いっそ声がなかったら

isso koe ga nakattara

いっそ声がなかったら
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神39
  • 萌×227
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

54

レビュー数
11
得点
322
評価数
75
平均
4.3 / 5
神率
52%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
BL漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥628(税抜)  ¥679(税込)
ISBN
9784799737774

あらすじ

吃音(きつおん)に悩む清掃員の六瀬は、清掃先の会社で出会った
エリート社員・高科から目を離せずにいた。
大勢を前に流暢にプレゼンを行う高科の姿は自分の「憧れ」そのもの。
小さな片思いを育てていた中、高科の前で、
「けっけけけ、けっ結構ででです!!」吃音が出てしまって――!?

人の気持ちが分からない系エリート
×
吃音コンプレックスの清掃員。

コミュニケーションに問題のある2人が恋をする。
描き下ろしはあまあまトロトロHv

表題作いっそ声がなかったら

高科亨、瑠莉の清掃先の会社のエリート社員
六瀬瑠莉、吃音に悩む清掃員

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:おまけ漫画、あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数11

名前で呼んで

恋愛の物語を盛り上げる重要な要素「すれ違い」。
この物語は「言葉によるコミュニケーション」に問題がある二人が、どうやって思いを通じ合わせていくのかのお話。
同じビルで働いている、人の気持ちに対しての思いやりが足りないエリートの高科と、吃音のせいで人との接触を恐れていしまっている清掃員の六瀬。
お話としては、この二人が最終的にくっつくわけですが、高科の周囲には当然のように、彼と付き合いたいと思っている女子たちがいます。が、彼には無視されています。
六瀬も高科に憧れていますが、それが恋愛的な物なのか、単なる憧れなのかは無自覚です。
高科は六瀬の内面の無垢さに惹かれていきますが、、、。

言葉の重要さを描いたいい作品だと思います。
セックスの時に名前で呼んでほしいとか、なかなかエロくてよかったです。

1

雀影

セルフツッコミ
で、結局のところ、高科って覚醒ゲイだったの?無自覚ゲイだったの?
あまりにも自然にお付き合いになるから、どっちにしても高科がゲイじゃなきゃ納得がいかないよね。

瑠莉くんがいちいち可愛い!

読んだあとに気持ちがギュッてなりました。

この作品を通して吃音というものを知りましたが、こんなにも苦しいものなのですね。

瑠莉くんのひとつひとつの表情や動作が可愛くて、高科さんが好意を持ってしまったのもすごく同感しました♡

先にこちらのレビューを読んでいなかったら出会えなかった作品でした。
レビュアーのみなさまに感謝です♡

1

先のレビュアー様方に感謝!

これはきっと先のレビュアー様方のレビューが目に留まっていなかったら食わず嫌いして素通りしていただろうなと思います。

攻めがエリート設定ではあるんだけど、完ぺきなスーパー攻め様じゃないところが良かったです。
知識不足で程よく受けの子を傷付けてしまうような攻めだから、読む意味のあるお話に仕上がっているというか、攻めと一緒に読者も立ち止まれるというか。
“相手を思ってこそ”が裏目に出ることの方が実際は多いと思うんだけど、自分は相手を思って相手をちゃんと理解しているつもりだから見当違いなことを言っていたり押し付けになっていたりしても気付けなかったり。
人はそんなふうに“貴方を思ってこそ”を盾に暴走しがちなところがあるから。
本作は「吃音」という題材を使って、そこら辺のもどかしさに踏み込んでいるお話だったかなと思います。

言葉がすらすら出てきても難しいのに、言葉がどんどん消えていくような焦りを感じながらなんとか伝えたいと頑張る瑠璃を見ていると、こっちまで水の中でもがくような気分でした。
自分の吃音を気にしない高科に出会えて瑠璃はすごく嬉しかっただろうなと思うし、だからこそ高科が他の人達と同じように吃音について誤解をして自分に言ってくる言葉が余計に辛かっただろうなと思うし、高科に瑠璃の伝えたい言葉が伝わるまで本当にもどかしかったです。
自分だったらもういいやって逆ギレしてそうだなと思いながら読みました。
瑠璃だからこそ、高科にちゃんと伝わったんだろうなと思えます。

仕事はできるけど人間的にどーよ?って感じの高科のことを、高科の同僚や上司たちが気にかけて見守っている感じもあったかくて良かったなと思います。
完ぺきな人なんていなくて、誰しもが持ちつ持たれつですよね。
そういうお話が私は好きです。

真摯な印象の良作でした。
瑠璃が本当に可愛いので、私みたいに食わず嫌いしかけた人達にも是非一人でも多く読まれるといいなと思います!

