小説

妃川螢  一馬友巳 

札束で頬を叩いてみたいものです

攻・汐崎エンタープライズ副社長 汐崎秀之
受・愛人業 相葉哉都
大学時代の同級生ですが、当時は互いの名前を知っている程度。
20代後半。

突然の訪問。
イキナリの暴言。
汐崎との再会は誤解を下地に平行線の会話から始まります。

兄が哉都を愛人として囲っていると思い込んで乗り込んできた汐崎は、「兄とは別れろ」の一点張りです。
哉都が「違う」と言っても聞き入れない。
実は大学時…

4

有栖川家の花嫁 小説

雪代鞠絵  一馬友巳 

「慈悲をくれ、愛してるんだ…」

この作品は神の中でも神だと思います。姫を雪代鞠絵さんと引き合わせてくれた作品です!

まずはあらすじを軽く…
旧華族の流れを汲む有栖川家の当主・誉(ほまれ)との結婚が決まっていた真野水晶(あきら)の姉が失踪してしまったことから物語は始まる。見つからない姉の身代わりとされる水晶、それは一切の花嫁の役割をすべてこなさなくてはならなくて…

とあらすじだけ書くとなんだ、よくある話じゃ~んとお思…

3

初恋エトセトラ 小説

高野真名  一馬友巳 

「修ちゃん~」って何回呼ぶの???

純愛:☆☆☆
H度:☆☆☆
オススメ:☆☆☆
登場人物 受:安藤槇(突っ走りがちな高校生) 攻:修吾(完璧な生徒会長)
学園LOVEものです。
天然高校生槇くんの「修ちゃん~~」って、いちいち呼ぶところがカワイイ。
前半は槇くんの告白から恋人関係にやきもきしている部分が描かれてますが、後半はHシーンが多いかもというか長いかも。
甘い喘ぎで「修ちゃん」って、何回書かれてるんだろう。と思…

0

恋愛小説家の初恋 小説

結城瑛朱  一馬友巳 

地に足ついてる感が絶妙

結城先生は前作も読みましたが、一見王道のお話を書いているように見えてちょっと味わいが違います。
ちゃんとキャラが生きてるというか、キャラは地に足ついているんだけど、設定はBLちっくで夢見がちな部分があるので、そこらへんの釣り合いが読んでくれる人の層を広げているのかな、と思ったり…。
あたし的には設定ももうちょっとBL的な道からそれちゃっても楽しめるんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうね…

2

恋愛小説家の初恋 小説

結城瑛朱  一馬友巳 

二人の恋の始まりは

今回は出版社の編集者と
デビュー作以来スランプの小説家のお話です。

「ごっこ」から始めた二人の恋が本当の恋愛になるまで。

受様は男ばかりの六人兄弟の末っ子。
ぼんやりした性格で昔からドイルや乱歩の小説が好きで
大学時代に書き上げて投稿したミステリ小説が出版社に拾われて
執筆業の世界に飛び込みます。

しかし卒業同時に1冊本を出し、
その直後2本の短編を雑誌に書いてから

2

恋愛調教 小説

しいな貴生  一馬友巳 

元々ゲイ同士のラブラブカップルn[gただし変態だけど

調教は調教でも「恋愛調教」ӂこのタイトルが中身をよくあらわしていると思います。

攻めが受けとやりたいがために無理やりとかじゃなく、二人は恋人同士なので調教と言っても合意のもと。
プレイなのですd

だから、色々と責めたてられてはいますが受けもそれほど積極的に嫌がらないんですよd

しかも物語は攻め受けが既に付き合っている状態からスタート。しかもお互いがお互いに出会う前からゲイなので、その辺の葛藤...

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絢爛たる黒豹 小説

石原ひな子  一馬友巳 

ヤクザものの鉄板

慶仁会会長・神崎が、銃で撃たれ死亡したニュースをTVで知った龍田。もう30年ほど神崎の愛人をしている龍田の母。とは言っても、龍田の実父は別の人間で、血の繋がりはないけれど、小さな頃から可愛がってもらっただけに、最期のお別れはしたいと屋敷へと向かう龍田。
そこで出会ってしまった(ま・さ・に、出会っちゃったんですよねぇ……)神崎の末っ子・九鬼。九鬼の母は、神崎の本妻でしたが、龍田の母に略奪されちゃっ…

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絢爛たる黒豹 小説

石原ひな子  一馬友巳 

最後まで意地を張り合っている二人でした

龍田の母と内縁関係にあった暴力団の会長・神崎が拳銃で撃たれ死亡します。
龍田にとって神崎は父のような存在だったため、最後のお別れをしようと神崎の実家を訪れますが、そこで神崎と本妻の子であるヤクザの九鬼に遭遇します。
九鬼はカタギの龍田を弟に仕立て上げ、常に傍に置くことで後継問題のトラブルを回避しようと目論みますが、それを龍田に断られると気に入らないとばかりに強引に凌辱してしまいます。

九…

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