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青山十三
茶鬼
ネタバレ
叔父に恋する甥とのゆっくり抑え目な恋愛模様が、心地よい。 作者が”ダラダラおっさんロングカーデの会”などとあとがきに書いているが、まさにそのロングカーディガンみたいな恋っていうのがはまるような、何だかあったかい話で胸を掴みましたよ。 小さい頃から叔父さんが好きで、教えてもらったチェスの対戦という名目で通うことが甥の密かな楽しみと気持ちを満たす術。 もっと青春を満喫すれば?という叔父の言葉…
立野真琴
しまった!地雷を踏んでしまいました~ 雑誌で現在連載中のがちょっと好みだったので、その前の話ということでちょっぴり期待したのですが、ここまでドラマティックのコテコテホモ連鎖だったのは自分には痛かったデス しかし、学園モノだし好みの方には気に入る設定とカプだとは思います。 ただれている自分には彼らがまぶしすぎて・・・? 兄弟校なのに(だから)ライバル関係にある雄成学院と涼成学園。 その…
渡海奈穂 三池ろむこ
この作品は原作付きなんですね、って原作本があるのかと思ったら先日「たまには恋でも」でオタクを主人公にした小説を出した渡海奈穂さんのシナリオでした。 セリフは多いなとは思いましたがうまくこなれているのではないでしょうか? それにしてもよくあることなんですが、本編よりサイドの主人公の幼なじみが主役の「カクゴをさせて」の方が面白かったのは・・・お父ちゃんのキャラのせいか!? 高校生の鉄は可愛い…
宮本佳野
今回コミックタイトルは「スィート・テイル」と銘打っているが、その中のメインを占めるのは無職の男と売りをしている男との同居生活を描いた「BOY NEXT DOOR」だ。 テーマが男同士の二人暮らしだそうなので、他の作品も行きつく先が同居という部分でテーマに沿った構成になっていると思う。 『BOY NEXT DOOR』 ゲイバーでバイトをしながら売りもして、セフレのような男の元に身を寄せては…
大槻ミゥ
今現在、色気のある口元といえばこのミゥさんや阿仁谷さんのような絵の口元といっていいほど、それはそれはエロい口元。 このお話も、その口元が語っているといっていいほどに、注目してしまう。 この表題はじめ、後輩・マドカと先輩・ユウタの関係の短編の集合で、一つのストーリーが構成される形になっています。 彼女に追い出されたからと居付いてしまった後輩のマドカは働かないし、文句はタレるし、乱暴だし、不…
鈴木ツタ
ツタさんのカラーイラストの進化が、もうハンパなく色気を垂れ流してゾワゾワと脳を刺激するですよ! 表紙ももちろんですが、中扉のカラーページはフェロモン撒き散らして鼻血もんですっ。 さて、この本は二組のカップルのお話で成り立っておりますが、どちらかというと自分的には後半、大道具のコージとタバコ屋のおとーさんのお話がキュンときました。 上司・高瀬×部下・飯塚 飯塚のマイノリティであるがゆえの…
ユキムラ
お互いのヘタレとツンデレ具合が楽しい一冊でした。 表題が06年の掲載、その続き山田編が10年の作品なので、絵柄が変わって山田が別人のように可愛くなっているのにびっくりでした。 慶介×みちる編 出逢い系サイトでみちるさんに出会って好きになってしまった慶介。 まだみちるは慶介が自校の生徒だって知らないけど、慶介は知っていて、もう大慌て! みちるは学校で慶介に会っていて、その声に慶介を思い…
遠藤りさを
実に不思議な雰囲気の作品です。 表紙絵はまるでドール。 遠藤作品の”かわいい”受けというのは、ドールがモデルなのだと、それが動いて人間似擬態しているのだ、人間を演じているのだと思わせます。 この本は初回『あお』が98年、『唯一』が99年、そして間をおいて05年~07年にかけて一気に連載という形態をとられています。 成績も優秀で見目もよく、家も親が過剰なほどの教育ぶりを示すけど、なん…
志水ゆき
たっぷりボユームで毎月発行されていた「志水ゆき全集」もいよいよラスト第6巻、ラブモの完結とレシピです。 あれ?今更ですが、第一期最終巻ということは・・・第二期もある!? はい、楽しみにさせていただきます♪ 今回は蒼江玲二と高宮桂に関係していた、史貴との過去が明らかになる話です。 NYからイギリスに渡った時、ちょっとした詐欺で知り合った史貴と玲二。 そして偶然出会った高宮の家に宿泊する…
定広美香
ヴァンパイヤのK(キング)とJ(ジェイ)の二人に育てられた人間の少年A(エース)の物語後半。 Jは18でヴァンパイヤになったことから、本当の兄弟になりたいと切望するAに18歳になるまでと期限をつけ、4年の眠りについたKとJ。 18になり高校を卒業したAが帰宅して二人は目覚める。 Kにも遠慮することなくJを求めるAはJと見境なく血を分け与える情交を交わし、見かねたKに叱責される。 J…