あとこれは個人的な萌えポイントなんですが、敬語同士な二人が可愛くって萌えでした♡

【電子】ひかりTVブック版:修正-(描かれていない)、カバー下○、裏表紙×、電子限定描き下ろし(1p)付き

4

表紙を見ると涙が出ます。

吃音でうまく人と話せないため、人と距離を置いて生きてきた受けの瑠莉。

清掃員として働いている会社で攻めのUSBを拾ったことにより、2人は出会います。

攻めの亨は、瑠莉に自信を持って欲しいと思い、「落ち着いて話せば大丈夫」と吃音についてアドバイスをしたり、励ましたりしますが、実際瑠莉は、焦るから話せないのではなく、話せないから焦ってしまうので、その言葉に傷つきます。

吃音の人が感じている感覚を、表紙が物語っています。
読み終わってから再度表紙を見ると、涙が溢れました。

4

相手を理解する難しさ

溺れているように見える表紙の子のこの苦しそうな感じと、"いっそ声がなかったら"のタイトルに興味を持ち、購入しました!!訳あり?複雑?こじれ?そういう作品が大好きな私笑。
"吃音"にスポットライトが当てられた作品はあまりないかなと思います。私自身、まだBL歴も浅く、読んだ本の数が少ないせいもありますが、初めて読みました。

吃音を気にする瑠莉(受)は、仕事が出来ても無愛想な高科(攻)が勤める会社のビルの清掃員です。高科のUSBを拾う事で2人は接点を持ちます。なかなか理解されない吃音について、瑠莉自身の葛藤や、高科との考え方のズレもあり、周りに対しても高科に対しても遠慮しがちな瑠莉は泣いてばかりでしたが、歩み寄ろうとする高科の姿勢や、瑠莉自身も考え方を見直したり自ら変わりたいと思う気持ちで、2人はめでたく結ばれます(^^)エロシーンは少なめですので、期待していた方は物足りなさを感じるかも?でもお話の内容自体は、吃音がどう捉えられていて、実際はどうなのかなど興味深い内容なので、素敵な作品だなと私は思います(^^)/

☆瑠莉のお気に入りシーン
普段は無愛想ですが、瑠莉といる高科は穏やかで優しいため、高科に片思いをする同僚が瑠莉に嫉妬…気にする瑠莉は高科と距離を置こうとしますが、高科はむしろ彼女から瑠莉をかばい、その事で彼女が激怒して高科をビンタ(๑*Д*๑)!! この際2人を止める瑠莉が、吃りながらもすごく素敵です(^^)!!激怒した同僚に対しては、気持ちに理解を示しつつ、暴力は否定し、また高科に対しても、好意を無駄にするのは良くないと伝えながら、距離を置こうとした瑠莉自身の態度を悪かったと詫び高科との関係を修復します。喧嘩の仲裁は、どちらかに肩入れするとややこしくなるし、ましてや原因が自分だと、どう止めていいやら…。八方美人ではなく、高科と同僚の気持ちが分かるからこその瑠莉はお見事でした。
☆高科のお気に入りシーン
吃音の本を読む高科と、考え方の違いを実感してしまう瑠莉。気持ちを理解されなくて、泣いて高科の部屋を飛び出し、高科からの連絡を無視してしまいます。兄弟が吃音の同僚の助言もあり、再び瑠莉に会いに行く高科。高科は瑠莉へ、瑠莉の気持ちを理解できていないままに自分の考えを押し付けていた事を詫びます。そして吃音どうこうではなく、瑠莉を想う気持ちを伝えます。"瑠莉は本当は話をするのが好きなんだ"高科は瑠莉を理解してくれてるんだなって思いました(^^)高科ありがとうー!!同僚からの助言、大変興味深いので、そこも読んでいただきたいです!
☆キュンなシーン
普段は無愛想ですが、好意を寄せる相手には物凄く優しくて紳士的な高科!!無自覚無愛想笑?でも自分を特別扱いしてくれているようで、なんだか嬉しい(*´꒳`*)レジで注文に戸惑う瑠莉を後ろからそっと助ける高科…これは好きになる笑!!瑠莉が落とした本を預かる高科が、本を返すシーンがあって、"すみません"と伝える瑠莉に"こういうときは'ありがとう'で良い"と優しく話す高科…キュン(〃ω〃)

