total review:312908today:20
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/3(合計:24件)
桜木知沙子 穂波ゆきね
葡萄瓜
表紙にデザインされているのは天秤座と獅子座の 星座記号。 星座自体も恐らく獅子座と天秤座と思われます。 かなり簡素化されていますが。 何故この二星座が表紙に描かれているんだろうと 言うのでつい深読みをしてしまいます。 瑞穂と円治の誕生星座…にしては殆どと言って 良い程接点が無いんですね。ただ詳しく分類すれば 恐らくどこかに惹かれあう共通要素が出てくるの だろうか…と。 物語…
神奈木智 穂波ゆきね
この巻は新章の始まりであると同時に波乱の巻でも あります。 桂を廻る恋の鞘当にしてもそうなのですが、それに加え 桂に八つ当たりをする後輩の登場もあります。 八つ当たり?ええ、八つ当たりです。 その後輩君は自分の力で自分に勝とうとしてませんから。 強い誰かに自分を重ねて勝ったつもりになりたがっている だけですから。 そう言う状況に揉まれながら背筋を伸ばして強く在ろうと 願い、強くな…
実は、本作を評者は敢えて遠ざけていました。 偶然の一致なのだと思いますが、緊張を解きほぐす為の抱擁、 と言う一挿話を他の穂波さん作画作品で先行して観ていた為 冷静に味わえるかどうか猶予が欲しかったのです。 これはきっと偶然の悪戯でしょう。細かい設定は違いますし。 そう言う訳で、味わってみる踏ん切りがつきました。 恋心を自覚してから、その恋心に恥じない様に強く在ろうとする 桂の…
シリーズ最終巻となりました。 普通の作品なら甘い空気に惰性で流されそうな設定も 桂、草、そして恋敵の香一の人としての成長譚が軸に ある為、軽快ながら実に歯応えのある物語に仕上がって います。桂は二巻に登場した八つ当たり後輩を人間と しての実力で黙らせましたしね。 番外編が同時収録であるとは言うものの、これは実質 第十話であると考えて差し支えないでしょう。 ここで最後?の一波乱として…
鹿住槇 穂波ゆきね
涼司が優先させたのは、友情よりも一瞬の欲だった。 透が優先させたのは、一瞬の欲の向こうにある何か だった。 涼司の感覚では、友情と欲は並立できるものだった。 でも透にはその感覚が理解できなかった。 徐々に欲求に対して狡猾になってゆく自分に目覚めて しまったから。 透を開花させたつもりの…多分今でもそう思って いる涼司は、自覚なきままに違いを先に判った透に 育てられた。 …
高口里純 穂波ゆきね
寮長・酉島雄飛と生徒会長・筒井参吾の 甘ったるい愛の日々は周囲に思わぬ余波を 与えていた。 愛の目覚めか?否、カップルいじりと言う 娯楽を与えていたのである…。 色気と健気さを増幅しつつあるのにここまで 純白に近い受も珍しいのやも知れません。 これは穂波さんの絵柄が与える印象でもあるで しょうし、出来上がりそうになると上手に茶々を 入れる高口さんの原作の上手さでもあるでしょう…
秀育学園の寮長となった酉島雄飛の日々は なんだかんだと波乱に満ちている。 最初は馴染めなかった男ハーレムの空気にも 知らず知らずの間に染まり、雄飛自身もまた 何時しか…そして、周囲も…。 と、ここまで粗筋を書けばなんだお約束展開に なっただけだろうがと鼻で笑われる方もお出で でしょう。でも、あまあまといっても正直申し上げて 笑いの要素が抜けきった訳ではありません。 むしろあま…
ごく普通の田舎の中学生だった酉島雄飛の運命は、 兄・森生が秀育学園に勤める教諭だったと言うだけで 大いに変更を余儀なくされた。 降って涌いた移転する秀育学園の地主と言う役割。 男子校である秀育学園の内実が男ハーレムだったと いう真相。そして分校移転を根に持ち雄飛を辱めようと する男ハーレムの黒幕達。 雄飛は、果たし純粋なままでいられるのだろうか…。 …などと道具立ては伝統的な学…
菜槻さあり 穂波ゆきね
『育生&国立』シリーズよりのコミック化。 原作はそれぞれ以下の通りです。 表題作 ← 『2・14事件』 http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/418/ 同時収録作 ← 『PROPOSE<求愛>』同時収録作 http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/615/ …
タイトルが全てを物語ってしまっています。 主人公達はそれぞれの恋のために渇き、 そして同時に共犯者であり、そして肌を 重ねている。 そこには多分想いの入り込む余地は 無いのでしょう。 良き作画者を得たお陰で、張り詰めた 空気に少し潤いが加わったのが幸いです。