total review:308253today:38
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
36/138(合計:1371件)
葡萄瓜
今回はPINK GOLDでの手加減を元に当社比と言う 加減でエロ増量された感がございますね。 それでもなお賛否両論はあろうかと思われますが、 そこはそれ、リブレ出版[旧ビブロス=青磁ビブロス]さんが 出す成人向けです。 成人向けを元々得手とする版元さんのエロと比較して 云々するのは些か酷ではないかと評者は個人的に考えます。 版元によってエロの出し方に個性があるのもまた良いのでは な…
玉木ゆら 六芦かえで
縁あって手許に何故かシリーズ最終巻が いきなり来た訳ですが…これは判断に迷う。 多分カバー裏の粗筋にふっと惹かれて 初めて買われた人も同じ様に戸惑うかしらと。 本文で展開されているのはひとかどの 時代小説の世界でございますから。 下手すれば合間合間の甘やかさが重い空気に 塗りつぶされてしまいそうな、そう言う感じさえ ございます。 ただ、改めて時代小説であると向き直って読み直す…
本誌がさりげないこだわりの集積で作られて いるならその付属品も又同じ…と言う感じで、 山椒は小粒でピリリと辛いを地で行く小冊子です。 まああくまで小冊子と言うだけあって作家さん一人に 割り当てられているのは1ページと言う空間です。 しかも面積は余白込みで120mmかける170mm。 さあここで何を描くかと迷われる方はさぞかし多いかと。 しかしこの『Fig』の執筆陣は良い具合に…
鳩村衣杏 高階佑
作者さんはあとがきでかなり恐縮されておられましたが、 評者はこう言う御曹司ものが読めて幸せだなと素直に 思います。 この作品は実に丁寧な仕事が施されておりますね。 だからこそ御曹司同士の遣り取りにもきちんとした背筋を 感じられる。パワーゲームではなく、ロマンスの 駆け引きなのだと得心も行く。 品格を求められる立場とはそれだけ日常の些細な事も 地に足つけて行っているのだよ、とさり…
西つるみ
一人の武人の出世物語、と額面通り捉えれば かなり不快な物語かも知れない。 しかしながらもしも彼が日常の殆どを能で言う所の 直面で演じていたとすれば、どうか。 それでも不快と言う人は居るだろうが評者は その直面の皮の厚さを天晴さと讃えたい。 その見事さが時折ほころびて隠し遂せたと 思った筈の心がこぼれて慌てる様も 又一興だろう、と。 描かない事で却って鮮やかになる彩り。 それ…
正直に言えば、表紙の煽り文句で足を止められました。 「アレもコレも食べたい腐女子のみなさまへ。」 これ程ツッコミ心を刺激する煽り文句は無いでしょう。 で、頁を進めてみると…全体的に茶漬け感覚でさらりと 流し込めているのに随分しっかりと後味が残るんですね。 消したいのに消せない下卑た後味ではなく、薬味の様に もう一杯を誘う様な絶妙に邪魔をしない後味が。 確かに色気に溢れ…
桑原水菜 佐々木久美子
もしこの作品を今まで同人誌さえも出した事が無い 新進気鋭の作家さんが書いた、という事であれば 評者は期待含みで神レベルの推奨をしたかも知れません。 ただ、あの「炎の蜃気楼」の作者さんが書いたと 言う事であれば…正直拍子抜けと言う所でしょうか。 筆のノリの良さは確かに伝わってきます。 そのノリのお蔭でぐいぐい引きこまれる様に読めたと 言うのも事実です。 しかし、どこか匙加減が狂っ…
松崎司
松崎さんらしからぬ表紙と帯にすわ何事とレジに走り、 そして紐解く事小半時…。 評者も良い年こいた読者風情でございますが、なんとまあ ニヤニヤが止まらない止まらない。 今までの松崎さんの「型」をお望みの方には物足りない 一冊となりましょうが、デレ倒す野郎共が見たくて見たくて 辛抱たまらんと言う方には黙ってすっと差し出したい 一冊でございます。 表題作も併録作もオッサンが若い野郎に…
相模郁人
この方はこの一冊がデビュー単行本だったのですね。 収録作品は古くは1995年のものから新しくは単行本 刊行半年前のものまで。 それだけの幅がありながら作風にずれが一切生じて いないのはお見事と言うべきでしょうか。 キャラクター形成や絵柄にやや往時の流行を感じて しまうものの、この一冊の中に描かれている 幾つかの世界は現在のBLにも一脈通じています。 表題作及びその続編をとってみ…
元ハルヒラ(元ハルコ)
帯の文句はある意味正しく作用しているのですが… 率直に言えばこの物語につけるにしては俗ッぽ過ぎますね。 でもその瑕も大した事は無いと本編が覆してくれます。 神と言う存在は常に聖邪の二面性を持つ、と言われます。 でもそれは神の自発性でそう言う二面性が生じるのではなく、 人間の鏡として神が作用する故に生じてしまう作用なので しょう。 この一冊には想い想われる事で邪を抑え、応える様…