フィフス

fifth

フィフス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
39
評価数
9
平均
4.4 / 5
神率
66.7%
著者
水壬楓子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
佐々木久美子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫L
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784344834989

あらすじ

人材派遣会社「エスコート」のオーナー・榎本と国会議員・門真の間には、秘密の契約関係がある。ある日、その門真から依頼がきて…。

表題作フィフス

門真巽,国会議員,46歳
榎本和佐,「エスコート」オーナー,32歳

同時収録作品スタンス

門真巽,国会議員,46歳
榎本和佐,「エスコート」オーナー,32歳

同時収録作品プレイス

門真巽,国会議員,46歳
榎本和佐,「エスコート」オーナー,32歳

同時収録作品セレクト

門真巽,国会議員,46歳
榎本和佐,「エスコート」オーナー,32歳

レビュー投稿数4

「今日も可愛いあなたの…

2005年に新書で出版された作品(雑誌掲載は2001年)の、文庫版での新装版になります。「エスコート」シリーズ4作目、ついにオーナー・榎本の登場です。

ハイレベルなボディガード部門を有する人材派遣会社のオーナー・榎本和佐。彼にはある秘密がある。17年間毎月5日に、国会議員・門真巽と身体を重ねる契約を結んでいるのだ。ある日、その巽からボディガード派遣の依頼がきて……。

<注意! ここから筆者のうっとうしい萌えがダダ漏れになります>
私は、この「フィフス」が好きで好きで、好き過ぎて生きているのがつらい、くらい好きです。
新書で読んだ当初はそれほどとは思いませんでした。また、「創立5年以上10年未満で、地上28階の自社ビルを建ててしまう、 世界をまたにかけるボディガード部門を持つ人材派遣会社って…ファンタジー」とも思っていました。しかし、他のBLを読むうちに「こういうBLは他にはなかなかない」とわかり、どんどん好きになりました。何度読み返したかわかりません。
「おじさま」です。
「おじさま」は、いいっ! 特に、飄々としていてスマートで人が良さげで優しそうなくせに、実は腹黒で鬼畜で意地悪で、でもやっぱり優しくて大人で甘くて、若い恋人を掌の上でコロコロ転がしちゃう、「おじさま」は最高です!! 
これほど、私を「おじさま萌え」にしてしまった原点が、この「フィフス」です。

「愛人契約」から、お互いどう動けばいいのかわからない二人の物語。
気持ちを探り合うことも、誘うことも、しない。
この関係を「終わらせたい」とは思っていない。でも、「いつかは終わるだろう」とは思っている。
そこへ、きっかけがふいに降ってきた、関係が終わるきっかけが。
「大丈夫。大丈夫だ―――、と。自分にくり返す。」その理由を自分の中に探そうとはしない。探さないのは何故なのか。
何かが降り積もっていく。降り積もって、降り積もって…、ある瞬間
…………
いやあ、たまらないです。大好きです。
読んでいて、ハッピーエンドの予感は最初からありましたが、落としどころの予想が、私は全然できなかったんです。「そうきたか!」という感じでした。
私が、作中、特に好きな場面は、唯一5日じゃなかった日、榎本が17歳の時に、巽の元に思わず駆けて行ってしまうシーンです。
母が死んだ晩。優しいキスに縋りつく腕。17年間で一度だけセックスをせずに一緒に寝た。腕の中でただ泣かせてもらった夜の記憶。
タイトルの「フィフス」は、「15歳の誕生日」、「毎月5日」、「五番目くらいの存在」と、「5」が重なっていくのです。

文庫版の書き下ろしは、「セレクト」。
新書版の最後の「プレイス」でありました、二人の携帯の使い方のお話の続きです。
榎本登場の携帯の第一声が、
「巽さん? 今日も可愛いあなたの和佐ですけど」
と、きました。
こんな軽口が叩けるくらい、二人の関係は進んであまあまになったってことですね。
榎本が可愛すぎて、呼吸するのもつらいです。
そして、今回の書き下ろしも、ツッコミどころはなぜか延清でした。


<以下蛇足>
今回、新装版が出るにあたって、私は「設定が時流に合わせて変えられてしまわないだろうか?」という不安にずっと悩まされておりました。
榎本の初体験が「15歳の誕生日」だからです。中学3年生です。
BLで、中学生の登場人物は、2000年代初期では通用していました。しかし、現代では厳しいみたいです。事実、新装版で出版される場合、高校生に書き直されることがあります。
もし書き直されてしまったら、「15歳の誕生日」という「5」が一つ減ってしまうのがイヤだったのです。そこが「萌え」なのに~
結果、
設定は変えられていませんでした! 神さま、作家さま、編集さま、ありがとうございます。

というわけで、「中学生」が地雷の方には、「地雷」です。ご注意を。

9

ピピン

>snowblackさま
コメントをありがとうございます。
数分差でのレビューアップでしたね。こんな偶然もあるんですね。
巽さん×榎本は、良すぎて、はあ、息をするのもつらいです。

>ココナッツさま
コメントをありがとうございます。
お待ちいただいたとのこと、うれしいです。
「レビューを上げたいけど、無理みたい…。だって、萌えが溢れすぎて文章にまとまらない~」と思っていました。なんとか書いてみました。
レビューって難しいです。
年齢設定はホント、私にとってはよかったです(号泣)

ココナッツ

ピピンさま

発売したのにピピンさまレビューされないのかしら…なんて、あれれ?と思っておりました。
レビューお待ちしておりました!
ピピンさまがずっとご心配されていた年齢設定ですが、変更がなくて本当良かったですよね(*^^*)
正直なところ、時流でわたしも無理なのかもと思っておりましたよー。

snowblack

ピピンさま、こんばんは。
レビューアップしたら、一足さきにピピンさまのレビューが……
いいですよね〜この二人。
「今日も可愛いあなたの和佐」には、私もニンマリしました!

