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11/30(合計:299件)
宮本佳野
こにしそる
ネタバレ
お金のために体を売る涼一と、それを買う高校教師佐倉のお話。 宮本さんの作品は売春がテーマになってるものがわりと多いのですが、涼一は影のある売りボーイというわけでなく、泣く泣く売春しているわけでもなければ性格も明るくて前向き。 こういう話だと体を売るほうの事情とか内面にスポットを当てるのがセオリーな気がしますが、これは買う側の佐倉がゲイであることによる生活面などに焦点があてられています。 …
秀香穂里 宮本佳野
東雲月虹
営業を経験後、転局試験を受け CMプランナー(兼ディレクター)として活躍し始める保坂ですが いちいち引っ掛かってくる2つ年下の風間が手掛けるCMに 秘かに惚れ込んでいました。 その風間がマンションの隣に引っ越して来て 部屋のスペアキーを取り違えるハプニングを機に 今迄知らなかった風間の素顔が垣間見られますが…。 保坂はゲイですが特定の相手は作らず その場限りの関係を楽しむような…
同棲をテーマに描いた短編集。様々なカップルが様々な理由で同棲するか、それに近い生活をしています。 どのお話もよかったけど、やはり表題作のスウィートテイルが一番インパクトがあって飛んでいて(?)好きでした。 二人ともまともな生活をしていないというか、これでいいのかな?いや、駄目だろ!とツッコミを入れたくなる、そのくらい駄目駄目です。 けどかわいい。ほんとに現実にこんな人がいたらろくでもない…
桜花寮トリロジーの続編と、作者さんのデビュー作など初期の短編が入った一冊。 「桜花寮トリロジー」ではけっこう曖昧に終わったカップリングが多かったのでその続きが読めるのかとおもったら・・・完全に前とは別のお話でした。なのでこれ一冊でも読めると思います。 しかし、これに入っていた二作もちょっとふわっとしたラストになっていて、カップリングとしてはスッキリしない終わりかたでした。 ダークファンタ…
まほまほ
RULES1巻を手に取り、キャラクター達の魅力とリアル感に引き込まれ2ndまで辿り着きました 晴れてカップルになったユキ×ヒカルと天鳥×トオル ユキが教え子との三角関係での罪悪感に耐えられずに失踪した後のお話です 一緒に暮らし始めた天鳥とトオルもお互いの我の強さでケンカばかりでトオルが出奔する始末 そして、天鳥にダンディなヒゲメンの影がちらつき... まっ何だかんだ仲直りしますけ…
榎田尤利 宮本佳野
カフェを舞台にしたお話で、一応シリーズものらしいですが、これ単品でも読めるお話です。 老舗カフェを継いだ水樹と、新規オープンしたカフェの店長篠宮の歳の差カップルです。篠宮は物腰が柔らかい紳士に見えてサディストというキャラクタ-。 ストーリーはカフェの経営や家族の問題を扱ったもので恋愛部分はちょっと薄めに感じましたが、水樹が意地っぱりですれた感じがするのに本当は優しく淋しがりで、水樹が暴れる…
いおかいつき 宮本佳野
攻め×攻めで仕事でも同期でライバル的存在の二人のお話。 二人とも顔がよく仕事ができて、互いをゲイと知っていて、いきつけのバーも同じで互いを牽制しています。 二人ともタチだしライバル心があるからこそ、互いを恋愛対象になんて見ることなかったのに、同じ人を好きになってから二人の関係は変わっていきます。 一見、一人の男性を取り合う三角関係に見えるけどそんなことはないんですよね。 攻め×攻めが好…
詩雪
…『HYDRA 5+6+7+8+9+10』レビューの続き なんて美しい表紙なんだろう。ジャケットは表裏1枚の絵でつながっていて、そこには佐藤もいます。『HYDRA 11』、ついに最終章・最終巻です。最初にここから書いてしまいますが、ラストに榎田尤利・英田サキ・愁堂れな・遠野春日の各作家様よりコメントがあります。実は読んでいて、気づいたら自分が涙していたのは見開き1頁のモノローグby YUUR…
…『HYDRA 1+2+3+4』レビューの続き 同人誌『HYDRA』5~10巻の再録集、約260頁。 さていつのまにやら表紙は左がヒトミ、右に平良です。このふたりの相性だって、実はかなりのものだと思うんですよね。たとえば竜には言えないような心中を、平良には言えちゃうヒトミ。ただ「竜とヒトミ」のふたりはソウルメイトのような、本人たちにしかわからない「なにか」でつながっているという感じがあって…
雀影
ハイドラから続いているこのシリーズ、ヒカルがもう31歳だから15年分の時間が流れているのか。 1は主にユキ編だったが、この2はユキに置いて行かれたヒカルの前に、新たな男・千尋が登場、ヒカルは千尋と関係を持つことで、改めてユキの不在とまだ愛していること、帰りを待っていることを強く感じて、そのために行動しようとしても何かと裏目に出てしまい、なかなかうまく行きません。 一方、アトリとトオルも衝突ばか…