笹生コーイチさんのレビュー一覧

吐息まで罪の色 小説

柊平ハルモ  笹生コーイチ 

二人の世界

章博は大手証券会社に勤める優秀なディーラーで、カフェで知り合った16才の陽海と相思相愛の仲。しかし陽海の親に無理矢理引き離されてしまい、その後陽海は行方不明に。
恋人を探し続ける章博はやがて裏社会に身を置くようになります。
そこへ陽海と瓜二つの少年、海が現れて・・

ミステリー的なワクワクもあって面白かったです。
詳しくレビューを書いてネタバレしてしまうと楽しみ半減かなと思うので感想だけ…

1

エレベーターで君のとこまで。 小説

鳩村衣杏  笹生コーイチ 

2カップル入ってます

連作で2カップル入ってます。

最初は高校時代の親友同士再会モノ。
会社の引越しで新しく入ったビルで、別フロアに挨拶周りをしていた修里〔受〕はかつて絶好宣言をした友人、平〔攻〕と再会します。
平は実は学生時代からずっと修里の事が好きだったのですが言い出せず、今は人気少女マンガ家で、そこに仕事場をかまえ修里をモデルにした漫画で人気作家となっている。
学生時代のちょっとした勘違いからのすれ違…

1

虜囚-とりこ- 小説

あさひ木葉  笹生コーイチ 

狂気に近い愛情から穏やかな愛情になる日は?

ローズキー文庫からの文庫化新装版&書下ろしでの再販書籍です。
昔、新書版で読んだ時もこの激しい攻め様の事が好みだったのですが
再販で再び読んで見て&書下ろしまで加わってますます萌えです。
ストーリー自体はそれ程目新しいものではなくて受け様に対する
執着愛故の行動から来る監禁凌辱系の作品なのですが
あまりにも受け様の事を愛しすぎていて何も話せなくなり
返ってそれが裏目に出て受け様を更に傷…

2

この胸をどうしよう 小説

高遠琉加  笹生コーイチ 

幼馴染

幼馴染成長モノ。やっぱ幼馴染っていい!!凄くいい!

厳格な祖母に育てられたせいで人付き合いが苦手な大学生・架〔受〕は、7歳の頃からの幼馴染で今は俳優業をしている耀一〔攻〕と同居してます。
架は耀一を好きなんだけどそれは心に秘めてあくまで幼馴染の同居人として暮らしてます。
耀一はゲイで、失恋する度に架に友として安らぎを求めていて、恋人とはいつか別れなくちゃいけないけど友人なら一生付きあって…

2

虜囚-とりこ- 小説

あさひ木葉  笹生コーイチ 

親<愛人、愛しい人はオレが守る!って?

旧版に書き下ろし20Pが入った新装版です。
あさひ木葉さんといえばエロエロで俺様傲慢攻め&監禁とか凌辱が定番w
これも、もちろんその典型的なお話。
どこに萌えるかって言うと、実は番外の攻め視点の短編なんですよv
そんな事でいいのかー!?って思うんですが、俺様傲慢が、本当は受けちゃんが愛しくて愛しくて、理不尽な目に合わせてるのが重々承知なもので、実は不安に思っていたりとか、
受けちゃんが可…

3

Wの愛劇 小説

花本ロミオ  笹生コーイチ 

心の説明にはまるロミオさんの、せつな系。

花本作品3冊目です^^
前2冊は、受けが天然な大人の笑劇ラブで、ものすごく笑かして貰いましたが、本作は、大学生同士で、受けがマジメで卑屈なせつな系でした。
受けの周り(父親と双子の弟)がコミカルに描かれていて、じっとりという程でもないのはロミオさんらしいのかな。

≪ネタバレ≫
両親の離婚で双子の弟「葵」と別れ、母親に引き取られた蓮。
その母は蓮を残し失踪し親戚をたらい回しで育ったから…

2

秋のリンクスフェア2006書き下ろし小冊子 特典

甘い一冊♪

こちらは「秋のリンクスフェア2006 書き下ろし小冊子」の感想になります。

※ここからはネタバレがありますので、未読の方はご注意下さい。


■『スレイヴァーズ』シリーズより
「Slaver's Tears」(6ページ)

柊一と冴木は寺院の茶事に出席し、そのまま温泉宿で一泊します。

と言うのも、毎年母と柊一が招待されているのですが、母が熱をだしたため、急…

2

この胸をどうしよう 小説

高遠琉加  笹生コーイチ 

ガマンの幼馴染みもの、ジンときました・・!

「嬉しい、読めて。」という作品でした。

日比谷耀一(よういち)と藤澤架(かける)、7才のあの雪の日から。
厳格な祖母に育てられ、周りと馴染めない「架」にとって「耀一」は“唯一無二の太陽”で、耀一には架が、自分だけの守るべき慈しむべき存在。
高校時代に耀一は自分の性癖に気付き、その時の恋人との失恋で架を頼ってから、お互いに改めて相手の存在を意識するのですが、そのまま隠していくのです。

2

ワンダーガーデン 小説

真先ゆみ  笹生コーイチ 

書きたい事は分かるんだけど…

父親に音大への進学を反対されていて、学費は出すけど仕送りは20歳までと言われていた音大生春陽[受]
彼はその言葉を本気にしていなかったんですが、本当に20歳の誕生日と共に仕送りがストップ、たちまち家賃にも困りお腹も減らしていた所を、吉祥[攻]と出会い彼の大家宅に居候させてもらう事になります。
しかし生活費だけならバイトや、奨学金目指すとかで何とかならんのかつー気もするんですがそこは春陽自身も自…

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虜囚-とりこ- 小説

あさひ木葉  笹生コーイチ 

絵は綺麗なんだけど

ヤクザ監禁ものです。
あらすじがあるので説明はいらないと思い感想のみ。

う~ん一冊目だけ読んだけどシリーズの続きはあまり読みたいと思わなかったです。
監禁モノ、SMモノ嫌いじゃないんですけど、この作品はあんまり。
そうしたプレイものってどこか作中で二人の関係を救済するシーンが欲しいんですが、続きものだからなのかあまりそういう要素がなかったです。
いや、一冊目でも欲しいですね甘いシーン…

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