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丸木文華
茶鬼
兄弟モノといえば真っ先に浮かぶ作家さんの一人が丸木さんなのですが、今回は3Pでしたw しかも、いつものほの暗さや背徳感は余り感じられなくて、何か清々しい♪ しかも、ちゃんと兄弟を思いやる愛情があるんで、軽く読みやすい。 母親の再婚で兄弟ができた奏祐。 昔のちょっとした過ちで、男性との性交経験があり肛門性交の快感を知っているという部分がミソ。 新しく家族になった、長兄の陽一は大人なだけ…
鳩村衣杏 高階佑
ネタバレ
とってもコミカルで、楽しめる一冊。 一人の幼馴染を巡って「エッチ抜け駆けNG協定」なるものを結んで早十数年。 後進の超金持ち御曹司と、金はないけど家柄だけは立派な名家の御曹司の、ライバルを好きになっちゃった!みたいな軽いノリの恋愛模様。 その御曹司設定も、それぞれに上手く使われていて、嫌味はないです。 元華族で地元の名士の家柄の千里は、その家柄にふさわしく(?)真面目でまめな会社員。 …
バーバラ片桐 朝南かつみ
アルルから出た新レーベルのローズキーノベルズは、新書版の薄めでさらっと読むのにちょうどよい長さ。 活字も他の新書より細かく、まるで文芸誌の新書みたいです。 今回も朝南氏のイラストは色気が~!!見開きカラーがピエタみたいですごい色っぽいですよ!! しかもバーバラさんのエロが絶好調ときたもんで、触手プレイが実に中間に20Pww 甘くてエロくて、そんな雰囲気に浸りたい方にぴったりの作品だと思いま…
李丘那岐 田倉トヲル
前作『兄弟恋愛』の続編というかスピンオフになる作品。 前作で、佐倉家の3男・桐が血のつながりのない兄・峻也と結ばれて、桐を愛していた双子の兄・藤は失恋してしまったのですが、そこで気になった藤の恋愛と自立のお話です。 前作を読んでなくても、多分大丈夫。 前作は、わけあり兄弟の恋愛だっただけに恋愛というよりは、家族の青春、って感じの印象が強かったのですが、こちらは、そういったしがらみに悩みながら…
吉田珠姫 門地かおり
両性具有(ふたなり)、近親相姦、乱交、が飛び交う本作品。 2作目の『ブラックオパール』を読んでから、この1作目に戻って読んだのですが、こちらは飛びぬけてエロでした!! 絵が門地さんなのがやはり効果絶大ですよね♪ ちょっとショタっぽい色気に水気多目の表現は、2作目のあっさりしたみなみ恵夢さんの絵に比べても本作にぴったり☆ ふたなりにも男性優勢タイプと女性優勢タイプがあるのですが、この主人…
いつき朔夜 北上れん
方言が特徴で、それがとっても効果を魅せるいつき作品という認識が自分にはあるのですが、今回は、主人公がちょっと緊張したりうろたえたり、素に戻った時に出る方言にはさほど魅力を感じず、それは、エチシーンにのみ色気を発揮するだけで、多少効果は薄かったかな?という印象。 確かに足に痛みがあり、それで泳ぐことができない特待の大学生・眞生。 だけど、全く原因がわからない為に水泳部内で微妙な立場にあり、誰…
五百香ノエル 高橋悠
23世紀という未来のアジアを舞台にしながら、そこはかとなく現代に近いSF設定の作品。 猟奇犯罪を担当する狼と呼ばれる部署の刑事・ソジュンとその恋人のマフィア・ユーリが犯罪を背景にいかに二人が愛し合っているかを描いた作品だったな、という印象です。 加虐嗜好のユーリと被虐嗜好のソジュン。 単純なSMではなく、殺したいほど愛してるユーリと、殺されたいほど愛してるソジュン。 彼等の絡みのシーンはゾ…
砂原糖子 一城れもん
作者さん、初のB-BOYノベルス作品。 砂原作品につきもの(?)の病んだ人というかちょっとずれた人を軽いコメディに仕上げると、こんなにもややこしくなるのか!?と驚きました。 お互いが一筋縄でいかない性格同士だから、何だか言ってることが訳わかんなくなっちゃって、”えっとー”、、って何度ページを遡って会話を復習したことか。 自分の頭の理解力が足りないだけか? 受けの一思の天の邪鬼、まず小さ…
日向唯稀 藤井咲耶
日向さんらしい一冊。 過去の事件の真相を知る為に検事事務官になった男。 その男から躰をエサにもらい、情報を提供するイヌのヤクザ。 政治家やらヤクザの組織やらが絡んで、ハードに進んでいるのかと思いきや!? 実はコメディ? そんな、アホなー!!な作りが大変に面白い一作。 人間関係が、ごく当然のようにいきなり出てきて展開するので、思わず何かのスピンオフなのかと思ったらそうでもない。 そ…
英田サキ サクラサクヤ
どうも英田さんの作品はリブレ系のものと、他社ものの落差が大きく、うなることが間々ある。 今回もそうだったのだが・・ 可もなく不可もなく、無難に軽めにまとまって、まとまり方は上手いな~とは思うのですが、とても印象に残るかというとそうでもない。 だから悩んじゃうのですよね~ 特にやりたいこともなく、何となく流されて生きてきた男が、彼女と友人に裏切られ、落ち込んでいる時に見た鳶のたくましい姿…