茶鬼さんのレビュー一覧

きぐるみプラネット コミック

麻々原絵里依 

まさかきぐるみBLが登場するとは!

ちょっとコメディタッチの作品が読ませる麻々原作品ですが、とうとう着ぐるみが登場したか・・・と驚愕と共に実はこんなの好きです♪
設定もぶっとんでます。
ヴァンパイヤとか妖とかなんかはよくあって、宇宙人っていうのもありましたが、とうとう地底人が登場です!

大学の考古学研究会に属している大輔が初回限定版のゲームをきぐるみに譲ったのが縁でその着ぐるみ・アリタに一目ぼれされて、というお話。
もう…

4

Figures コミック

小笠原宇紀 

カラーイラストが圧巻

小笠原宇紀さんが、その名義の前の名で描かれていた頃の短編集です。
巻頭のカラーイラスト集がその色彩と光と影の自在さで目を惹く一冊です。

初期作品だけにエロは少なく、SFチックなものの中で女性の存在は無視しているようなパラレルワールドにどの作品も仕上がっています。
また、コミカルな点も随所に入っているのはこの頃から変わっていないようです。

特に「時間距離39」「追いかける時間距離」は…

2

Clean a Wound コミック

松本ケンタロウ 

長雨が終わって、雲間から光が差し込むようなイメージ

とがった鼻と鋭い目、表紙だけ見ると中村明日美子さん的風な感じの絵ですが、この方の絵もまた、流してしまうと雑な印象しか受けないのですが読み込むと、その独特の風合いが癖になりそうな、引きこまれる魅力をもった作家さんです。

この話はAct毎に時間が前後しているので、それを繋げて一冊読んで初めて全てが繋がる作りになっています。

親に愛されず、たった二人で親に与えられない愛を補いあってきた双子が…

8

もう少し夜が永ければ コミック

春日直加 

SとMの需要と供給

伊川ボクシングジムシリーズの2冊目♪
今回はまるっと伊川×佐倉なんで、エロエロですよ~ん。

佐倉は丸きり日陰の女みたいで、「愛人」っていうままならない位置が悲しくて、ちょっと女々しいのです。
伊川は俺様だから、自分の都合のいいように佐倉を扱ってるみたいだけど、ちゃんと要所要所には来るんですよ。
五月が佐倉に発情して犯っちゃおうとしたところへ都合よく来ちゃいますからww
しっかし、五月…

4

僕のご主人さま。 コミック

おおきぼん太 

フェアリーな雰囲気の作品は優れたつくりです。

おおきぼん太って、お笑いの人みたいな名前ですが、作家さんの名前です。
その名前に相反するような、儚く、淡く、可憐な絵に魅了されました。
ショタ系萌え絵ですよね。
以前はこれ系は苦手だったのですが、この方のは変にストーリーを作ろうとか、つじつま合わせをしようとか、そんな工夫はなく、ごくごくシンプルに題材を特化して、それのみを抜き出して描いているので、雰囲気仕上げになっていて、この絵の特徴が引き…

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二次創作

そこそこサディスティック コミック

文月ナナ 

おくち攻め本

文月ナナさん、他にも色々な二次同人描かれてますが、これは銀魂の3Z本。
この前の本「それなりにサディスティック」は股間いじり倒しでしたが、今回はフェラしまくり本でした。
・・・手順ふんでないんだよー!!キスもしてないんだよー!!

普通、土方君のキャラはツンデレなんですけど、これはヘタレ全面出し。
銀八先生にやられまくってます。
なので、銀八先生の鬼畜本?それはそれで嬉しいですがねww…

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たとえ囚われの恋でも 2 コミック

CJ Michalski 

ベタコテメロドラマの完結

こんなベタは薄皮一枚で背後にコメディの要素を持っているのです。
ベタアマすぎて笑いさえ誘ってしまう、実はそれが楽しい要因なのです。
最後はどんな展開でさえ、間違いなくHEということがわかってますからね♪

さて、復讐の為に穂積を監禁した神埼。
いよいよその復讐の為、大勢の客を招待して穂積をマワさせようとし、その場所に祖父の会長を招待するのですが・・・
ステージに上げられる前に穂積は神埼…

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たとえ囚われの恋でも 1 コミック

CJ Michalski 

ベッタベタのコッテコテ

もし、BLTVがあったら昼ドラの時間帯に来るに間違いないコテコテもんです♪
大企業の会長孫息子が、会長に恨みを抱く男によって孤島に拉致されて調教されて復讐の道具になるという前半部分のお話。
ベタ設定なのですが、以外にこういうのが好きだったり、、、ここはどんだけ鬼畜かっていうのが見世物だと思うんですよね。
特に導入なんで甘さはいらないというか、イケイケドンドンで憎しみを全面に押し出して・・・

1

先生の恋日記 コミック

はる桜菜 

悲しくも切ないストーリーは、初作品と思えない秀作でした

この本は、この作家さんの描き下ろし初単行本だそうです。
優しい感じの絵にショタ風味、題名も甘く、なので甘い雰囲気の本なのかな?と思いましたが、書店でかなりプッシュしたPOPが付けられていましたので、期待を持って購入・・・大当たりです。ひたすら神に近い萌えで。

お話はレトロモダンの時代、流行りものの人気小説を書く作家・相川湖畔とその小説に魅せられ押しかけ内弟子になった健太郎、健太郎より前に内…

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非BL作品

イラっとするメタボくん本 コミック

中村かなこ 

イラっとするより、爆っとする、かな~?

この本BLとは全く関係ないと言っていいかもしれないのですが、どうしてもレビューを書きたい♪
一応、中村かなこさんのBL同人のスピンオフの更に番外なので、一応仲間にいれてやってください、、、デブ萌えっていうのもあるかもしれないし~

表紙は同人誌「ちるはな心中」のパロディ。
本編かなりシリアスな展開をしておりますが、その中で登場する主人公の所属するマン研のメンバーがこのメタボくん、もといメガ…

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