岩本薫さんのレビュー一覧

碧の王子 Prince of Silva 小説

岩本薫  蓮川愛 

気になる展開だけど物足りない

新シリーズの1作目だとは知らずに読み始めてしまったので読み終えた後に
?マークが飛び交ってしまい、もう少しで趣味じゃないボタンを押してしまう所でした。
1作目と言う事で今後の展開へのプロローグ編と言う感じでしょうか。

名家シウヴァ家のお家事情から始まり、次期当主が不遇の事故で亡くなり、
跡継ぎ問題で、10年前に日本人と駆け落ちした亡き娘の遺児である蓮が後継者として
生まれた時から暮ら…

9

花嫁執事 小説

岩本薫  佐々成美 

深く考えずに楽しんじゃおう!

花嫁スキーの腐友からの借り物。
「花嫁もの?へっ?!」とか言っちゃう場合も多いのですが、
これは意外に良かった。

だまし討ちのように不本意な男嫁にされて……、というのは
BLの王道。

最初の30ページくらいで話は殆ど読めるし、
ツッコミどころも色々あるんだけれど、全体には楽しく読みました。

傲岸不遜な青年実業家と、清潔で心優しくきまじめな執事。
幼なじみで主従、本場英国…

9

碧の王子 Prince of Silva 小説

岩本薫  蓮川愛 

波瀾はこれから

まさに「ザ・ものがたり」の始まりです。
南米アマゾンで育った少年が主人公。舞台も南米の小国という設定。
褐色肌かと思ったら、日本×ヨーロッパ系の混血ですし、相手も日系でヨーロッパ系混じりということで、アマゾンの描写以外は貧富の差があるとはいえ今のところセレブな生活が中心で人も風景も外国っていうだけで余り南米の匂いがしないのがちょっと残念かな?

南米の小国エストラニオで大統領とは違うが強大…

10

征服者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

恋シリーズ続編!日本人カップルのアダルトラブ‼

恋シリーズ第二作目。書き下ろしの『征服者の恋』は、お馴染み『ロッセリーニ家の息子』シリーズのリンク作品になっています。

今回もロッセリーニ家が絡んでくるなら、外国人とのカップルかと思いきや、日本人同士カップル、しかもかなりの大人カップル&年の差ありと、美味しい設定で好きでした。

内容は強引な建築家•塚原×美人メガネな建設会社社長•尚史の大人カップルのお話です。
尚史がゲイで塚原がバツ…

3

独裁者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

王道年の差ゴージャスラブストーリー‼ リンク本です

大好きな『ロッセリーニの息子』シリーズのリンク作品です。そのシリーズでも『捕獲者』の主人公成宮がこの作品でも大切な役割で登場しています。今作の主役カップル、サイモンは成宮の恋人の親友でもあり、『捕獲者』では少しだけ登場しています。2人の絡みも今作の見所です。細かい詳細を分かっていた方がより楽しめますが、あまり気にならなければ本編単独でも楽しめる作品だと思います。

今回のお話は、作家さんが、年…

1

S級執事の花嫁レッスン 小説

岩本薫  志水ゆき 

英国執事アラブで惑う

舞台はアラブ、でも内容は英国執事とその執事に教育される花嫁ものです。
主役は没落名家の御曹司が父の代理で訪れたパーティーでアラブの王族に見初められ
その王族の日本語教師として中東の国へ赴く事から始まります。
しかし、その日本語教師と言うのは嘘で莉央を見初めた王族の花嫁にするために
中東の国へおびき寄せる罠だったりします。

直ぐに真実を知る事になり、ゲイの王族の花嫁なんてお断りと思って…

7

独裁者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

俺様

映画関係の仕事につきたいと思って専門学校に通う水瀬は、祖父の映画のDVD化のために来日したイギリス人名家当主・サイモンの通訳のバイトをすることに。
俺様外人攻めってあんまり好きでもなかったけど、2人の祖父が親友同士で、そのつながりで小さいころに出会っていたとか水瀬の祖父が亡くなってから異国から金銭援助をしていたとかの設定は萌えます。
最初はサイモンに冷たくされて嫌だったのに、睡眠不足の水瀬を見…

0

絶対者の恋 (下) 小説

岩本薫  蓮川愛 

下巻はアシュラフと和輝

上巻後半からアシュラフと和輝の話になります。
公務で忙しく国を離れられないラシードに代わりアシュラフが和輝を誘ってシャムスへ赴きます。
シャムスにはアシュラフの妹、マリカが嫁いでいました。
シャムス国王の妹、レイラー、アシュラフの母、と女性の登場が多かったかな?
和輝は相変わらず学習能力なしの跳ねっ返りです。
2度ほど危ない目に遭い、また・・・。
アシュラフの心配は堪えませんね(笑)

1

絶対者の恋 (上) 小説

岩本薫  蓮川愛 

上巻は桂一とラシード

上下巻あわせてカバーが秀逸です。
もちろん、本文の挿絵も素敵~♪
カバーとは反対で上巻は、桂一とラシードを中心に話が進みます。
桂一は気遣いの人だから、実家へ赴いてくれたり和輝を気遣ってくれるアシュラフ殿下に感謝の気持ちがいっぱいいっぱい。
それをわかっていても、そのあたりを棚に上げて嫉妬するラシード。
年下の恋人はブラコンです(笑)
桂一の前では大人ぶっているラシードがアシュラフや和…

1

華恋 コミック

山田シロ  岩本薫 

矜持か欲望か

 実は、帯に書かれている「矜持か欲望か」という言葉に惹かれて買いました。
それに、このカバーの二人もどこか意味深いものがある様に思ったのです。

 柾は、父の死で、ずっと疎遠になっていた実家、藤代組へと帰ります。

 そこでは、かつて自分の気持ちを隠すことができなかった相手である、戒がいます。むしろ、家を出たあの頃よりもさらに艶が増したような…。

 鬼島と戒は柾にその思いを諦め…

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