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蛇龍どくろ
雀影
蛇龍さん、絵がどんどん変わって、絵も、ストーリーも、すごく洗練されてシャープになった。 元々デッサンもしっかりして、画面構成もきれいだったけど、この作品はコマの構成も、キャラの表情も、ホントにいい。 この前のコミックス「アイがラブして~」は必要以上にマンガ、マンガして、蛇龍さんが描く意味を考えてしまったけど、この作品はいい。 ストーリー自体は、愛と安寧の在処って言う、ごくシンプルな物だけ…
桐祐キヨイ
お道具使ったりするSMはそれほど好きじゃないかも。 好きだからいじめたいって、、、 好いてくれるなら、いじめられるのも、ガマンできない訳じゃないって、、、 この場合、私はどっちを嫌いなのかなぁ って、言っている時点で、どっちもキライって事かな。 この作品、ただの俺様ドSキャラと、流され依存キャラの話だったら、一も二もなく「しゅみじゃない」。 でも、一刀両断しきれないのは…
山田ロック
初読み作家さんの、初コミックス。 オール、雑誌にすら未発表作品ということです。 「このご時世にアナログ」 いや、アナログ上等。 アナログにはアナログなりの、圧力とか、空気感とか、奥行きってやっぱりあると思う。 割合あっさりした絵で、背景や効果に、凝ったトーンワークや、CG処理がしてある訳じゃないけど、ほのぼの系のほっこりしたお話には、雰囲気が似合っていていいと思う。 表題作は動…
いつきまこと
正当な後継作品だなっていうのが第一印象。 少女マンガのラブコメディがBLに求める 「かわいくて、きれいな男の子達が、女抜きで仲良くしているところが見たい」 「甘い、ラブで、ロマンスなお話が読みたい。でも、そこに女が絡むといろいろ現実に引き戻されて萎えるから嫌」 このドタバタとかわいいラブコメディには、確かに、そんな少女マンガを読みたいっていう要求に応えていて、 キレイでかわいい男…
銀川ケイ
なかなかいい。 確かに絵はまだ硬くて拙い感は免れないんだけど、シャープな一重まぶたが、なかなか新鮮な感じです。 新人さんなのに、1冊丸々書き下ろし。 一応、作品としては2作品入っています。 新人さんにありがちな、いろいろな短編ごちゃ混ぜの本ではないので、それぞれの作品に適度に長さがあり、お話としてしっかり満足感がありました。 前半が表題作の「兄弟純愛」。 ざっくりした拙い絵風なのに…
ヤマヲミ
初読み作家さんでしたが、全体にとても洗練されていてお上手。 二十歳の国民的アイドルが、倍近い年のオッさんとのセックスに溺れるという、BLにありがちなトンデモファンタジー設定なんですが、絵とか見せ方がお上手なので、ああ、そんなにオッさんのケツは気持ちよかったのねって、うっかり納得。 年の差17歳って言うのも、ここまで離れちゃうとかえってアリかもと、設定をすんなり受け入れる方向で作用。 会話のテ…
梨花チマキ
カバーデザインきれいで、カバー絵のキャラのお顔も口元のほくろが色っぽい。 このカバーだけ見ると、読んでみたいって思う。 でも、中の作品は、ちょっとずつ、どことなく微妙。 お話の展開具合も、微妙に強引でちょっとついて行きにくいし、 絵も、お顔はそれなりにきれいなんだけど、デフォルメ絵じゃない普通のコマで微妙にデッサンがずれているし、タッチが心なしかざっくりだし。 ツボの外し方があまりに…
秀良子
cabに掲載されたのを読んだときも、実に地味だと思っていましたが、やはり、しみじみと、地味な絵です。 それでも、こうやってきれいなカバーを掛けてもらって1冊の本になると、地味なりに花があります。 展開も、いきなりモロ出しでガツガツ行く系じゃないけど、隙を見ては物陰でキスしてたりと、地味に結構ガッついてて、そのあたりも、地味だからこそ逆に生々しく、じんわりエロいです。 あと、海辺のキャンプに一…
麻生ミツ晃 木原音瀬
コミック掲載誌は未読です。 小説のコミカライズって、どうしても長くなるって先入観があったので、あの原作が、この普通のコミックス1冊にどうして収まっているのか不思議でしょうがなかったのですが(更に木原先生の書き下ろし小説部分まで入っているのに)、これが、なかなどうして、見事に1冊になってました。 確かに小説での描写のかなりな部分をばっさり落としていますが、お話の展開として必要なエピソードは網羅し…
吉池マスコ
はっちょりは忍者なので、言葉は「ござる」だし、親方様の命令には絶対服従。 でも、忍者の島の外は現代で。 忍者だけではやっていけない現代の忍者の里。 若い忍者は島から出稼ぎに行かされます。 はっちょりも出稼ぎを命じられるのですが、心残りなのは、ずっとお世話してきた親方様の跡取り息子・れんげ様のこと。 島の中では時代劇の忍者そのものなのに、島を出た出稼ぎ先ではちゃんと現代。 島の外のは…