total review:285951today:123
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
30/30(合計:298件)
春田
popkan
ネタバレ
■感想 本作は「ルミノグラフ前・後編」「アンダー ザ フロア」「昼下がり憂鬱デリバリー」「咲き待ちの梅と読みかけの本」「フォーカスシフト」が収録されています。 春田さんの描く世界観はどれも個性があって大変面白く読ませて頂いています。 各作品ごとに異なる場面展開・キャラクター設定を楽しむことができる本は珍しいと思います。 また、専門的な知識を作品の中に絶妙に浸透させる手法にも目を見張ります。…
■プロローグ 初めは、ただの好奇心だけだったのに… 1年半前の夏の日、街頭で雑誌のモデルにスカウトされた三池 陸(みいけ りく)。 撮影の度に遅刻気味だった陸はある日、自身の勘違いから撮影時間に1時間も遅刻してしまう。 陸は、スカウトされた当時から仲良くしていた雑誌の副編集長である橋本 郁巳(はしもと いくみ)に謝りに行く。 郁巳は遅刻の事を咎めなかったが、些細な出来事をきっかけに郁巳に…
bonny
タイトル。表紙。そそられました。収録は四作品+一話目後日談。心理描写で仄めかすタイプですが、間を持たせた表現でなかなか色っぽい描写をされる方でした。 「ルミノグラフ」 大学生同士の微妙な距離感を描いた作品。就活中の岡本と写真に熱中している米津。二人が出会って徐々に知り合っていく過程で生まれる、友達という枠には収まらない、特別な「何か」。言葉では説明できない心の動きを、カメラという小道具を通し…
こうせき
はあぁぁぁぁ。どきどきしました! はじめての作家さんだったのですが、絵が好みだったので購入しました。 ファッション業界の題材ってこともあるのですが、服や髪型や顔など、いまどきの若者って感じがあってすごくかっこいいです。 表題作「気まぐれと甘噛み」が一冊の八割ほどを占めていて、その主人公のくみちゃんは恋愛対象が男であるゆえに人が苦手になった”対人恐怖症”というお話で、自分のパーソナルスペースに…
冬草
春田さんの2ndコミックス! 今作は、表題作の中編と短編2編、描き下ろしが収録されていて、 前作よりもBL色が濃くなっている上で 持ち前のスタイリッシュさは失われておらず、 読み手には嬉しい一冊となっております。 ○気まぐれと甘噛み 人気モデルのミケくん(攻め)と、 彼を見出したファッション誌副編集長くみちゃん(受け)の 正反対の性格のふたりが惹かれ合う恋の物語。 ミケく…
シティーボーイマガジン"popeye"は 好みの特集があると、時々購入する雑誌なのですが 春田さんが描く男の子たちを見たとき、そのスタイルから popeye男子だ!と思わず声を上げました。 春田さんの初コミックスは、4つの物語と描き下ろしから成る スタイリッシュな短編集です。 ○ルミノグラフ どんなことも好き嫌いなくある程度こなせそうな大学生岡本くんと …
キリヱ
表紙に惹かれて購入。 この作家さんの初めてのコミックスのようです。 絵は表紙よりも女性的で、お話は一つ以外はほぼキスとまりの可愛い感じなので、BLを読んだ!という感じではないのが正直な所。 普通のBL短編集なら物足りないという感想で終わりそうですが、この本がそれ以上に何か残るものがあるのは、たぶん自分と同じ雑貨好きなのではなかろうかという匂いがするからでしょう。 表紙から分かりますが、本文…
Krovopizza
作家さんの初コミックス。 中の絵は表紙より幼げで淡いタッチです。 表題作は、就活にやる気を出せない大学生が カメラマン志望の同級生と仲良くなることで 少しだけ毎日が楽しくなるという話。 キスや告白のシーンにうまく写真が使われていて 恋のドキドキ感が効果的に表現されています。 描き下ろしでも清い付き合いの二人だけど ホテルでちょっといい服着て撮影&キスするシーンは大人っぽ…