タイトルはfifthだけれど、私にとっては一番目……

エスコートシリーズの文庫化、第4弾。
このシリーズ、一番感激した話は『ディール』なのだが
カップルとして一番好きなのは、この二人。
人材派遣会社エスコートの社長・榎本と、
その叔父で国会議員の巽さん。

この人材派遣会社、普通の会社じゃないのは愛読者ならとうにご存知。
ホモだらけの、高級ガードマン派遣会社。
そこらへんは、あまり深く考えないほうがいいBLファンタジー(笑)



叔父ー甥の禁断の関係に萌えるというよりは、
喰えないもの同士の純情、というのが、ツボ!

榎本が15歳の時に出会い、とある契約を交わし
それからずっと月に1日、体だけの関係を続けてきた二人。
それから17年、榎本は大人になり、巽の地位が上がり、
二人の関係が変わる時……

ああ、もうなんてかわいいんだ!二人とも。
いい年をした大人で悪魔の三角尻尾が生えていると言われる榎本の、
仕事仲間には絶対に見せない健気さも、
政界の大物で今や熟年の巽さんがどれほど榎本を可愛がっているかも、
読み直してもやっぱり萌えるし悶える。



お目当の書き下ろしは、北陸新幹線が走り(おお、NEW!)
選挙応援で金沢と長野に出かけた巽さんのお土産というお話。
なぜかそれを知っていたらしい榎本が、
ちょうどいいタイミングを見計らって巽さんにお電話……
(「今日も可愛いあなたの和佐ですけど」などと名乗ってるよ!)

おねだりした成果が大量に届いたエスコートでは
それを囲んでメンバーが顔を揃えて、ワイワイ……
ちょっとした同窓会気分の気楽なお話でした。

6

ピピン

snowblackさま、こんばんは。
うわあ、数分差でレビューを上げていたのですね。
すごい偶然です。
もーう、「フィフス」には、もだもだ悶えてしまいます~

やっぱりいいわぁvv

旧版の時からこのシリーズで1番好きなカップリングvv
勿論、2人の書下ろしが読みたくて購入です。

大人のズルさがこのストーリーには欠かせない。
子供にしては、いくら頭の回転が速くても、
やはりそれなりに人生の経験を積んだ大人には太刀打ちできない。
その大人に言いくるめられて関係を持つようになった叔父と甥ですが
17年という長い月日が2人を変えていく。

17年もの間、月に1度だけの逢瀬ってなんだかロマンティック(古っ?)
付かず離れず、お互いに相手もいただろうけどやっぱり最後はね。

もうこれで月に1度とは言わない関係になれたけど
いい歳した大人がそれにまだ慣れない雰囲気が初々しくてまた萌る。

ショートのストーリーでは
今までできなかった我ままな雰囲気で、それを甘やかす対応もこれまた萌vv
凄く良かった~。


あとがきに、この2人の新作が近々と書かれてました。
あらすじを読む限り不穏な空気です。
やっと幸せになれたんだから、誰も2人の邪魔しないでよぅ…。

3

snowblack

ん?新作のタイトルは『フィフティ』でしたね。
失礼いたしましたm(_ _)m

snowblack

カイさま、こんばんは!
いい歳したしかも他の場面では結構一筋縄ではいかない大人の初々しさ!
いいですよねー。

新作『フィフス』、9/30発売ですね。
文庫……ではなくて、もとのシリーズの新書版のようです。
どうも、巽さんの秘書から別れを迫られるようですよ?
どうする、和佐?!

ココナッツ

カイさま

うー、カイさまも神ですか!
買うか!d(^_^o)

フィフスだけどシリーズ4冊目

題名には別に意味があったのですが、4冊目だよね?って思わず確認してしまいました(汗)

満を持してのオーナー榎本が主役です!
毎回私のつたない予想を良い意味で外してくださるシリーズなのですが、この作品はまた意外でした。

今までの主役達を愉しげに見ていた榎本の相手は、国会議員である14歳年上の実の叔父です。しかも17年前の15歳から肉体関係にあるという展開にビックリでした!いやいやいや、色々問題あるでしょ!でも二人が良い雰囲気で素敵なんですよね。シリーズ4冊目ともなると似たような話になってしまいそうなところをガツンと吹き飛ばす1冊でした。

あと、中編の2番目の作品って今まではちょっとした擦れ違いや事件があるのを機にさらに絆を深める展開だったのですが、この「スタンス」では、巽がひたすら榎本は昔から可愛かったと回想している甘い話でそこも珍しく感じました。
箱根からの帰り道の車内4人のイラストも面白かったです。榎本と巽が組んでいる足を外側に向けているというのが素直じゃない二人の関係を示しているようで思わずニヤけてしまいました。

15歳の榎本を組み敷く巽の初エッチイラスト。私は初々しい榎本が可愛いと思ったのですが、未成年モノが苦手な方には痛々しく感じてしまうかもしれません。

1

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