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73/86(合計:860件)
沙野風結子 北上れん
marun
鞭打ちがかなり頭に残るストーリーでした・・・そうです拷問です。 個人的にこの手の拷問系は苦手なんですよ。 いくら内容的に良くても、SMとはちょっとニュアンスが違う拷問は萌え下がります。 お話は特攻警察の受け様と、男花魁との己を犠牲にしても相手を助けたいなんて言う 内容だと思います。 それに、民主化運動や反政府運動などを背景に、吉原を担当していた受け様と 金髪碧眼の年下攻め様との愛と…
沙野風結子 実相寺紫子
あらひ
ネタバレ
このキーワードを検索してしまった動機がいまでも謎なのですが(笑)、読めてよかった、というか、すなおに、良いBL小説に出会えたなあ、という感想です。 個人的にいちばんえろく感じたのは、ここのレビューでも何度か挙げられている、いっしょにシャワーした時のえち(おさわり)シーン。 やっぱりなんといっても、尚季が出したものをすするのはえろすぎます…っ。 読み進めていってそのシーンに遭遇した時もうわ…
茶鬼
思わず五社映画を連想させる題名で、似たような題名の作品は他にもありましたが、なるほど!そちらだったか。 炎上と艶情のひっかけでもあり、たしかに物語は炎上がきっかけで事態が変化するのです。 そして吉原といえば遊郭でありますが、ただの男娼と客のしっとり刹那モノではない。 しかも思想統制というバックグラウンドを持ってきたために、その中に嗜虐趣味のサディストや裏切りやら嫉妬や憎しみも入り、一筋縄でい…
沙野風結子 梨とりこ
小柊
この本は、私が一番お気に入りの本です 三組のカップルのお話なんですが、どれもそれぞれ良さがあって気に入っています どちらかというと、もっとながくても読めた感じです ですので、続編が出たらすぐ買いますね そして、最後の6Pですが、全員が全員ではなく、カップルずつの6Pって感じがしました 絵も綺麗だし、買っても損はしないです
沙野風結子 小路龍流
5年だって文庫化で再販なんて、結構短いスパンかも知れませんね。 舞台は上海、黒社会の幹部で、二大組織の一つ千翼幇総帥の次男の攻め様と 子供たちに武術を教える受け様との互いの傷で出来た空洞を埋めるような愛です。 受け様は貧しいながらも子供たちに武道を教えながらたった一人の肉親の妹と 二人で生きて来たのです。 しかし、黒社会の黒爪幇の人間で緋牡丹の刺青のある男に妹が殺されたことで 仇を…
「花の堕ちる夜」の3作続けて新装版のシリーズ2作目は、刑事×刑事のお話です。 そして前作の攻め様である零飛とお相手の蒼も登場していて、スピンオフと言うより 目一杯繋がった続編で、零飛の冷淡で鬼畜ぶりが表れているストーリーでもあります。 新米刑事の受け様には、警察官として憧れている刑事がいるのですが、人を圧倒 するようなオーラに、ともすれば押され気味になってしまう程の相手なんです。 そ…
シリーズ連続刊行の3作目は1作目の零飛×蒼がメインでのお話になります。 1作目で蒼が過去の心的外傷のショックから痛みを感じなくなってしまった零飛の 痛みを自分が代わりに感じていこうと心に決め、何事にも関心を示さない攻め様と 共に歩くことを決めてから、既に8年の月日が流れています。 黒社会とは無関係だった蒼が妹の復讐から零飛と取引のように関係を持ち、 今では零飛の為に手を血に染める事も…
「蛇淫の血」「蜘蛛の褥」の新装版が発売されたのを記念して応募者プレゼントになった小冊子です。 この2作品、ヤクザ絡みなので共通するのは ”刺青” 今回のこの番外小冊子はテーマが 刺青と虹 になっておりました。 『虹雲』 自分と相対する検事である神谷と恋人になったヤクザの久隅。 本編で彼は神谷の為に蜘蛛の刺青を焼いてしまいます。 それを叔父の桜沢に見せに行き、帰りに神谷に出会うという…
沙野風結子 小山田あみ
fiona0109
この作品の主人公2人はとても男らしくて甘さがほとんどないカップルでした。 いや、カップルと言っていいのかな・・・多分、いいのではないかと思うのですが・・・。 BLとしてはかなり硬派のお話になっています。 公安の刑事とその協力者で情報を提供するヤクザという設定からしてかなりハードボイルド系。 受けは美人なんですが性格は男前。 どうしようもない状況下で体の関係から始まった二人なので、恋愛…
ニンニン
未来が想像できない。 沙野作品の登場人物にそういった刹那的な雰囲気をもつ人物が多いのは、孤独の中にあり、孤独に抗う人間くささというものに、沙野先生ご自身が強く惹かれるからではないかと思う。 この作品の主人公・靫真通も例に漏れず、その類の人物だ。 作品を読んでいる間中、私はずっと、断崖絶壁に向かって猛突進する一台の大型バイクをイメージしていた。 靫は幼少時に経験した実父のDVというトラウ…