雀影さんのレビュー一覧

逃げ出すにはもう遅い コミック

ミズノ内木 

かなり「神」に近い 

とりあえず数合わせ、って感じで入手したんですが、

思いの外よかった。
何の予備知識も、期待もなかったけど、メインの○○よりよっぽどよかった。

何がよかったって、
「恋愛☆マウントバトル」!!!
リバ好きにはたまらん展開ですよ!
スーツのしっかり似合う大人のリーマン君で
お互いに意地っ張りなツンデレ攻め
で、相思相愛なのにちっとも素直になれなくて!
こういうの、大好き!

1

愛される器 コミック

九州男児 

うーん

ギャグの九州男児さんの、初の本格ドラマティックBL作品集なんですが、、、

どんなシリアスでヘビーな内容でも、ギャグだと伝わるのに、ギャグ抜きのストレートだと、いまいち響いてこないっぽい。
なぜ?
多分、みんな、しかつめらしい顔で、ひたすら俯いたままか、
二人お互いのことしか目に入らない状態で、お話が展開するからかなぁ、、、
いくらストーリーがシリアスで、閉じられた二人の世界を描くお話…

1

はしってゆけどこまでも コミック

小鳩めばる 

小鳩さんの初期作品

ほっぺを染めた、可愛い泣き顔。
表題作は、新米駅員さんと、新米応援団員くん。
初々しくって、可愛い、やんちゃラブ。
みんな、よく泣くなぁ。
私の好みとしては、最後のオマケ4コマみたいに、ツバメ君がぐんぐん大きくなって受け攻め逆転パターンだけど、ツバメ君小さいままで、受けのままって言うのも悪くないかも。

他の作品も、みんなよく泣く。
泣き虫で、くしゅくしゅ猫っ毛。
見せたい顔が、ぱ…

1

青年は愛を乞う コミック

日野ガラス 

絵がきれいです

お話もこなれていて、キャラの思考回路に無理なく同調できました。

自分がゲイであることをずっと隠して、必死で周りに同調していこうとしている楓が、文化祭も終わり、進路の別れが近づくにつれ、とうとう奥田への想いを隠しきれなくなって、、、
高校生らしい、いい話に出来上がってる。

こんなきれいな絵で、これだけのストーリーで初コミックスだなんて、
ずっと同人でやってらして、満を持してのプロデビ…

1

最初で最後のきみに コミック

松下キック 

カバーデザインが素敵

こう、
見てると、
私って
ホントに
背景いらない派だな。

人物はしゅっとした絵で、
画面の省略も効いてて、
フリーハンドでざっと書かれた背景も雰囲気が合っていて、
絵は結構好み。

しかし、如何せん、あの双子がどうにも受け付けない。
「お願いは聞いてやる」貫クンはかっこいいんだけどねぇ、、

0

さよならチキン コミック

梅松町江 

地味な先生は好きですか?

年下攻めは好きだけど、
攻められてる先生に、あまりにも花がないというか、
攻めている生徒が、あまりにも良い子というか、、、

地味で毒がない。

何というか、一番感想の書きにくいタイプの本。


とりあえず、絵のタイプが私のお好みにヒットしなくても、それをねじ伏せる位お話に腕力があったりすればもうちょっと評価が上がるんだけど、、、
えーっと、とりあえず背景はもっと省略するといい…

2

遠い日の蝶 コミック

宮城とおこ 

この本単独でもオススメ

「G線上の猫」の続編ということですが、シリーズの続きのお話より、スピンオフの別カプの話がメインです。

「G線~」がかなり以前に発行の本で、わたしも、読んでいるはずだけどほとんど話覚えていない&本そのものも処分済でしたが、全く問題なく、サキとアーヴィンの話として楽しめました。
普通に再会物としておもしろかった。


それにしても、宮城さんの絵って、描線も細いが、登場キャラの体型も細い。…

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ノーウェア コミック

宮本佳野 

描き尽くす

こう、

複数のキャラのお話が、
それぞれの視点から、
時間を行きつ戻りつして
すべてのエピソードを描き尽くしたい。

そんな宮本さんらしさ全開の作品。

一応、信乃メインで話は進んでいる。

なかなか連載が進まないので、コミックスにまとまるペースもゆっくりだけれど、ストーリーの総てをまとめてガッツリ読める日が待ち遠しい。

4

前略 コミック

トジツキハジメ 

病んでいる年下は好きですか?

私は、結構好きかも知れない。
っていうか、年下攻め全般、結構好きかも知れない。
で、年下が攻めるとなると、危なくなって病んじゃうのは、なんかとっても腑に落ちるというか、結構好きかも知れない。
受ける年上も、亡羊というか、思考停止のまま押し流されるように受けているあたりも、結構好きかも知れない。
どの話も、かなり救いのないお話なんだけど、私的にはすごく腑に落ちる展開なので、きっと相性がいいん…

2
非BL作品

西炯子短篇集 うすあじ コミック

西炯子 

「こいあじ」「うすあじ」のちがいは

BL濃度の違いかな。

初期短編集「え・れ・が」と「わたしのことどう思ってる?」から再編集した新装版。
「こいあじ」の後に「うすあじ」を読むと、「こいあじ」はそれなりにBL臭のある作品を集めていたのだなあと、再認識。
この本の中で、多少なりとBL臭のある作品は「So much to say」のみ。
他は少女マンガか、レディコミよりの男女間恋愛物。
初出が古いので、絵が変わっているという…

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