火崎勇さんのレビュー一覧

悪辣で優しい男 小説

火崎勇  稲荷家房之介 

ややこしい男の、どこにほれた!

悪辣で酷い男だけど、弱気です。強気の攻めのはずなのに、好きになってくれるはずがないと最初から及び腰。ああしたらよかったのだろうかといつも反省してます。
しかも、反省はまったくいかされず、事態は悪化の一途を。斐川とうまくいかず、斐川に似た顧客をつい口説いてしまい、余計話はややこしく。
斐川には、不破に遊びで抱かれたと勘違いされ、職場で避けられるし、顧客からは自分を愛しているといったのにと責められ…

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