total review:301229today:31
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
145/178(合計:1775件)
義月粧子 サクラサクヤ
茶鬼
好きな作家さんの話に好きな絵師さんのイラストときたら、もう期待してしまいます! 「マイフェアレディ」みたいな感じで、結構イイ線でお話は進んでいたんですよ♪面白い、楽しい、ドンドン進んで読める読める♪ ・・・と思ったらラストがどうもな~ちょっとがっかり? ”えっ!いいの、そんなんで?どうして?”とちょっと信じられませんでした。 悠斗は親に捨てられて施設で育ったのですが、その余りに端正な容…
五条レナ 三雲アズ
この方のお話は初読みです。 三雲アズさんのかわいらしいほんわりした絵がとても印象的でつい手にとってしまいました。 お話は事故の加害者と被害者の兄、そして加害者の恋人の三角関係。 最初から最後までもう胸が締め付けられて苦しくて思わず涙が出てしまいました。 歩は音大でピアノを勉強している青年ですが、年上で会社の社長をしている神谷と恋人で一緒に暮らしています。 そんな歩が車で少女を轢いて死…
榊花月 青山十三
どうも榊作品とは相性が悪いようであまり評価が高くないのであるが、それでも毎度毎度今度こそは、と読んでしまうのは、嫌いではないからだと思います。 果たして今回は・・・・ギリ萌え!!(やりました!) 最後の最後までヤマ場をとっておく、正にミディアムテンポ(関西人なのに)でしたが、丁寧な主人公達に起きる出来事の綴りや、何と言っても主人公の棲み家がものすごく親近感のある場所だったので、余計に身近に感じ…
可南さらさ 街子マドカ
最初に読んだ時、攻め様の気持ちの推移に納得がいかなくて少し寝かせておくことにしました。 結末や登場人物達の色々な事情を知った上で読むと、中身がスルスルと入ってきます。 おまけにこの主人公の高校生の気持ちに同化してしまって思わず涙まで! 高校生の悠が雨の日に道路にふらっと飛び出てしまったことで、それを避けるためにバイクの自損事故・怪我をさせてしまったのがレストランのシェフをする荘志。 手…
深沢梨絵 Ciel
この作家さん8年ぶりの作品だそうです@@ 神父ものと聞き、ワクワクした気持ちで読んでまいりましたがいい意味で裏切られましたよ♪ この作品の神父さんも、神父さんと絶対両想いのはずの相手も、あくまでもストイックで、エチもエロも全くなく、ただ気持ちだけが寄り添っていると言う・・・ これって、絶対続編があるのですよね? と、思わず問いたくなるジレッタさ。 しかし、意外にこれが萌えまして、それはこ…
椹野道流 草間さかえ
ネタバレ
今回の主人公はカレー屋さんと製薬会社の研究員。 ひょっとしてこれも「働くおにいさん」シリーズに入るのかな? この本にはスパイスやカレーがいっぱい出てきて、ついつい読みながらカレーを作って食べてしまったのは自分です(汗、、) さて、お話は製薬会社の研究開発部で”身体の温まるサプリ”の開発を命じられた加島が、ランチをカレーの移動販売車で買ったことからそこへ通い詰め、そのオーナー芹沢と学会の帰…
桂生青依 藤井咲耶
男巫女、というとイタコ体質のエロエロもの?というのをよく見ますが、まったくもってこれは純粋で可憐で、”王道”な作り。 お手本のようなロマンス展開と、お行儀のよい進行で、初心者の方にぴったり、みたいな乙女な一作でした。 神社の跡取り息子の遥は、禰宜と巫女を兼任して家の仕事を手伝っています。 遥はあるビルの入居会社社長を集めた祈祷の時、敷物に足をとられて転んでしまいます。 それに縁起が悪い…
深月ハルカ 佐々木久美子
何だか神様ものって親近感を覚えて、好きになってしまいます。 今回は、目覚めの日より早くに目覚めてしまったプレ神様が、見つけた大学の先生に、まるで鳥のヒナのように懐いてしまうお話。 こういうお話が好きって、やはり日本人だな~としみじみと感じます。 考古学の大学准教授の鏑矢は学生二人と、70年に一度斎事を行うという山の祠の調査を村人に許可されて訪れます。 そこでついうっかりと、御神体が納め…
佐々木禎子 榎本
「ドロップアウト」「ブレイクアウト」が大変に気に入った作家さんだったので、迷わず手に取りましたが、読むのに時間かかってしまった。 いや、正しくはものすごくサラっと読めてしまったので、後味が残らないのです! だから何か探そうと必死で一字一句を拾って丁寧に読み返すのに、ものすごく労力を要して・・・結局やはり文字をなぞるばかりで・・・ それは気に入った作品が特殊なんでしょうか? 主人公の翠は…
谷崎泉 麻生海
この巻で完結です。 実に派手さはなく、決して甘くなく、あくまでも淡々と、ともすればスルーしてしまいそうなほどの大きな事件もなく、言ってみれば地味な作品ですが、それは良い意味でのいぶし銀の魅力として渋い輝きを放っています。 これが谷崎作品だという特徴がよく出ていたような気がします。 一巻では、進藤と槙原、富樫の出逢い。 二巻で、進藤と富樫の過去が見え、 そしてこの巻で、彼らの未来への道…