桂生青依さんのレビュー一覧

きみは王子様の恋人 小説

桂生青依  タカツキノボル 

BL界…性悪男は、どこまで許されるか?

これは…田舎からはるばる上京してきた新卒サラリーマンが、
高校時代からの憧れの君を追いかけて、同じ会社に入社し…
意地悪も、冷たさも受け入れて、その愛を得ると言う、
童話「北風と太陽」のようなお話です。
…といえば、ほんわかとしたオフィスラブを想像するでしょう?
ところがコイツ、受様・美形先輩(羽住)の意地悪ってのが、ハンパじゃありません!
常識的な範囲じゃBLの意地悪ってのは、せいぜ…

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熱砂の恋縛 小説

桂生青依  藤井咲耶 

THE・アラブ

訳がわからないうちに王様のところに監禁され、陵辱の日々・・
いきなりそこから始まります。

一目惚れした!閉じ込めてエロ三昧!
傲慢だと思ってたけど実はいい人なんだ・・俺のこと守ってくれた・・
ずっと一緒にいよう。 ♪ハッピーエンド♪
みたいな感じです。

8割方エロで、内容は有って無いようなものです。安心のご都合主義。
エロ多めは好きだけど、私は受け攻めの関係性とかエロに至るま…

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理事長の甘い求愛 小説

桂生青依  みずかねりょう 

甘い甘い甘い

理事長代理×家庭科部部長。甘いお話で王道なお話。ひたすら甘い甘い。ご都合主義なシーン(例えばクリスマスケーキが一つ余ったシーンとか)もありますが、甘いもの好きな人にはいいかと。藍君は頑張り屋で可愛いです。理事長代理も洋菓子が苦手だが恋人に対してはベタ惚れなので、オカキなどの塩がきいたお菓子を食べたくなりました(苦笑)

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きみは王子様の恋人 小説

桂生青依  タカツキノボル 

大型忠犬。

会社の後輩である奈津川(攻め)から、毎日の様に想いを告げられる羽住(受け)。
羽住は昔、奈津川の受験勉強を見ていた事があり、それ以来奈津川は羽住を想い続け、彼と同じ会社へ入社してきたほどだった。

ひたすら受けを想い続ける忠犬の攻めです。
もう完全にワンコです。
すっごく健気でカワイイです。
そして受けはプライドも高く高飛車な性格。
攻めを大勢の人達の前で恥をかかせようと画策したりす…

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秘書は恋に焦がれる 小説

桂生青依  藤井咲耶 

話は王道、元彼が酷い奴で、今彼が極上の男というものです。

桂生さんの本は好きで殆ど読んでおり、どのお話も「好き!」でしたが、こちらの作品はすっごく、いただけなかった・・・。
タイトルにもある『恋に焦がれてる』感も薄い!

出会いは元彼の事が忘れられず、思い出の街で感傷に浸っていたら元彼と遭遇し、難癖をつけられ…そこを救ってくれたのが攻めのアレッシオ。好き放題言われっぱなしで、言い返すこともできない悠一に歯がゆさを覚え助けてくれるのだけど「好き放題言…

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淫らな愛のとりこ 小説

日向せいりょう  桂生青依 

強気な紳士×意地っ張り。

都内のホテルのロビーラウンジでで初めて出会ったオスカー(攻め)と景(受け)。
家具メーカーに勤める景は、ラウンジにある様々なテーブルや椅子を見て、中でも隣にあるテーブルと椅子があまりに素敵でずっと眺めていた。
そしてその隣に座っていたのがオスカー。
あまりに熱心に家具を見ていたので景に声を掛けてきた。
初対面の相手と話すのが苦手な景だが、不思議とオスカーとは話が弾んだ。
職場からの電話で…

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愛蝕 小説

桂生青依  北沢きょう 

ひょっとしてこれも一種のアホの子?(大人だけど)

う~ん、、何かヌるいんですよ。
主人公も登場人物も、その設定も。
予定調和な感じがありありと見えてしまって、何かひとつ掘り下げたものがあれば、それに面白さを見出すこともできたとは思うのですが。
重厚さを求めるわけじゃないですが、親への反抗心、元恋人との過去、事件、陰謀、などなどとおいしい設定がごろごとしているのにあれもこれもと欲張ったあげくにペラペラになっちゃいました感がいなめない。

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さみしがりな腕の中 小説

桂生青依  みずかねりょう 

割と王道かな

帯『やっぱりきみは気持ちがいいな。』

30代の会社社長宰堂[攻]と貧乏高校生実守[受]との王道…かな?
ベタ甘って訳じゃないですがまあ割と王道に近い感じの話だと思います。

両親を亡くし兄と二人暮らしの実守ですが、その兄がリストラされた影響でちょっとやさぐれて実守を置いて女性の元へと転がり込んでしまった為、実守はバイトを頑張ってギリギリの生活費で何とか暮らしてる状況。
その彼が宰堂宅…

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SWEET SWEET HOME 小説

桂生青依  木下けい子 

SWEET SWEET HOME ~ほのぼのきゅんきゅんな話~

絵買いでしたが、面白かったです。

父親にお世話になったから、と志方家に引き取られる高校生の早乙女知昌。子を産んだ時に亡くなった腹違いの姉の子である翼を引き取り育てる志方秀一郎。
表紙を見て子連れものかな、と思っていたのですが、翼が甥っ子ということで奥さんが亡くなっているとか、離婚したというような過去もなく、オーソドックスに秀一郎への思いを自覚した知昌の家族を続けていくことや進路への葛藤をメ…

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SWEET SWEET HOME 小説

桂生青依  木下けい子 

家族には恋人も含まれるのです

年上の男性と高校生の組み合わせ。
小説だとイラっとして余り好きでないカプリングが多いのですが、何だかこれは素直に読めてしまった。
あまつさえ、不覚にもキュンしてしまったり!?
よくよく考えるに、子供が出てたからなー。
5歳の幼稚園児v
父子家庭だからか、大人びて色々な事を我慢して我儘言わない子供。
それと、何と言っても木下けいこさんのイラスト!
これがまたぴったりで、木下漫画で読んで…

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