猿和香ちみさんのレビュー一覧

社畜が恋して何が悪い! コミック

猿和香ちみ 

なかなかキュンとさせてくれる面白いラブコメです!

表紙の二人の目がイッちゃって見えますが、内容も概ねこんな感じ。
テンション高めのラブコメです!
前作の「いっそ声がなかったら」がとても好みだった事と、その前作のスピンオフである事から購入しました。
前作とはちょっと雰囲気が違いますが、これがなかなかキュンとさせてくれる面白くて可愛い作品でした。


内容です。
仕事は出来ないが、コミュ力抜群で皆から愛されている佐藤。
優秀すぎる大学…

5

いっそ声がなかったら コミック

猿和香ちみ 

相手を理解する難しさ

溺れているように見える表紙の子のこの苦しそうな感じと、"いっそ声がなかったら"のタイトルに興味を持ち、購入しました!!訳あり?複雑?こじれ?そういう作品が大好きな私笑。
"吃音"にスポットライトが当てられた作品はあまりないかなと思います。私自身、まだBL歴も浅く、読んだ本の数が少ないせいもありますが、初めて読みました。

吃音を気にする瑠莉(受)は、仕…

6

いっそ声がなかったら コミック

猿和香ちみ 

じっくりと楽しみたい作品

淡く印象的な表紙が気に入り購入しました!
私は本作を読み、吃音を初めて知りました。
心理描写が丁寧に描かれており、読みながら色々と勉強になる部分もありました。身構えずにたくさんの方に読んでいただきたいと思える作品でした。
エロは少ないのですが、その分テーマがしっかりしているので、充分楽しめます!
絵は描き込みが細かく、とても可愛いです。
一冊で完結しているので、じっくりと楽しみたい作品を…

8

いっそ声がなかったら コミック

猿和香ちみ 

優しさに泣きました

初読みの作者さんでしたが、先ずタイトルで惹かれました。そしてあらすじで「人の気持ちが分からないエリート×吃音コンプレックスの清掃員」との一文を読んで更に興味を持ちました!

よくある格差BLで、結ばれることで受けのコンプレックスが満たされるという単純な話では決してなくて
テーマとなる吃音について、当人や周囲の人の感情がとても丁寧に描かれてすごく良かったです!解りやすかったです。

高科さ…

14

いっそ声がなかったら コミック

猿和香ちみ 

受けが健気で可愛くて仕方ないです!!

受けが吃音という普通の設定の一つかと思いきや、奥が深くて凄く良かったです!
吃音に対する知識が全くなかったのですが、焦って言葉が出ないのではなく、言葉が出ないから焦るといったこと、水中で息をするような苦しさ、考えただけでも辛いだろうなと思ってしまいました。
感受性が豊かだからこそ、伝えられない歯痒さと戦いながら、それでも一生懸命で伝えることを諦めない受けは本当に偉い!!
そんな受けだからこそ…

17

いっそ声がなかったら コミック

猿和香ちみ 

なかなか良かった

吃音についての知識は皆無の私ですが、作家さんがとても丁寧に吃音について調べたうえで描かれているんだなというのが伝わったのでとても好感がもてました。
少なくとも、伝えたいことがあるのになかなか言葉が出てこないのってかわいいよね〜みたいな浅はかなノリで吃音を取り上げたのではないのだなと。

仕事はできるけど近寄りがたい雰囲気を放つエリートの高科(攻め)とその会社で清掃員として働く吃音持ちの瑠莉(…

15

いっそ声がなかったら コミック

猿和香ちみ 

感動

ちみ先生の作品は、透明感のあるすっきりとした風合いで大好きです。
優しく柔らかいものが積み重なって、しっかりと重みのあるようなイメージのお話。
涙がポロポロと止まりませんでした。
ある意味コミュ障同士の恋で、応援したくなります。

ルリ君が高階に憧れたきっかけは語られていますが、高階がなぜルリ君を好きになったのか、理由が描かれていればよかったかなぁ、と思います。
高階目線のお話が読みた…

10

いっそ声がなかったら コミック

猿和香ちみ 

可愛いぞーー!!

水中で息をしようとしてるみたいで、とても印象的な表紙ですよね。
吃音の方が、声を出したくても出せない状態を「水の中で息をする事に似てる」と作品内で描かれていました。
初見は「綺麗な表紙だな~」くらいの感覚でしたが、読み終えた後にもう一度この表紙を見ると、何だか胸に込み上げてくるものがある・・・。

と、かなり切なく痛々しい部分はあるのですが、それにも増して、あたたかく優しい作品でした。そし…

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