久能千明さんのレビュー一覧

タイトロープダンサー STAGE5 小説

久能千明  沖麻実也 

最終巻なのにその後が気になる!

遂に最終章もフィナーレです。

今回の大筋はグイドの救出と司令官の奪還。
そのためにそれぞれの特性を活かした作戦が練られ、決行されるのだが…。

最後ということで物語も終幕へ向けていろいろと収拾をつけなくてはいけなくて。
アクションシーンやらバトルシーンやら。
更には暗号解析やらの頭脳班もいて。

そんな中でなんといっても今回はやっぱりグイドの真実はなんとも印象深かったです。

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タイトロープダンサー STAGE4 小説

久能千明  沖麻実也 

早く彼に幸せになって欲しい。

最終章第4節。

死への恐怖の感情を大量に浴び倒れたカイ。
その恐怖の中から生還するためにガーネシャは手を貸して。
一方、サーシャと共に残った三四郎は作業員として潜入し調査を続けるのだが…。

今回のスタートはカイと三四郎バラバラのところから。
カイの能力がゆえにカイは倒れ。
今まで望んできたものの真の正体を見ることとなる。
それは思い描いていたような甘美なものではなく、初めて恐…

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タイトロープダンサー STAGE3 小説

久能千明  沖麻実也 

どうにもサーシャが気になりすぎる!!

最終章3巻目。

バサラとグイドの作戦に参加することになった三四郎とカイ。
しかし、三四郎とカイの意見は対立するばかりで。
それでも、納得の行かないカイは強引に押し切って…。

今回は潜入作戦会議と潜入後のアクションシーンがほとんどなので蜜月的内容は皆無と言ってもよいと思います。
三四郎とカイの関係も意見の対立を含め良好とばかりは言えず。
それでも、戦場では三四郎の意見が誰よりも頼…

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タイトロープダンサー STAGE2 小説

久能千明  沖麻実也 

駆け引きとせつなさと。

最終章第2巻の今回はジュール=ベルヌから離れた三四郎とカイが新たな場所でこの先どうしていくかを決めるまで。
三四郎にとっては懐かしく、読者にとっては新しい登場人物もたくさん登場しましたし、これまで本編に出てきていたあの人物が再び出てきたり。

三四郎とカイが向かった先にいたのは三四郎の古い仲間で黒幇のバサラ。
バサラはある計画に三四郎を入れたがって。
更に、そこには以前対峙したことのある…

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タイトロープダンサー STAGE1 小説

久能千明  沖麻実也 

「執着」というか「執念」というか…。

最終章の幕開けです。
ここからラスト5冊で1つのお話。

航行中だったジュール=ベルヌは漂流船を見つけて、三四郎とカイが探索に向かう。
探索を開始するが以上は見つからず、謎のメッセージを残し爆発してしまった。
クルーたちは通常業務に戻るが、三四郎が不審な動きを始め…。

きっかけは漂流船の中で見つけた暗号。
そして、行動を始める三四郎。
そんな三四郎の行動に違和感を覚えるカイ。

2

ファントム ペイン 小説

久能千明  沖麻実也 

ワタシの中のワタシと。

シリーズ8冊目。

前回は事件が起きたせいもあって有耶無耶になってしまっていたが、カイは自分の中の曖昧な記憶が解せない。
違和感を裏付けるような小さな種をいくつか拾ったカイは罠を仕掛ける。
そして、罠を前に三四郎の口から隠されていた真実が漏れ…。

今回は前々回の件を引っ張ってるカイが「イシス」と向き合うようになるまでのお話とでもいいましょうか。
イシスの件がバレたカイが引き起こす騒…

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ペルソナ ノングラータ 小説

久能千明  沖麻実也 

どこかせつない。

シリーズ7冊目。

前回のカイの退行事件を経て。
それをカイに悟られないようにするためにもと企画されたレクリエーション?
三四郎を凱に仕立て上げて通信を行おうとするのだが…。

双子の特性を活かしたお話でした。
カイの目を自分の中の違和感のようなものから遠ざけるための三四郎と凱の入れ替わりも。
捕らえられたはずの凱として三四郎が細胞レベルでコンピュータに認識されるゴーストのトリック…

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バロック・パール 小説

久能千明  沖麻実也 

わたしが抱えているもの、あなたが抱えていくもの。

シリーズ6冊目です。

前回の事件の後始末の徹底として、艦内の点検を行っていた三四郎とカイ。
無重力状態での作業から重力のある世界へと戻す際、その作用を理解しきっているはずのカイが飛んだ。
重力が戻り、大きく地面に叩きつけられることになったカイ。
そして、目覚めたカイはカイではなく…。

倒れて目覚めたカイは13歳の「イシス」で。
イシスはカイとはまるで正反対のように世間的に言われ…

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クリスタル・クラウン(下) 小説

久能千明  沖麻実也 

昏い執着と、明るい愛着と。

シリーズ5冊目。
今回は下巻です。

艦内で些細な諍いが急増でしていた。
あまりに不自然な増加に作為的なものを感じて調査し始めたクルーたち。
そんな中、三四郎がある男によって窮地に陥れられ―――。

上巻ラストで三四郎に距離を置きたいと告げられたカイ。
表面上は平然を装っているが、その内心はグラグラで。
自分でも予想以上に三四郎の拒絶に傷ついていて。
ただでさえ人が多くストレス…

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クリスタル・クラウン(上) 小説

久能千明  沖麻実也 

冷静と快楽の狭間で。

シリーズ4冊目。
今回は上下巻でお話が続きます。

前回の事件で欠員の出た分、新しく学者を乗せることになるのだがその人員は規定人数よりはるかに多く艦内で選抜を行うことになっていた。
その学者たちを統括するたに乗り込んできたのが凱。
三四郎の双子の弟だった。
そして、アーイシャといういう若き博士も乗り込んでいて…。

今回はメイン4人に加えて、凱とアーイシャが主に絡んできてました。

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