素敵なシーンいっぱいで大満足だったんですが、終盤両思いになってからHするんですけど、そこが私的には展開が急というか、あんなにモジモジ遠慮がちだった瑠莉が仲直りしてすぐカラダ許しちゃうんかいって思ってしまって笑、本編はHなしで、描き下ろしや番外編でじっくり描いて欲しかったかもと思ってしまって、萌2にさせていただきました。好みの問題ですので、すみません(>_<)お話の内容自体は素敵ですので読んでいただきです(^^)/

5

じっくりと楽しみたい作品

淡く印象的な表紙が気に入り購入しました!
私は本作を読み、吃音を初めて知りました。
心理描写が丁寧に描かれており、読みながら色々と勉強になる部分もありました。身構えずにたくさんの方に読んでいただきたいと思える作品でした。
エロは少ないのですが、その分テーマがしっかりしているので、充分楽しめます!
絵は描き込みが細かく、とても可愛いです。
一冊で完結しているので、じっくりと楽しみたい作品を探している方にオススメです!!

4

優しさに泣きました

初読みの作者さんでしたが、先ずタイトルで惹かれました。そしてあらすじで「人の気持ちが分からないエリート×吃音コンプレックスの清掃員」との一文を読んで更に興味を持ちました!

よくある格差BLで、結ばれることで受けのコンプレックスが満たされるという単純な話では決してなくて
テーマとなる吃音について、当人や周囲の人の感情がとても丁寧に描かれてすごく良かったです!解りやすかったです。

高科さんが瑠莉くんのコンプレックスを理解しようと勉強して 一緒に治そう!と持ちかけて険悪になってしまうところ、
高科さんの行動や気持ちはコンプレックスの根本を履き違えて理解してしまったからで 優しさ以外のなにものでもないんだけれど、
障がいやコンプレックスを持った人に対してやってしまうありがちな言動なのかなと思ったりしました。瑠莉くんも高科さんも、ちゃんと想いを伝えられて、互いを理解できて、仲直りできて良かったです。
コンプレックスをテーマにして、
瑠莉くんが内向的な性格になってしまうの仕方ないとして、高科さんも高科さんに好意を抱く女の子も突飛な性悪部分が社会人としてどうかなと思う所がありましたが(笑)
高科さんが瑠莉くんに言葉の意味はちゃんと伝わると言ってくれたり、
すみませんじゃなくてありがとうと、同じ五文字だからと教えてくれたり、バイオリンも諦めなくて良いと促してくれたり、
女の子は瑠莉くんの吃音を知って貶したけれど、勇気を出した瑠莉くんに歩み寄って声をかけて背中をさすってくれたり、
と、優しい部分を存分に見せてくれました!
きっとコンプレックス改善には至っていないだろうけども、明るい未来と優しいがいっぱい詰まっている一冊です。

タ行が言いにくいという瑠莉くんに名前を呼んでもらいたい高科さんが可愛かったです(*´꒳`*)

9

受けが健気で可愛くて仕方ないです!!

