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表題作エスコート

志岐由柾 遺産相続人としてガード依頼(32)
浅生ユカリ 「エスコート」の新米ガード(20)

その他の収録作品

  • イブ
  • トレーニング
  • あとがき

あらすじ

[幻冬舎ルチル文庫L]

ボディガードのユカリは、莫大な遺産を継ぐ傲慢な男・志岐由柾の護衛に任命され――!?リンクスロマンスの名作が待望の文庫化!!

作品情報

作品名
エスコート
著者
水壬楓子 
イラスト
佐々木久美子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫L
シリーズ
エスコート
発売日
電子発売日
ISBN
9784344831872
4

(6)

(1)

萌々

(4)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
24
評価数
6
平均
4 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数3

書き下ろしのために648円、でも後悔はしません!

書き下ろしのために買いました。

今作は新装版ということもあり、書き下ろしもついているだろうけれど、この二人だっていうことで買わないつもりでいました。
この二人の書き下ろしは別にいいかあと思っていました。
おまけにたとえ脇役で榎本や真城が出ていたとしても、買わないつもりでした。けれど水壬さんのサイトで「ディール」の律っちゃんと延清が出ますとあり、その場で購入決定しました。

延清の出番は少しですが、本っ当に良かったです!!
延清がいかに律っちゃんのことが好きかというのが改めて確認できたというのか、この二人、やっぱり好きだー!と思い知らされました。

本編は割愛して書き下ろしについて。簡単に話すと、ユカリの訓練に律が依頼者役として付き合います。もちろん指導するのは志岐です。まあ律を依頼者とした実地訓練なので何回も何回も訓練するわけです。
そこに待ちきれなくなった延清が登場します。

この流れが本当に好き!

こんな少ない出番ですが、買って良かったと心底思いました!
次回は確実に延清×律っちゃんの回です。
今回、書き下ろしがついたので次回も確実に書き下ろしがつくことでしょう!
楽しみすぎる!!

9

たまゆまま

ココナッツ様、初めまして!

「ディール」の本編小説のあとがきにて水壬先生が一作ごとに主人公が変わるので、初めてでも気にせずに読んで欲しいというようなことが書いてありましたので、大丈夫かと思います!
しかし「ディール」の方にも志岐とユカリは登場しますが、それなりに何となく二人に関しての説明は入っているので私も大丈夫かと思います(^^)

読んでみてこっちの二人も気になったら目を通してみようくらいでいいんじゃないかと思います~。

たまゆまま

snowblack 様!こんばんは。

「フィフス」の二人、いいですよね~。
当時、まさか榎本が受けだと分った時は本当に驚きでしたが、相手が巽さんで!
国会議員というところが大好きでした。水壬さんの描く国会議員って大好きなんです。

書き下ろし、本当に延清登場は読んでビックリの少なさですが「ディール」が好きな私にはたまりませんでした!

ココナッツ

たまゆままさま

はじめまして、こんにちは!
ココナッツと申します。

こちらのシリーズは『ディール』のカップルの方が好みだろうと考え読んでみたい!と思いながら、この一作目から読まなければ内容が把握できないだろうかと悶々としております。
それにこちらの文庫は『ディール』のカップルが書き下ろしで登場しているとか。
ああ、悩まされますー。
たまゆままさまの印象では、最初からでなくても平気そうでしょうか?

snowblack

たまゆまま様、こんばんは。

私もこのシリーズ好きなのですが、
物語としては「ディール」カップルとしては「フィフス」が好きで、
ユカリはどうでもいい(ゴメンナサイw)ため、
新装版を買うのを躊躇しておりました。
でも、たまゆまま様のレビューを拝見し、これは書き下ろしのためだけにでも
648円払わなければなるまい!と、決心致しました〜。


シリーズにハマる1冊

人材派遣会社「エスコート」が舞台のシリーズの1冊目です。
2冊目、3冊目と順番が前後しても支障がない読み切りで書かれていますが、やっぱり順番に読むのが良い気がします。

1冊に中編、中編、短編ですが、そのテンポが良いです。
展開が早すぎず、長すぎてだらけることもなく。
ストーリーにぐいぐいと引き込まれてあっという間に読み終えてしまいます。そして、急くようにシリーズの別の本に手を伸ばしてしまいます…。

ユカリ(受け)の視点だけで語られるのでなく、志岐(攻め)からの視点もあります。志岐はユカリがいないときにこんなことを話していたんだ、実はユカリに振り回されていたんだというのも楽しいです。

そしてさらっと書かれていましたが、実は他の主人公達からの目線の作品を読んでいくと、「恋人と一緒にガードとして働く」ことを選んだ志岐の強さが判明します。若い子をたぶらかしたエロおやじじゃないです!志岐カッコイイ!さすがナンバーワン!!また、シリーズを進むごとにサユリが社内で稀有な存在であることも明らかになり、正しくベストカップルだとしみじみ感じます。

佐々木先生のイラストも作品に雰囲気がぴったりで素敵でした。私は同級生3人がそろったイラストが特に好きです。志岐の傷だらけの背中のイラストも格好良さひとしおでした。

シリーズの1冊目にふさわしく、それでいて後の作品を読んでからまた読み返したくなってしまう…私をシリーズにハマらせた見事な1冊でした!

1

買うならやっぱり文庫版

『エスコートシリーズ』の一作目で、2003年に出版されたものの文庫版です。
加筆修正され、書き下ろしもついています。
わたしは先に二作目の『ディール』を読んでしまったのですが、読んで一作目にも興味を持ち、どうせならばと新しく出ました文庫版を入手しました。
舞台は人材派遣会社『エスコート』のボディガード部門。
一冊ずつカップルが変わりますが、基本はボディガードのお話です。

今回のカップルは、受けは『エスコート』へ入社してまだ一年、跳ねっ返りのユカリと、攻めでクライアントとしてユカリが担当することとなった、傍若無人の志岐。

このユカリと志岐の関係性は、実は隠された部分があります。
わたしも読むまであらすじに書いてあることしか頭になかったのでほうほうって感じだったのですが、『でもやっぱりそうよね、その方がしっくりくるよね』と思いましたねえ。
しかし、あらすじうまいな!
あらすじ読むだけで、もう本文必要ないねえってぐらい書かれている出版社さんもありますから。

32歳の志岐と20歳のユカリ。
一回りどころか、もっと離れていると言われても頷けますよ。
現実の32歳はもっと子供だから志岐の落ち着きっぷりはもっと上に感じますし、ユカリはキャンキャンうるさいので(笑)ティーンでもおかしくない。
超年の差好きのわたしにはピッタリ設定でした。
普段ならばユカリのような受けは苦手なのですが、こういう年の差がかなりある場合はあまり気にならないので不思議です。

書き下ろしは『ディール』のカップル延清と律が登場します。
本編よりもそっちが楽しみでした(苦笑
でも、延清なんてほんのちょっぴりなんです。
もっと出して欲しかったし、無理なのでしょうがまたふたりの作品が読みたいです。

イラストの佐々木さんは表紙や、特に扉絵(もうめちゃくちゃ可愛い)などのカラーはすごーく素敵なのですが、挿絵はちょっと微妙でした。
特に肌色シーンの二枚はすごく似たカットで残念でしたね。

4

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