祭河ななをさんのレビュー一覧

メガネの貴公子 小説

須坂蒼  祭河ななを 

Wメガネ

表紙が受け攻めともメガネで、Wメガネに惹かれての購入だったのですが、表紙以外では受けのメガネ率が低いです。
天然な受けが王子様に見染められて……というような甘めな話です。

メガネ業界のプリンスでメガネメーカー老舗カムイの御曹司・神威高嗣(30)王子様メガネ攻め×眼鏡士・鈴木ひなた(23)天然メガネ受け
小さいながらも店長をしているひなたは、自分のお店とメガネを選ぶ腕には自信を持っている…

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アダルト・エデュケーション ~紳士調教~ 小説

鳩村衣杏  祭河ななを 

枯れてないおじさん

表紙買いでしたが、本当に買って良かったです。
何回も読み返してますw

オヤジ受けと言うと、枯れてるイメージがありますが、この作品のオヤジ受けさんはしっかりとした意志を持つ男前です。
「オヤジ受け」というより「大人受け」という感じ。
またバツイチという所がツボです!一人前の大人で、女も知っているのに男を教え込まされる・・・萌えですね。
また、離婚経験があるという事で恋愛に臆病な所も凄い…

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身勝手な王子様 小説

相楽ゆづる  祭河ななを 

双子の弟は、アイドル。兄は地味で眼鏡・・・でも!人気俳優に愛されっちゃって!?

(;´▽`A``うあー。
双子の弟が人気アイドルで、兄は地味で眼鏡なんですよ。
顔の作りはおんなじだから兄も、イケてるはずなのに
「僕なんか・・・」ってタイプのネガティブちゃん。

わがままな弟に振り回され、タコさんウィンナーの手弁当なんかを届けにテレビ局へ通う兄って
どうなんでしょう・・・

アイドルの弟と間違われ、ファンに囲まれた兄を2度も助けてくれたのは
これまた人気俳優さ…

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COLD SLEEP(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

幸せと波乱の始まり

COLDシリーズの1冊目。
事故で記憶を失った透が、友人だという藤島に世話になり、そこでの藤島の態度に困惑し、疑問を抱きながらも距離を縮めていく部分。
藤島の、写真にこだわる態度。
とても親切なのに、冷たい態度。
自分の過去の一部を知り、抱く疑問。
どうして藤島が透にこだわるのか、ここでは明らかになっていないので、モヤモヤ感を抱いてその感情にイライラを伴ってしまうかもしれません。
しか…

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アダルト・エデュケーション ~紳士調教~ 小説

鳩村衣杏  祭河ななを 

なんで受様なの?!

今回は受様の取引先の社長子息で顔も頭も良い新入社員と
友人とデザイン会社を興し活躍する会社社長のお話です。

二人の出会いから恋人関係に至るまで。

今回の受様は、
学生時代からなぜかゲイの男達にモテモテの
フェロモン過多な40代のおじ様です。

受様は美大を卒業後、
一度はデザイナーとして就職しますが、
気の合った仲間二人と独立して
デザイン会社を興します。

もとも…

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アダルト・エデュケーション ~紳士調教~ 小説

鳩村衣杏  祭河ななを 

年下攻めの言葉責めって一つ間違ったら空回りしそうです

フェロモンダダ漏れの四十路おじさん受けモノであります。
しかも相手は20も年下のイケメンくん。
狙いを定めて計画的に接近して、脅して逃げられないようにして、頂いてしまいます。
でも年の功にはやはり勝てませんでした!
未熟を諭されて目が覚めて、そこに待っていたものは、まっとうな恋人として位置づけ。
話として面白そうなんですが、おじさんの色気表現が今一つ説得力がなく。
イケメンくんも、頭が…

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COLD SLEEP(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

文句なしの三部作

初めて心揺さぶられた木原作品です。
それまでは苦手・・・どころか嫌いとまで・・・。
(理由:『WEED』シリーズの谷脇が私の許容値を大きく振り切ったため)


透は交通事故で重傷を負い、それまでの一切の記憶を失くした。
友人だという藤島に、入院中も退院後も世話になる。
友人なのに他人行儀な藤島。
透の失われた過去を知っているはずなのに、語ろうとしない。
しかし藤島が自分に向ける優…

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嘘つきなキス 小説

早水しほり  祭河ななを 

身代わりから

この小説いまいちよくわからない…いや、わかるんですがしっくりとこない。克之は本当に祐太が好きなのか。

大学生の祐太は所持金750円で困っていたところ、自分とそっくりな大学の先輩・幾美に、夏休みの間だけ自分(大学の先輩)のふりをして彼の婚約者と夏休み、別荘で過ごせば良いというバイトを持ちかけられ、金に困ってた祐太はバイトをすることに。
婚約者の兄・克之の冷たい態度に戸惑いながらも、不器用な優…

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COLD FEVER 小説

木原音瀬  祭河ななを 

萌とはぜんぜん違うこの気持ちは何?

痛くて辛くてしんどくてなんでこんな思いをして本を読んでるんだろうと思ったけど読んでよかった。
なんでしょうかこの二律背反は。
二巻で落ち着いてこれから幸せになるんだろうっていう二人に襲いかかる大きすぎる壁。

記憶が戻ったことによって、今までの「透」は完全に消えてしまった。
戻ってきた透は、周囲を傷つけることでしか自分を確認できないような人間。
それでも透を受け入れようとする藤島に、透…

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COLD LIGHT 小説

木原音瀬  祭河ななを 

辛い過去と幸せな今

透をかばった傷も癒え、藤島の退院の日がやってきた。
自分の気持ちを告げ、恋人としての関係を望む透に藤島の反応は複雑だ。
そして今語られる二人の過去。
その先にあるものは……

不器用な藤島の想いと、どうにもならない情況が切ない。
すべてを支配する母親と、そこから逃げ出せない藤島。
彼の唯一の救いが透だったのだろうけれど、それすらも上手くいかなくなる。
贖罪の気持ちと愛は違うのかもし…

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