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25/58(合計:578件)
火崎勇 佐々木久美子
M+M
ネタバレ
表題作と続編「僕もソレが欲しくなる」が収録されています。表題作より続編が1.5倍長いという珍しい構成です。どちらも須賀目線で話は進みます。 「アナタはソレを我慢出来ない」 88ページ。須賀はウブでちょっと天然なのんびり屋。高校卒業間近の夜、須賀(受け)は一堂(攻め)から告白されて受け入れます。それから1年、それなりにラブラブな二人ですが、一堂はバイトで忙しく頻繁に会えない。おまけに、一堂は…
桑原水菜 かわい恋 夢乃咲実 佐々木久美子
徹michi
3種のオムニバス小説。 タイトルからすると鬼の“恋”のお話。もしくは、鬼に恋するお話。 何れも、一緒になるという点では遠からずではあるのですが、恋ってどんなもんか?と考えてしまう1冊でした。 あらすじに書かれている“愛”の方が近しい気がします。 先のレビューでも述べられているように、幸せ色は多くありません。グロテスクでカナシイ終焉もありますし。 鬼のイメージからすると、そんなものかも…
榎田尤利 佐々木久美子
春咲
年下執事(候補)x主の主従カップル。 この作者様の作品は沢山は読んでないのですが、読み始めると止まらない魅力があります。 とにかくキャラが立ってて、寡黙で懐の深い年下見習い執事と我がままで潔癖症の主、またその二人をうまく操る(?)老執事のやり取りが絶妙です。 原田(見習い執事)の視点で読者も共感していくことができ、主の我がままや態度が読み進めていくうちにどんどん可愛く見えてくる。 個人的に…
佐々木久美子
御影
吾妻と辰巳は幼なじみで、吾妻は町医者の助手、辰巳は岡っ引きをそれぞれの生業にしています。そんなある日、吾妻が勤める町医者に、二人の幼なじみであり、音信不通であった黒重が患者として運ばれてきます。 昔は3人とも親友だったのに、黒重は盗賊の一味に成り果てているし、特に仲が良かったはずの吾妻ともぎくしゃくしているのです。 吾妻の起こした不幸な事件から、3人の関係は変わっていったと分かりま…
水壬楓子 佐々木久美子
snowblack
エスコートシリーズの文庫化、第4弾。 このシリーズ、一番感激した話は『ディール』なのだが カップルとして一番好きなのは、この二人。 人材派遣会社エスコートの社長・榎本と、 その叔父で国会議員の巽さん。 この人材派遣会社、普通の会社じゃないのは愛読者ならとうにご存知。 ホモだらけの、高級ガードマン派遣会社。 そこらへんは、あまり深く考えないほうがいいBLファンタジー(笑) …
ピピン
2005年に新書で出版された作品(雑誌掲載は2001年)の、文庫版での新装版になります。「エスコート」シリーズ4作目、ついにオーナー・榎本の登場です。 ハイレベルなボディガード部門を有する人材派遣会社のオーナー・榎本和佐。彼にはある秘密がある。17年間毎月5日に、国会議員・門真巽と身体を重ねる契約を結んでいるのだ。ある日、その巽からボディガード派遣の依頼がきて……。 <注意! ここから…
いおかいつき 佐々木久美子
渋茶
いおかさんの初期の小説で、なかなかスクープ記事が取れない新米記者、裕之の奮闘記。 見かねた先輩の如月にとある病院での医療ミスというネタを譲って貰ったのに、裕之は取材先の総合病院で初っぱなから正体モロバレとなるミスをしでかしてしまい、関係者に取材目当てと警戒されてしまう。 おまけに真相の鍵を握る医師・陣内が一目見て裕之を気に入ったようで、検査にかこつけたセクハラを仕掛けられてつきまとわれ…
鳩村衣杏 佐々木久美子
ふゆき
タイトルにとても惹かれて… 日下部は出世欲のある男だ。社長命令で、社長の個人的に思い入れのある青年を育てることになった。社長はこの青年を娘婿にするつもりだ。 日下部は、工場から本社へ異動になった水科を一人前に育て、ただの部長職ではなく取締役部長になるのが当面の目標だった。 ところが、水科はゲイでまた日下部もゲイだった。そして水科は部長に惚れてしまいカミングアウトするが、日下部も想いを募ら…
作者様があとがきにもありましたが、それほど「残り香」をテーマに感じませんでした。タバコは随所に出てくるのですけれどね。 序盤に、病院で目に包帯巻かれた村瀬(受け)がキスされる場面がでるのですが、そこで何が香るわけでもなく。まぁタバコ=恋人だとすると、最初から余りに限定されすぎてしまうかもしれませんが、 「ステイ・ノート」と「キャッチ・ノート」の二本立てです。記憶喪失から相思相愛に戻る「…
夜光花 佐々木久美子
碧暗い水
夜光さん買いです。 先の方がおっしゃるとおり、好き嫌い別れると思います。 癖のある攻めが好きで、そのような作品を探して読んでます。この作品も癖がありすぎてその点は期待を裏切りません。受けもなかなか芯のたつ変わり者です。 前半は三神(攻)も恵(受)もなかなかどぎつくて、萌える萌えない好き嫌いという認識ができず、人物像を掴むのに精一杯でした。 三神の母は、恵の父と不倫して息子を出産した有名女優…