笹生コーイチさんのレビュー一覧

ひと目会ったら恋に花 小説

英田サキ  笹生コーイチ 

たくさんの魅力的キャラ

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

もう10年いじょうも前の作品。
なんとなく今の作者さんのストーリー運びとちょっぴり違う感じがして
新鮮な気分で読みましたw

攻めの一成くんは年下なんだけれど、
色々と深い人生(?)歩んでるからとってもシッカリしている。
受けの幸村さんも、いろいろ深い人生を歩んでいるのですが
一成くんに比べると・・・ちょっとフワフワした感が。
あくまでも私の…

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ひと目会ったら恋に花 小説

英田サキ  笹生コーイチ 

またふと読みたくなる1冊だと思いました

途中からちょっと急いだ感じがしましたが、
やっぱり英田サキさんのこういうホームドラマみたいなお話は面白いです。
一気に読みました。

会社で左遷されるわ、住んでた部屋は火事で住めなくなるわで、急場のしのぎで「桂花荘」に住む事となった幸村。
少しずつ大きな仕事も任されるようになりと着実にキャリアを上げていたのに、左遷先はレストランの店長で、現場で一からやり直し。
この幸村、読んでるうちに…

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恋より甘く愛より熱く 小説

真崎ひかる  笹生コーイチ 

ライトな兄弟もの

義理の兄弟ものです。やんちゃな高校生の弟・樹とクールで大人なカメラマンの兄・皓史の10歳以上の年の差カップルでした。

樹の方がお兄ちゃん大好きで押せ押せなのですが、皓史のほうは何故か樹にあまり構ってくれず、樹は不満を抱えています。
当て馬役の友達がいるのですが、この人がすごくいいキャラクターだったと思います。皓史が本当に動かないキャラで、樹がけっこう一人で騒いでいるというか、ひたすら追いか…

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檻の中の楽園。 小説

六堂葉月  笹生コーイチ 

セレブ×セレブ

ギリシャに浮かぶリゾート地を舞台にした御曹司らの恋のお話です。
セレブしか会員になれない楽園と呼ばれる島のリゾート地で若くしてその経営を任されている唯杜と、そこに招待客としてやってきた嘉仁。
来てる人らはみんなそれなりの血筋の人達ですが、嘉仁は妾の子のため周りの人たちに溶け込まず、それを心配した唯杜は積極的に彼の世話をやきます。
一匹狼×健気という組み合わせ。

しかし、何と言うか、この…

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ケダモノたちの夜に 小説

火崎勇  笹生コーイチ 

謎が気になり引き込まれる

結構古い作品なのに、評価もレビューもなかったので買うのを迷っていました。
でも好きな作家さんだったので購入。
結果、とても良かったです。

母が亡くなり天涯孤独と思っていたとき、叔父という人物が現れ、その叔父の勧めもあり、亡くなった父の故郷に行く北尾氷魚。
結局、父方の一族、村のある目的のために騙されていたわけですが、その目的とは何なのか誰も教えてくれない。
一族どころか、村の人たちみ…

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アズマニア vol.4 ケダモノ志向 特典

3作品の書き下ろし番外編NOVEL

春のオレ様攻フェア特別小冊子です。「ヤバいセット」「ケダモノセット」「俺のものセット」の三種類のうちの一つです。
書きおろし番外編が収録されています。

椹野道流「司野が正路をなでる話。」
「妖魔なオレ様と下僕な僕4・5・6」番外編。7ページ。電球を交換しようとして負傷した正路の足を、司野がなでる話です。エロさはないですが、「手当て」の意味を思い出し、微笑ましい内容でした。

中原一也…

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ひと目会ったら恋に花 小説

英田サキ  笹生コーイチ 

主人公の過去が辛い

下宿が舞台の作品が好きで手に取りました。下宿ものの例に漏れず、にぎやかでおかしな下宿人たちと、一人それになじめない繊細な主人公、という構図はとても楽しかったです。

そこで知り合った中馬は主人公幸村より5歳年下。けれどいきなり好きだから付き合ってと告白してきます。
かなりいきなりな展開なので、一体どこを好きになったのかと驚きますが、その唐突さを除けば他は丁寧な展開でした。
なかなか男前な中…

3

熱情の契約 小説

真瀬もと  笹生コーイチ 

愛と憎悪が同じくらい

面白かったです、ですが、主人公らが最初から最後まで全く意思の疎通が出来ておらず、喧嘩ばかりの堂々巡り。
あまりのすれ違いぷりに悶々としました。悶々というか、本当にこの2人、くっつくのか?と…。

舞台は20世紀初頭のロンドンの社交界。海外ものが好きでちょっとクラシックな雰囲気も好き、という方は楽しめると思います。
前に読んだ真瀬さんのお話もよかったのですが、このお話も同じ作者さんだなあと感…

1

お坊ちゃまにセクハラを 小説

名倉和希  笹生コーイチ 

たんなるボンボンかと思ったら、裏切られました

御曹司の4男と、家庭教師をしたのをキッカケに付き合うことになった10歳年上の恋人との、お付き合い中の切なさや甘々が詰まってる1冊です。

御曹司の香流の、家族からの溺愛ぶりと甘やかされぶりが半端ないです。何せ、御神との初エッチも、片思いに苦しんでる香流のために家族がお膳立てしたのですから(苦笑)。
だから、何もできないお坊ちゃまかと思っていたら、仕事も恋も一生懸命だったのが、イイ意味で裏切ら…

3

この胸をどうしよう 小説

高遠琉加  笹生コーイチ 

恋はいつか終わるもの

面白かった~。読み始めた最初はよくある幼馴染ものかな…という印象でしたが、面白くて、何より作者の感情を揺さぶられる文章に引き込まれていってしまいました。

幼馴染で同棲中の架と耀一。架は耀一が好きだけど、耀一は恋多い男性で、恋人が出来て別れて…の繰り返し。けれど耀一は「架には恋をしない」と言い切っています。耀一いわく「恋とは終わるものだから」だそうですが…。

一番そばにいたいという思いか…

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