受けが吃音という普通の設定の一つかと思いきや、奥が深くて凄く良かったです!
吃音に対する知識が全くなかったのですが、焦って言葉が出ないのではなく、言葉が出ないから焦るといったこと、水中で息をするような苦しさ、考えただけでも辛いだろうなと思ってしまいました。
感受性が豊かだからこそ、伝えられない歯痒さと戦いながら、それでも一生懸命で伝えることを諦めない受けは本当に偉い!!
そんな受けだからこそ攻めの心を開くことができたのだと思います。
対する攻めは、言葉は使えるけれど、言葉足らずで無自覚に人を傷つけてしまったり、凄く対照的な2人でした。
吃音が治る治らないですれ違ってしまうくだりは、安易に大丈夫という攻めにイラッとさせられ、受けの気持ちを思うと胸が痛かったです。。
でも攻めもちゃんと向き合おうとしていたんだなと思って、溜飲を下げましたが。
人に想い伝えようとする気持ちの大切さのようなものを感じさせられました。
そしてなんと言っても受けが本当に健気で可愛い!!
清掃員をやっていて綺麗好きだからか、USBを渡す時や雨の日に攻めの手をふきふきしてあげてるのが可愛くて仕方なかったです。
口元も可愛くて、攻めがふにふにしたくなる気持ちが分かります!
作者様も会社員なのかお仕事風景もリアルな感じで良かったです。
ミーティングをミーテと略していたのはちょっと面白かったです。
ただ、お互い「好き」と直接的な言葉では言い合っていなくて、それが敢えてなのか、たまたまなのか。。
もっと続きが読みたいと思うような心に響く良作でした!

8

なかなか良かった

吃音についての知識は皆無の私ですが、作家さんがとても丁寧に吃音について調べたうえで描かれているんだなというのが伝わったのでとても好感がもてました。
少なくとも、伝えたいことがあるのになかなか言葉が出てこないのってかわいいよね〜みたいな浅はかなノリで吃音を取り上げたのではないのだなと。

仕事はできるけど近寄りがたい雰囲気を放つエリートの高科(攻め)とその会社で清掃員として働く吃音持ちの瑠莉(受け)という組み合わせです。
高科の落し物を瑠莉が拾ったことから二人が仲良くなって…という始まり。

吃音持ちの瑠莉は豊かな感受性の持ち主で、伝えたいことがいっぱいある。
それだけに伝えたい時に言葉が出てこないもどかしさや焦り、水中で息をするかのような苦しさが丁寧に描かれているので吃音について知らなかった私でもその辛さが良くわかりました。

対する攻めの高科は表情も言葉も足りないというか、それらは必要最低限でいいと考えているような節があって、社内でのコミュニケーションも必要最低限ですませているような人。
瑠莉に嫌味を言う高科狙いの女性を、他の人もいる前で面と向かってバッサリ切り捨てるようなところもありますし、(まぁこの女性が清々しいほどお花畑で頭が沸いてるような嫌なやつなので、ざまぁ!と思ったけど)清掃直後の会議室に入った際「あ、すみません。」とか「あ、どうも。」みたいなちょっとした言葉をかけず、清掃員をガン無視をしちゃう高科ってどうなの?って思ったのも事実。

吃音で言葉に苦労してる瑠莉と、言葉には不自由していないのに別の意味で言葉が不自由な高科という「言葉」に関する二人の対比が印象的でした。

だけど、だからこそ、そんな男が瑠莉に対して言葉が少ないながらも「言葉の意味は伝わっている。」と伝えるシーンや、「すみません」「ありがとうございます」に関するやり取りのシーンが、とっても際立っていいなぁと感じました。
で、またその言葉が琴線に触れた瑠莉がポロポロ泣いちゃう姿が可愛いんです、これが。瑠莉は言葉に苦労してるけど、それを補うかのように表情がとても豊かで素直で可愛いんです。
そして描き下ろしでは、「すみません」の代わりに「ありがとう」が出てくるようになった瑠莉が描かれていて良かったと思います。

吃音について勉強した高科が瑠莉を傷つけてしまうシーンは苦しいものがあったけど、その理由がそれか!みたいな。でもとっても大事なことですよね。
だから瑠莉を泣かせてコンニャローと思ったけど、許す!

できれば描き下ろしあたりで、高科視点のお話が読んでみたかったです。高科から見た瑠莉、瑠莉に惹かれていった理由を高科視点で読めればベストでした。

11

感動

ちみ先生の作品は、透明感のあるすっきりとした風合いで大好きです。
優しく柔らかいものが積み重なって、しっかりと重みのあるようなイメージのお話。
涙がポロポロと止まりませんでした。
ある意味コミュ障同士の恋で、応援したくなります。

ルリ君が高階に憧れたきっかけは語られていますが、高階がなぜルリ君を好きになったのか、理由が描かれていればよかったかなぁ、と思います。
高階目線のお話が読みたいです。

6

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