宇宮有芽さんのレビュー一覧

闇夜の情動 小説

宇宮有芽  香坂あきほ 

吸血鬼もの

吸血鬼ものです。
ある田舎に吸血鬼な一族があって、吸血鬼と血を提供する供血者が共に育てられる、という設定。
吸血鬼は攻めで供血者が受けです。
血を吸われるたびにエッチな気分になってしまう受けは悩んでいる。攻めは受けに執着してラブラブだし、エッチなことをしたがるんだけど、受けは「このままじゃいけない、いつか攻めも結婚しなきゃだし」みたいなことを考えている。
とくに大きな事件は起きなくて、ひたすら設定…

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不埒な恋のゆくえ 小説

宇宮有芽  香坂あきほ 

軸がブレ過ぎ感

LiLi文庫さんそろそろ帯コピーが欲しいな~~と思うんですが、どうなのか。
帯コピーに釣られて買う事が多い自分としてはやはり帯コピーは欲しい、欲しいぞおおお!

さて作品なんですが、うーん、内容的には学生時代の友人の集まりから始まり、税理士の里見〔受〕と尾上〔攻〕は級友なんですが仲は良くない。
お互いに仲は良くないんだけど、学生時代に2人も同じネットゲームに参加していて、尾上は「タイガー」…

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不埒な恋のゆくえ 小説

宇宮有芽  香坂あきほ 

裏表紙の「秘密」が気になり購入

友人の結婚話から、それぞれの恋愛話になっていく訳ですが、
大我には忘れられない人が!!
それはネットゲームで知り合った「りみ」という人間。
大我はその「りみ」に恋をして、「りみ」も大我に…
実はその「りみ」こそ里見のこと!!
里見の方も、相手が誰だかは知らなかったのですが、
大我が大学で喋っているのを聞いて気づきます。
しかし今更名乗り出ることもできずに、
ネット上で2人の関係は続…

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神狼の妻恋い 小説

宇宮有芽  六芦かえで 

ケモミミ&モフモフ尻尾の攻めサマヽ(*´∀`)ノ

システムエンジニアの匠(受け)はおばあちゃんっ子で、その祖母が倒れて手術する事になった。
祖母は神社の管理を家系に生まれた為に長年巫女を務め、今では山に住んでいる。
祖母の頼みで家の様子を見に山へ行った匠。
山には祠がある。
実は匠は幼い頃、この祠の近くで神隠しにあった。
それは祖母も同じで、祖母は十六歳で神隠しにあい、帰ってきた時には記憶を失い、父親の分からない子どもを身ごもっていた。…

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百貨店恋愛事情 小説

宇宮有芽  カワイチハル 

タイトルにひかれて

百貨店っていう単語の響きにちょっとひかれて読んでみました。
良くも悪くも最近のルビー文庫っぽくてサクサク読める展開とストーリー。
同じ百貨店でそれも別の宝飾店店長の間での恋愛。
年齢もそう離れてないし、城島[攻]もいきなりではあるけど強引俺様なタイプじゃないので結構可愛いカップルだなと思っちゃいました。
百貨店でのセールや、やっかいな客やストーカーもどきの客までいたりしますが、その辺の描写…

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恋色アシンメトリー 小説

宇宮有芽  くしながひろむ 

無神経攻!

フィギュアスケート物は初めてで、テレビの冬季五輪で見る位の知識しか無いんですが特に専門的に分かりにくい部分は無かったです。

元五輪銀メダリスト朝比奈[攻]と一時期は活躍していたものの怪我等で伸び悩み21歳でスケートを止めた昌紀[受]はかつては5年付き合った恋人同士だったのですが、朝比奈の態度が原因で昌紀から離れて行きます。
しかし別れるのも当然で、何せ別れ話をしようと待ち合わせた場所にも朝…

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ずっと甘い腕の中 ~迷い猫の憂鬱~ 小説

宇宮有芽  みずかねりょう 

黙っているから話が進む

事情があって家を出なくてはならなくなった社員が、寮に入ったところそこで起きる怪奇現象!
霊感のある彼は怖くて眠れなくて、面倒見のよい部長と呼ばれる管理人室に住む男の部屋にしばしばやっかいになるうちに好きになってしまって。
何だか唐突な展開に、何を考えているのかわからない攻め様。
受けちゃんは、男性同士を見ていて知っているとはいえ、いきなり誘い受けしてしまう積極ぶり。
”迷い猫”と銘打ってい…

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キスの代償 小説

宇宮有芽  葛井美鳥 

変な話

同人誌で好きだった作家さんの本なので手に取ったんですが、これは微妙すぎる。受けも攻めも理解できない、共感できない話でした。残念。

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熱情のシークエンス 小説

宇宮有芽  幸田真希 

記憶喪失物

記憶喪失物は好きなんですが、これは微妙。
もどかしいばっかりで乗り切れませんでした。

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恋色アシンメトリー 小説

宇宮有芽  くしながひろむ 

がっかり

元フィギュアスケート選手という設定ですが、別のスポーツに置き換えても充分、通用してしまうような話で、がっかりしました。主役の二人も、どちらにも感情移入できなかったし、どちらも好きになれないタイプ。イラストも、あまり二十代という雰囲気でもなく、ちぐはぐな本でした。宇宮さんは、もどかしい切なさが楽しめる作家さんだけど、これはそのもどかしさがイライラするだけで楽しめなかったのが残念です。

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