笹生コーイチさんのレビュー一覧

熱情の契約 小説

真瀬もと  笹生コーイチ 

麗しき英国愛憎劇

20世紀初頭のイギリス。
とあるパーティーで再会を果たしたクリスとロドニー。
二人の出会いは10年前。
下働きの男・ロドニーが名家の子息・クリスを力で制し、
禁忌の快楽を教えたのです。ロドニー18歳、クリス13歳でした。

独善的に振る舞い、幼いクリスに王のように君臨したロドニー。
そんなロドニーを愛するあまり、不安と混乱に陥り、死を選ぼうとしたクリス。
二人とも若く未熟で、特に幼…

0

陵辱に綻ぶ華 小説

いおかいつき  笹生コーイチ 

萌えた頃には終わってしまう……

エリート官僚の櫻井雅巳は、出世のためとある大臣の悪い噂を聞きつけ、あるカジノバーへと単身偵察に乗り込んだ。そこで出逢ったのは、議員秘書を務める男、吉敷だった。
たばこだと偽られ、勧められるままに吸い込んだマリファナのせいでされるがまま吉敷に犯されてしまう雅巳。
さらにはそれをネタに吉敷は雅巳を脅迫してきて……

さらりと読めるエロ度高めのBLです。
天涯孤独でたった一人がんばる官僚の青年…

2

虜囚-とりこ- 小説

あさひ木葉  笹生コーイチ 

まあ、良かったです。

あさひさんと言えばな陵辱、監禁(軟禁)ものです。

敬春(攻)は操(受)をいきなり陵辱して軟禁しちゃいます。
操は肉親を亡くした孤独感や、たまに見せる優しさに敬春を求めてしまいそうになり、、、
でも、肉親の死の話になると、操をつっぱね、心まで踏みにじるようなSEXを強いる攻。
受の切なさ、苦悩に読んでいて苦しくなります。え~ん(T_T)
敬春は操に歩みよってしまえば、真実を話さなければ…

1

吐息まで罪の色 小説

柊平ハルモ  笹生コーイチ 

吐息まで罪の色

年差の恋人は妙に少しあまあまでほのぼのと
思う人も多少いるではないか!?

この『吐息まで罪の色』は少し切ないお話です。
主人公の男娼の花園海は、同棲している恒一の代わりに
経済ヤクザの章博(あきひろ)の愛人になるよう命じられた。

だが、章博が探し続けている行方不明の
恋人・陽海にそっくりなのだというのだけれど、
一途に恋人を求める章博の熱に揺さぶられながら海は思う、
身代わ…

3

陵辱に綻ぶ華 小説

いおかいつき  笹生コーイチ 

愛はないの?

政治関係とあってちょっとお堅い内容でした。

官僚の雅巳は自分の出世のためあるカジノバーに足を運ぶ。
しかしそこで薬を使われ吉敷に無理矢理抱かれ、雅巳は吉敷に弱みを握られ、まんまと吉敷の手玉に取られてしまう。
この吉敷の命令で雅巳は政治家の前で淫らな行為を強いられたりしてしまいます。
エロは多かったと思います。異物挿入ありです。
陵辱好きな方にはいいかもしれませんね。

最終的に2…

3

ひと目会ったら恋に花 小説

英田サキ  笹生コーイチ 

オヤジ万歳

左遷された三十路オヤジが住むことになったのは、イケメン荘と呼ばれる一風変わった男たちが共同生活をしてる下宿屋だった。
登場人物はみんなキャラが生き生きしてます。英田さんが楽しんで書いてるのが伝わってきて、読んでるこっちまで楽しくなってきました。
オヤジなのにめちゃくちゃ純情な幸村が可愛かった。ワイルドなのに一途なツンデレ風味の一成も可愛いし。
こんな下宿屋に住みたいです。ああでも周りはホモだらけ。…

2

虜囚-とりこ- 小説

あさひ木葉  笹生コーイチ 

最初は痛いのでご注意を

軌条敬春(ヤクザ 軌条会会頭の息子)×柚木操(大学生 父親が柚木組組長だったが、父親・母親・組員が惨殺されていた) ≪ヤクザ 凌辱 切ない 幼馴染≫

両親が惨殺されている現場を目撃した操は、わけもわからないまま軌条敬春のもとで監禁されてしまいます。敬春から受ける執拗な拘束と凌辱にプライドはズタズタにされますが、敬春を憎みながらも快楽に流されるまま身体をつなげる日々が続き……

最初の行為…

4

虜囚-とりこ- 小説

あさひ木葉  笹生コーイチ 

んー、いまいち

物語全体に、奥行きというか深みが感じられなかったです。
文章は非常に上手くて読みやすくてサクサクでした。

監禁モノです。
ヤクザの組長をしてる父親と母親を殺された主人公。
喪服のまま、幼馴染み(同じくヤクザ)にレイプされ、監禁される。
エロシーンいっぱいです。
心はイヤなのに身体は快感に負け、そのうち心もひらいていく主人公。
ありがちなプロットに、エロがくっついてるだけって感じがしました。

0

ボディーガードは危険な香り 小説

若月京子  笹生コーイチ 

今までとは違う!?

 財産家の息子・高司伊織は新しく専属の警護についた近石義綱が鬱陶しくてたまらない。それまでのボディーガードは、伊織のオーストリア人譲りの白い肌、薄茶色の髪、グレーっぽい瞳、おまけに男にしておくにはもったいない顔立ちで、結局は伊織の言いなりに懐柔してきたのだが、新しくやってきた義綱は、伊織のそんな魅力ではちっとも懐柔されてくれない。おまけに、アメリカの上院議員の身辺警護をやっていたという義綱は優秀で…

2

この胸をどうしよう 小説

高遠琉加  笹生コーイチ 

ツボ

幼馴染みモノが大好物なんですが、ツボにきました。
もうとっくの昔に両思いなのに、しかも今は一つ屋根の下で同居生活してるのに、ストイックに自分の気持ちをおさえてる二人の姿に萌えポイントをギュウギュウ押されてキュンキュンしました。
プチ下克上でもあります。
かっこよくて何でもできるモデルの耀一と、人付き合いが苦手な架、耀一が架を守っているかに見えて、実は…みたいな。
高遠琉加さんの描く心理描写、かなり…

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