音理雄さんのレビュー一覧

キスはあぶないレッスンの始まり 小説

音理雄  西村しゅうこ 

萌と中立の半分位

音理雄さんの初単行本だそうです。

主人公の緑[受]は3兄弟の末っ子で三流高校に通っているヤンキーまではいかないけど喧嘩っぱやくて勉強は全くしないそんなタイプ。
長男は天然でのんびり屋だけどどうやら頭は悪くないらしい。
次男の葵は完全な優等生エリートタイプで容姿端麗頭脳明晰でエリート高校に通ってます。
勉強を禄にせず追試になった緑は、葵とのやりとりから何とかしてみせる!と豪語し、それを切…

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キスはあぶないレッスンの始まり 小説

音理雄  西村しゅうこ 

お仕置きって程でも;;

【慇懃無礼なバイ×ヤンチャ】
優秀な次男(生徒会長)の依頼で攻(副会長)が、受(三男)の家庭教師をすることに。
攻→次男 だったのが、 攻→三男 へ。 

家庭教師でお仕置き、なのは好みの設定。
受は嫌がるけどつい感じちゃって・・・みたいな(笑)
でも、お仕置きといっても、キスとお触り程度。
もっとエロエ~ロ~なお仕置きを期待してただけに、盛り下がりw
(ノンケにとっては充分なお仕…

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立ち読み禁止! 小説

音理雄  いさか十五郎 

作中作を読んでみたい

エプロン王子と呼ばれるクールな書店員が受。出版社の営業の男と、常連客の年下の男(正体はマンガ家)に同時期に迫られる。出版社の営業には丁重にお断りし、常連の男にはかなり冷たい態度をとってるんだけど、本命は常連の男のほうです。
出版社の営業はスマートな大人だけど、常連の男は泣き虫でヘタレな大型犬で、一生懸命なところがかわいくて愛しく思えてくる。←ここらへん、受の気持ちに同化! 素直で駆け引きを知らず…

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立ち読み禁止! 小説

音理雄  いさか十五郎 

現実より物語の方が好き・・・瑛久の気持ちがよくわかる

「お仕事ください」がなかなか面白かったので、読んでみました。
今度は“面白い”展開ではありませんでした。
そういう意味では、熱血もの?でしょうか?

ただひたすら“本が好き”なブックアドバイザー瑛久は、現実の世界よりお話の世界にリアルを感じるような内向的な人間です。
そんな彼を好きだと言う出版社の営業・由里と、書店の客・日比野に挟まれた瑛久が現実の世界も魅力的だと知るまでのお話です。

2

お仕事ください! 小説

音理雄  花本安嗣 

ヤクザと天使

リストラされた慎一は
下町の活版印刷所の営業として面接にいったら
そこは元ヤクザが経営する印刷所で・・・

と、いうお話。


あれよあれよと、ぽぉっとしてる間に
社員として採用されてしまう慎一。

元若頭だった黒川とほか元舎弟2名。
どっからどーみてもヤクザな印刷所で
慎一は、自分の役割を見つけていくんですよね。

慎一は天然で素直ないい子。
あまりにも純粋すぎて私…

3

立ち読み禁止! 小説

音理雄  いさか十五郎 

思いっきりなヘタレワンコなのに結構スゴイ?

中々エロが出てこなくてヤキモキヤキモキ・・・・←そればっかりが目的じゃないんですが
でもですね、一言、面白かった!
ヘタレ純情男の日比野のキャラは、いさかさんのイラストがぴったりで、その日比野が自分の頭の中で泣いたり赤くなったりオロオロしたりと、動いていましたから、よい小説だったのだと思います。
そして何より、この日比野のキャラがとてもお気に入りになってしまって。

書店のアドバイザーを…

2

お仕事ください! 小説

音理雄  花本安嗣 

脇役強し!カンキチさん好きだぁー

先にドラマCDを聴いてあるのですが、やっぱり小説のほうが詳しい背景がわかってよろしかったです。

真面目だけれどパッとしない営業マン・藤咲の再就職先「黒川印刷」で巻き起こる、お仕事と近所付合いと、ヤクザと恋愛のお話です。

元ヤクザの印刷会社社長・黒川は、俺様中の俺様、対する藤咲はヘタレ中のヘタレと、王道な展開な訳で、お話が進むとともに黒川の別の面も見え隠れし、藤咲の方は自分の居場所を見つ…

2

お仕事ください! 小説

音理雄  花本安嗣 

天然受けちゃん炸裂

天然なおバカちゃんって、結構好みだと再認識。
ひとりでグルグルして完結しちゃう受けちゃんも、それはそれでいいんですが、何も考えず、楽~な気分で読めるっていうのも、貴重な存在だなぁ~と。
天然とはいえど(天然だから?)、ちゃんと自分というものをしっかり持っているので、いくら脅かされようがすかされようが、ゴーイングマイウェイでございます。

押しが弱く営業の成績が上がらず、製薬会社をリストラさ…

4

極道ロマンチシズム 小説

音理雄 

きっちり回収されてます!

商業誌「お仕事ください!」の番外編・第二弾です。
前回のが温泉に行った話で、ギャグに終始してしまい、エロがなかった事を嘆かれてて次回こそは!ってあとがきにあったんですけど、今回はきっちりそれが反映されておりました。さすがです!

些細な事でけんかして、1週間も口をきいてない(=エッチしてない)黒川と藤咲。
まあ正直かなり原因が下品で、藤咲が腹を立てる気持ちもよくわかるんですけど、藤咲は寂し…

1

犯罪的ロマンス 小説

音理雄  ヒマワリソウヤ(日輪早夜) 

ホモ嫌いな受けの本心は?

ホモ嫌いのコンビ二バイトの受けが大人の男に懲らしめられて、その快感にハマっていって、恋に。
悪ガキみたいなツン多めの受けです。
攻めと受けの印象が嫌いと好きを行ったり来たりが凄かった話です。

専務取締役・高槻清司 大人ヘタレ攻め×コンビ二バイト・柏原歩(高校生)ツンデレ受け
歩がバイトしているコンビニは、ホモ用の大人のオモチャも普通の商品とは別に扱っている。
ホモ嫌いな歩は道具の整理…

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