笹生コーイチさんのレビュー一覧

恋より甘く愛より熱く 小説

真崎ひかる  笹生コーイチ 

ヘタレむっつり義兄攻め

高校生の樹は、2年前に酔った義兄の皓史に抱かれたことがある。
そのことがあってようやく自分の思いを自覚した樹であったが、翌日目が覚めると、皓史はそに夜のことを何も覚えていなかった。
失意のまま、何もなかったするしかなかった樹は、皓史が仕事の都合で一人暮らしを始めたことで、次第に皓史とも疎遠になっていく。
けれど、樹の中から皓史への思いが消えた訳でなく、こっそりと樹は皓史のことを思い続けていた…

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誘惑のスウィート・レッスン 小説

河合ゆりえ  笹生コーイチ 

期待以上に萌えました

いや~ケーキ食べたくなりますね!特にあのチーズケーキ。チーズケーキ好きの私としてはすごくそそられました。作中で和明があまりにも幸せそうに食べるので、余計に美味しそうに感じられます。
と、ケーキの感想は置いといて(笑)
何となく、重い系、切ない系、ギャグ系などは読む気分じゃなく、日常的なお話で気軽にBL萌えがしたいと思い選んだ1冊。初読み作家さんですが、あらすじを読んで好みのシチュエーションだっ…

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小説リンクス9周年記念プレシャスBOOK 特典

いろいろ読めて楽しいv

「how to count kiss」谷崎泉
学生時代にキスをした仲だった新名と城島。
けれど、決して恋仲だったわけでもなく。
偶然に城島が社内の移動で再会して。
新名の反応に城島が当時の疑問をぶつけて。
でも、ここまで来てもどちらもはっきりとしたものを持っていないのか内を明かしていないのか。
告白とかはないんですよね。
なのに、これからもキスする仲ってなんか不思議だけどなんか萌える…

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愛縁 -きずな- 小説

あさひ木葉  笹生コーイチ 

完結編は激甘仕立て

シリーズ文庫化再販の完結編、前回でお互いに心が通じ合った二人ですが
今回は更にタイトル通りの絆を深める激甘仕立てになっておりました。

受け様は1年遅れで無事に大学卒業を迎え、前から希望していた攻め様の為に
自分も守られるだけでなく守れるようになりたいと攻め様に秘書になるのですが
その秘書は名前だけで何もさせてもらえない。
いつもただ守られるだけの存在で、受け様は自分の不甲斐なさに落ち…

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愛縁 -きずな- 小説

あさひ木葉  笹生コーイチ 

操のデカ乳首!?

ゴメンナサイ!下世話なタイトルで(大汗)
だって、だって、、この本で一番のインパクトはこれで、明らかになった事実がとっても印象的だったんですよーーーwww
敬春にも、サイズを測っておけばよかったと言われて、人質になった半島系マフィアにもデカ乳首と呼ばれ、きっとそれは紛れもなく本当だと思うから(爆)

さて、無理矢理情人にさせられ「愛しているになるかもしれない」の関係が2巻で「愛している」に…

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吐息まで罪の色 小説

柊平ハルモ  笹生コーイチ 

受け継ぐ想い。

う~ん、他の皆さまも言われてますが、私もこれはネタバレしたくないので、核心を避けようとすると何をどう書いていいのかわからないんですよ。

章博(攻)と、彼が探し続ける恋人・陽海(受)、そして陽海に瓜二つの男娼・海。陽海の身代わりであると承知の上で、それでも章博のぬくもりに惹かれ、いっそ自分が陽海だったらと願う海。
とても切なくて、読み応えのあるストーリーでした。

なんというか、全般にか…

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この胸をどうしよう 小説

高遠琉加  笹生コーイチ 

うう、よかった~。

もうホントにタイトル通り、『この胸をどうしよう』でした。上手いタイトルですね~。

なんというか、ものすごい正統派だな~と。いや、それが悪いというわけではまったくないです。すごくよかったし好きなんですよ。『幼馴染』で『すれ違い』なんて、私の好みにピッタリで言うことないです。

あえて言うなら、終盤の大人たち(桜庭と北見)の仕掛けというか仕込みでしょうか。正直、あれはなくてもよかったかなと…

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吐息まで罪の色 小説

柊平ハルモ  笹生コーイチ 

超絶キスシーン!

プラチナ文庫であまり期待ワクテカにはならない上に、タイトルがいかにもな感じで、サクッと読むつもりだった…んですが。
ちっともテキトーに読めないじゃないか!!!!
寝る前に読み始めて、結局、最後までしっかり読んでしまった…。

ネタバレすると面白さが半減するので、あえてネタバレなしです。

え?それじゃワカラナイ?
じゃー、ちょっとだけ。必読シーン。
証券ディーラーと高校生が、映画館…

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情人 -こいびと- 小説

あさひ木葉  笹生コーイチ 

愛されること、愛すること

前作の「虜囚-とりこ-」の続編になるお話です。
前作で、攻め様を憎み、憎悪の対象でしかなかった攻め様が、自分を助ける為に
どんなに憎まれてもなにも弁解もしないで、二人の気持ちがすれ違ったまま
それでも不器用で、自分に対する激情のような思いを知ってしまってから
愛していると言われ、傍にいてくれと乞われ、その不安げな姿に否とは言えなくて
でも、同じ思いを返すにはまだ己の思いが育っていなくて・…

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情人 -こいびと- 小説

あさひ木葉  笹生コーイチ 

愛している気がするから愛するへの変化

小さな組を仕切っていた親が大陸の組織に惨殺され、幼なじみである組の息子に監禁されて愛人の生活を送っている主人公のお話。
1作目で「愛してしまう気がする」と、微妙な男心(?)で終わったのですが、
2作目で命をかけた山場が登場して気持ちが本物になるという展開を見せました。
旧版に小冊子とネットで挙げていた短編が入った新装版になります。

1作目では不本意に監禁され、無理矢理体を奪われ、服従を…

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