total review:296876today:20
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
22/37(合計:362件)
今市子
ハイ爺
わたしがBLにハマって買い始めたのは2008年、でもこの作品に関しては2003年に購入してました。今先生はわたしにとって別格な漫画家さんなのです。(BL初心者にお勧めな作家かも?! このお話は文庫にもなってるみたい?)。 今さんが描くと、BLも人間ドラマになってしまう~~。「人間が描けている」なんて言い方がありますが、読み応えがあります。でも、萌えを求めると物足りないかな。 絵は独…
snowblack
ネタバレ
コミックから10編、小説から4編の番外編が納められている。 きっと、一つくらいはお好きな作品があるのでは?思うが、 私の好みで(笑)、2つご紹介…というより、それが目当てで入手しました。 ★「Wonderful Camp!」~「DEADLOCK」by 英田サキ ディック&ユウト、ロブ&ヨシュアの4人で週末に出かけたキャンプ地での話。 ロブはヨシュアとは喧嘩中、と言ってもヨシュ…
崎谷はるひ 今市子
雀影
この作品、後書きによると、受けがノンケなのが珍しくて、自分的チャレンジだったそう。 へえ、そうだったっけ? 崎谷先生、作品数多いから、気がつかなかったなぁ。 この作品、美久という女をはさんで、二股三股されちゃった男同士がうっかりくっついちゃうお話なので、美久と付き合っている(っていた)時点では、日下も阿東も二人ともゲイじゃない。 それが、美久へ対抗するうちにお互いに惹かれ合うようになっ…
鳩かなこ 今市子
大正浪漫「帝都万華鏡」シリーズの5冊目、 本編4冊は京介×琢磨、紘彦×春洋の2カップルの話でしたが 今回は番外編、春洋の兄の物語で、独立した話として読む事ができます。 栗原薫に「泉鏡花のような、といっては褒めすぎながら、現代のBL作家の持たぬ こってりとした味わい」と評された濃艶な文章が大きなの特徴の作者ですが、 シリーズ1冊目の「桜の頃を過ぎても」あたりは生煮え感があって かなり…
目薬
だいぶ前に読んだ時には崎谷作品として過大な期待をもって読んだものの、主人公の受け様のネガティブな性格も合いまってあまり好評化を抱きませんでした。 私は年に1度、読み返さないだろうと思われる数百冊の本を一気に処分するのですが…読み返すわけでもないのに毎年何故か捨てられない1冊でした。 そんなこんなで数年ぶりに読んだのですがこのしんみり感はいいですね。 なぜ素直に面白かったと思えないのに未練…
kirara
これは、とにかくレビューで『おかしな女が!』というのと、スピンオフ元(?)の『花がふってくる』が私はどうも今ひとつだったこともあり、なかなか手が伸びなかったんです。 機会があって思い切って読んでみたんですが、とにかく美久(メインCPの2人と第三者の男と三股掛けてた女)がどれだけ酷いんだ、と覚悟していたせいか『あ~、こんなもんか』という感じでした。 ただ、未読の方のために言っておきま…
今市子 橘みれい
けもけもぱぷ
今市子さんは好きなので購入。 ですが、好きとは言え、今市子さんのマンガって、ときどきよくわからないというか、それがナニ? みたいな理解不可能な展開があったりして、ファンとはいっても戸惑うことが多かったので、原作付きならそんなこともないかな、と思ったんですが、今市子さんはやっぱり今市子さんでした。 原作は未読ですが、ノリや雰囲気がすごく既視感があって、今市子さんが書くことに違和感がないと…
hiroe
文豪・泉鏡花を主人公にした帝都怪奇譚。 同作者の「百鬼夜行抄」や「幻月楼奇譚」のような、不思議で味わいのある物語三編と、おまけを収録。 BLかどうか微妙な気もしましたが、鏡花先生担当の新人編集者くんが、純粋に先生を崇拝していて、鏡花もそれを憎からず思ってるようだし。 三話目の御者は、絶対に坊っちゃまラブだと思うし。 ただ、鏡花のイメージは…自分の中では、日本画家の鏑木清方が描いた洒脱な…
あむり
ずっと読むかためらっておりました。 レビューでも、ためらうことも記載してあり、 表紙もちょっと地味かな・・・と思い、数年おいておりましたが、 このたびやっと、読みました。 ストーリーは、今さらだと思うので、触れませんが、 読んだあとの感想は、「こわっ!!」でした。 彼女がここまでしてしまった理由は何だろうか? 少しも彼女の弁が出て来ないので、本当におかしい人なのか、 何か深い理…
はじめはじめ
皆様の評価は高くありませんが、地味話好きの私は高評価です。 数ある崎谷作品の中でもベスト3に入ります。 決して涙脆くはない私がホロリとさせられました!! 読んでいてBLだという事を忘れてしまう位、淡々とした普通の話でした。ですが、何でだろ?妙に心に響くセリフがあるせいか、切なくなるんです。 同い歳の従兄弟・涼嗣(攻ノンケ)に長年片想いをしている秋祐(受ゲイ)。 作中に出てくる蛍の儚さが、秋祐と重…