音理雄さんのレビュー一覧

恋の勝負は負けられない! 小説

音理雄  青樹緫 

ハイテンション・ラブコメディ

主役の受けの明るくてたくましい性格は好きだし、たまに面白いところもあってプププッと吹きながら読んだんですが、全体的にはビミョーでした。
とくに初エッチがビミョーでした。
誘い受けは好きなんですが、バージンだったのにここまでノリノリで感じまくりだと、チガーウ!と思ってしまう。
やっぱ痛がったり恥ずかしがったりしてほしいw

応援合戦で演舞を見せてた男(攻め)に憧れて、転校してきた受け。
でもその憧れ…

0

お仕事ください! 小説

音理雄  花本安嗣 

ヤクザ攻めモノだけど地味←いい意味で

萌萌(MAX:萌萌萌:神に近い)
元若頭で零細印刷会社社長・黒川×リストラされて就活中・藤咲の、ドタバタほのぼの下町ラブ。

失業中の主人公・藤咲は中途採用の面接に来たはずなのに、目の前にいる男はどこからどうみてもヤのつくソッチ系。
更に厳つい顔の大仏へアー中年と、まるで売れないホスト(に見えなくもない)モヒカン青年が脇を固め、真っ当な人生を送ってきた平々凡々藤咲は顔面蒼白。
そしてわけ…

3

恋情に濡れる夜 小説

音理雄  乙里玲太朗 

負けず嫌いにも程がある

ツンデレ攻め、俺様攻め、鬼畜攻め、どれもあてはまりますが、一番ぴたりとはまるのは負けず嫌い攻めですね。
ほんとに好きって言わないし、愛情を見せようとしないし、Sっ気たっぷりな攻めです。

ノンケの新人バーテンダー・名村柊二(負けず嫌い攻め)×ゲイのバーテンダー・吉野悠也(意地っ張り受け) 高校の時の同級生
お店に新しく入った新人バーテンダーは、見かけはばっちり悠也の好みで、彼氏と別れたばか…

2

隙だらけの背中 小説

音理雄  川上ちけ 

つまんなかった

つまんなかったです。
内容が薄すぎて、読むのがつらかった。
文章も下手だし。

ストーリーは、美男の受がイケメンの部下にセクハラされ、その人を好きになって、でもそんな自分を認められず、それでもセックスしまくり、最後に『好き』と気づく、みたいな。
もうすぐ30歳になる社会人の思考とは思えず。その恋愛に対するにぶさに萌えも感じず。

0

犯罪的ロマンス 小説

音理雄  ヒマワリソウヤ(日輪早夜) 

地雷かと思いきや

いやはやヤラレタ。
ぶっちゃけ最初の数ページで『うわ…地雷踏んだ…』と思っちゃったんですよ。文章が下手だったし、ストーリーにも期待できそうになかったので。脈絡のないヤオイなドタバタ劇とセックスを読まされるのかしら…うう、と。
いい意味で裏切られました。文体には最後まで馴染めませんでしたが、良作でした。

主人公は高校生(受)。ありがちな、バカでヤンチャで向こう見ずな高校生です。
攻は、28歳の金持…

0

お仕事ください! 小説

音理雄  花本安嗣 

下町商店街のレトロな印刷屋が舞台の人情とlove

昭和レトロな下町商店街の元若頭が営む古い活版印刷屋。そこにうっかり就職してしまった、人のいい、どこかポヤヤンと天然直球気味の普通の青年。同僚は若頭を慕ってついてきたお世辞にも有能とは言えない元子分のおやじと若者。
そして、同じ商店街のじじばば達…。
ポイントをあげただけで、惹かれる要素がてんこ盛りのラブコメディは期待通りとても面白かったです。

なんとなく柔い、慎一の要領悪そうな風貌を「ウ…

9

いちばん優しい 小説

音理雄  日の出ハイム 

素直じゃない男

好きな気持ちが嵩じて…の行動が好転するか
暗転するかはその後の駆け引き次第です。
その点で言うとこの話の攻は手腕にも環境にも
恵まれたのではないかと。
決め手になったのは受の想いでしょうけどね。

日の出ハイムさんの挿絵が実に良く合った佳作です。

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