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17/21(合計:210件)
えすとえむ
C
「はたらけケンタウロス」はさっぱりした雰囲気でしたが、こちらは大人の雰囲気・空気描写のある作品です。 同人誌発表のお話をまとめたものなので、自由度も高く本当に好きで描いたんだなぁと感じるお話ばかりです。 性描写があるといってもどぎついものではなく、えすとえむさんの作品特有の映画のワンシーンを切り取ったようなざっくりエロです。 同じ時間を共有しても必ず別れが来る切なさを持って生きるケンタウ…
CHIHIROCK☆
ネタバレ
これ、すっごい好きです! 物語としてはハッピーエンドではないかもしれないけど...。 今更ですが、まあとにかく圧倒的な絵のうまさ。 そして、色んな符号が面白いです~。 さすが、といいますか。 イヴがモーリス(オリヴィエ)を好き過ぎて哀しい...。 もう、全てがハマった時、号泣でしたー(T_T) せめて、今のモーリスを好きになれたらよかったのに~とも 思いますが、でも、この物…
市川
ケンタウロス。 イギリスの某魔法学校の童話くらいでしか、その存在を認識したことはなかった。 ML(BL)ジャンルとコラボするとこんなにも存在感のある芸術作品になるのか!と目から鱗。 それも著者のえすとえむさんの力量の高さがあればこそ、一つの作品として仕上がっているのかもしれない。。 かの人の初期の作品は何となくbassoに似たものを感じていたが、 最近はそんなこともなく、 むしろこ…
雀影
絵が素晴らしい。 えすとえむさんの作品って、とにかく絵が素晴らしい。 画面構成が素晴らしい。 そして今回は、ハッピーエンドという名のアパートを舞台にした、アパートの住人達をモデルにしたお話。 小説家志望のルカは、編集者にハッピーエンドの話を書いてこいといわれますが、恋人に家を追い出され、住むところもなくハッピーエンドどころではありません。 そんなとき、偶然目についた入居者募集の張…
茶鬼
やはりこのお話もオムニバスだったのだが、単発で雑誌掲載時に読んでいた時より一冊になったほうがその味わいが深く、本来の主人公の関わり方がよくわかります。 それに一番最初の話しを読んでなかった人にはきっとただのハッピーエンド物語の短編でしかなかったとは思うのです。 しあわせ通りの突き当たりにあるアパートメント(ハッピーエンドアパートメント)が舞台。 男に捨てられ追い出された小説家志望のルカが…
葡萄瓜
異色だ異色だと言う声につい臍を曲げて 読まずに措いておりましたがふと気紛れに 手に取り、引き込まれる様に貪り読みました。 率直に申しますとこの一冊を貫いているのは JUNEの世界観ではあるまいか、と。 ただ美意識に基づいた物語がそこに在り、 そしてそれは能書を開陳される事なく 鑑賞されてゆくのです。 理詰めで愉しむべき一冊ではありますまい。 ただ語りに身を委ねて彷徨うべき…
さみな
えすとえむさんは好きといっても雑誌で見るだけ、ましてやケンタウロスは前作も読んでおらず未知の領域でした。 表紙と装丁に惹かれ、また初めて触れるジャンルということで購入しましたが、結論から言いますと大当たりです(笑) 最初はほのぼのから始まり、進むにつれ慣らされているかのように静かになっていき、ラストでは二人を残すように静寂が敷き詰められた、そんなイメージです。 最後の1ページからまた物語が始まる…
夜空の星
こちらは「cab vol.13」の付録(3周年記念特別小冊子)になります。 腰乃さん目当てで初めて購入してみました! ネタバレがあるため、未読の方はご注意下さい! さて内容ですが、 ■嶋二さん 「東京タワーに連れてって!!」(5ページ程) 青春プレイバックより3組のカップルが共演されている様です。 高所恐怖症の樋野が武智に抱きつき→武智固まる。 ど…
クレタコ
帯『ケンタウロスと恋をする-。』 同人誌作品を集めた一冊。 ケンタウロスが出てくる短編ですが、それだからかそれぞれ色んな世界観とカラーに満ちています。 各ストーリーも抜群に素敵なのですが、何より目を奪われるのはケンタウロスの走る姿の美しさ!その躍動感の素晴らしさと来たら素晴らしく美しいの一言! 自分は漫画は漫画が上手ければ画力はそれ程には気にしない方なのですが、流石にこの美しいフォ…
もこもこ
同人誌発表だった話を収録されているという事で、前作よりも制約のない自由度が高い気がします。 前半はとくに冒頭に収録されている作品は『はたらけ、ケンタウロス!』のノリに似ていて、テイストも軽めの可愛い恋愛といった雰囲気ですが、今作品はそういった軽いノリの作品ばかりではありません。 冒頭収録の話と、巻末3話にわたって描かれている話では、漂う雰囲気も全く違ったものになっていました。 まさに、私の苦…