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深山ひより 明神翼
茶鬼
すっと幼馴染が好きで、でも親友でなくなるのが怖くて告白できない。 進路の岐路に立った時思い切って告白するけれど、やっぱり親友でいようという、その言葉に距離を置いて自分の気持ちを冷まそうとするのだけれど、相手は執拗に自分に介入してきて心を乱す。 親友だからずっと一緒に傍にいたいという束縛は、でも愛ではないという。 こうした親友ものの片想いもの、割と読んだ方だと思います。 冒頭の展開もあ、…
夜光花 奈良千春
ネタバレ
陰謀で薔薇騎士団が危機に陥り、すごく話が動いてドキワクしたのもつい最近だと思っていたのに、もう次が出て非常に嬉しー♪ 騎士団を追われた啓はどうなっちゃうの? 捉えられて拷問にかけられていたラウルはどうなちゃうの? 啓の血を飲んで眠りに入っていしまったレヴインは? 啓を失った騎士団は? 他にも色々なワクワクが、今回また新たな登場人物の絡みも入り、色々な謎が明かされます! ちょっとスぺクタ…
榊花月 朝南かつみ
自分的にあたりはずれの大きい榊作品は、いつも博打のようで、いっそそれが快感になりはじめてる昨今ですw 今回も朝南イラストがついて、本当に榊さんはいつも良い絵師さんがつきますよね☆ しかも、いつものしっとり何気にエロい朝南絵じゃなくて、コミカル♪しかもクマですよ、クマ(爆) カラーの扉絵は、きっと主人公を囲む例の3人なんでしょうねv それにしても、今回はテディベアっぽいクマで表現してましたが…
日向唯稀 藤井咲耶
今回の極シリーズはかなり事態が深刻にそしてハードに展開しました。 そりゃそうですよね、枝葉の幹部組の話ではなくてそれらのトップに立つ総長・鬼塚の周囲の話ですから、自然と話も大がかりになってます。 前作、前前作が、このシリーズの以前の作品を読んでいなくても何となく解る作りとは違って、この本ばかりは、新旧含め総登場になっていたので、いくらか知っていないと人間関係がわかりづらいかも? せめて前作の…
砂原糖子 金ひかる
うわー!何だ、この面白さ!! 愉快痛快の面白さじゃなくて、主人公達の性格からくるこの物語の心理戦の面白さとでもいいましょうか。 臆病なのかヘタレなのか、はたまたずるさなのか、そんなものが混然一体となって、素直じゃねぇなっwwって、そういう愉快さなんですよ。 ちょっぴり痛いけど、酷い痛さでもない。程良いピリっとしたものなのでそれが物語に味を与えています。 製薬会社のMRの香島は、個人開業…
西野花 みずかねりょう
先月出た「月下の盟約」と同じレーターさんとのコンビ、そして3Pもの、ということで、そこはかとなく似てる!! ただ、こっちのほうがエロ増しエロ盛り設定です。 それに、攻めの年齢が30代~40手前の男性と大人設定。 受けは淫乱体質で、全ページに渡ってずっとやってますww しかし、自分的基準で全然エロくないんですよ。 えろテンコ盛りとエロいとは別物ですねw ある町に引き継がれてきた「カグ…
草川かおり 上田規代
草川かおりさん3作目、レーベルも違うからか今回はほっこりとした穏やかな作品になっていました。 痛さは全くありません。 色々な作品が書ける方なんだな~と、注目します。 母子家庭で育って母を亡くし、自らがゲイであることから一般的な家庭の幸せは得られないからと、人々の幸せのお手伝いをしたいと結婚紹介所で働いている好青年・長谷川。 割と大手の同族会社である玩具メーカーの社長の息子で、父母の仲が…
水原とほる 周防佑未
この叫び、この意表尽かし、一体どこへ持って行けばいい? 東京の田舎のさびれた村の神社の神官夫婦の養子になった互いに捨て子だった侑一と礼司。 侑一が高校2年の時突然家を出て音信不通になり12年、義母も義父も亡くなり、役所勤めをしながらも神社を一人で守っている礼司の元に、12年前の「必ず迎えに来る」の約束通り、兄の侑一が戻ってくる。 といった始まりだった本編。 この二人は義兄が出奔する以前…
犬飼のの 香林セージ
一度目にざくっと目を通した時に、あや?今回ははずしたかな?何て思ったんですが、きちんと読みこみ始めるとこれがまた引きこまれるんです! ちょっと初心な純粋そうな男子が腹黒くて傲慢な男子にあれよあれよと美味しく頂かれてしまって、それが仕事のパートナーとして再会して恋人になる。 簡単にざっと書けば、そんな流れではあるんですが、 攻めの性格と受けの性格。 受けのこだわりと、仕事をがっつりきちんとし…
槻宮和祈 氷栗優
これには大変興味のある人は多いんじゃないんでしょうか? かくいう自分もヴィスコンティの「ルードヴィヒ/神々の黄昏」4時間版に熱中した時期もありました。 最近の方だと、ヅカとか舞台で「エリザベート」なんかも人気を博してましたが。 このお話は、ルードヴィッヒ2世の謎の死と、オーストリア皇太子の死を上手く絡ませ、架空の人物をキーパーソンに登場させたことで、作者さんなりの推理小説に仕立て上げた、面白…