イサヲさんのレビュー一覧

かわいくなくても 小説

松雪奈々  麻々原絵里依 

レース網み設定が最後の最後に生かされてたとは…

この麻々原さんの美麗な表紙から、これほどまでコミカルなお話だとは、ちょっと意外でした。
松雪さんといえば『ウサギの王国』がすっごく面白かったんだったそうだった!
この作品はその路線に近くて、互いに気持ちを隠してるもんで、すれ違ったままどんどんおかしな方向に行ってしまう二人のお話でした。
稼業の引越し屋で働く大和は、クールな男前なのにレース編みという秘密の趣味を持っている。それを唯一知っている…

3

地獄行きバス コミック

明治カナ子 

意外なバカップル話(笑)

明治さん作品で好きなところは、ほのぼのしててエロエロしくて切なくてちょっと不気味なとこ。
その中でもなにがいちばん気に入ってるかというと、不気味な部分なのです私の場合。
今回もタイトルからして、不気味度に期待しちゃったんですよね、それが間違いだったんだな。
こ、こんな終始ラブラブバカップルなお話だったなんて…
絶対なにか冷やっとするオチがあるはずと、しつこくハラハラしながら読んだのですが……

5

こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

感動した!

2話収録されてますが、どちらもラスト・・・けっこう泣けました。
就職したての頃、貧乏で生活が困難な時期があったもので・・・や、ワタシの話ですスミマセン。
そのトラウマがあり、どうも貧乏ネタは読むのがものすごく辛いので、今回もアチャー(ノД`)と思っていましたが、生活苦から抜け出せた主人公岬にホッと胸をなでおろし、そこからの展開がまた面白くて、ぐぐいっと引き込まれて一気読みでした。

子供の…

6

黄色いダイアモンド 小説

木原音瀬  門地かおり 

体調も機構も運気も良いときに読むべし!

木原さんの古い作品。読んでいて「ワタシBL小説読んでるはずだったけど」と、何度も思いました。
「こんな嫌な気分になるつもりなかったけど」てのも。

子育てを放棄している親(木原作品毎度お馴染み)の元で、知能も低く中学もまともに出られず、当然定職にもなかなかつけないし、自己管理さえもまともにできない勇。
見た目も不細工なようでして、なんだか救いようがない。魅力がどこにもないんです。
元々ま…

8

嫌な奴 小説

木原音瀬  坂井久仁江 

ものすごいダメージ

読了後、ああ・・・今、体調が良くてよかった~と思うばかりでした。
ダメージはありましたが、体が元気だからこれぐらいで済んだ気がします。
この作品の痛さったらないですよ。
これか、木原作品が痛いっての。え?まだまだ?

親の都合で田舎に引っ越した和也は、転校先の小学校で出会った三浦のことを、最初からひどく嫌う。
実際三浦は乱暴で自分本位な、よくいる悪がきなんですけどもね、そんな三浦になぜ…

5

脱がない男〈下〉―Don't Worry Mamaシリーズ 小説

木原音瀬  志水ゆき 

木原作品の中ではかなり読みやすいはず

下巻では、あれよあれよという間にラブラブになってしまうのには、ちょっとはしょ
りすぎている感じもしましたが、何人もの女性と付き合ってもしっくりこなかった藤原課長は、天性の受だったんだよ!わかったか!とスッキリ。
甲斐谷のことは、最後まで好きになれませんでしたが、藤原課長が滑稽なくらい可愛いツデンレさんだったので、プラマイゼロでした。
木原さんの暗く陰鬱な作品も好きですが、こういったコメディも…

3

脱がない男〈上〉 小説

木原音瀬  志水ゆき 

なんで脱がないのか

それが知りたくて読んだのですが、けっこうな予想外でした。
野球小僧だった甲斐谷は、親のコネで大手化粧品会社に入社したものの、それまでお洒落に縁遠い生活を送ってきたし、仕事にも興味がなくてやる気なし。
どうにも魅力のない攻めですよ。得意の。
そしてお相手は、仕事もできて色気のある美人上司藤原。
当然女性にもてるもんだからとっかえひっかえなそんな上司が、甲斐谷には嫌味に見えてしょうがない。藤原…

2

情熱の温度 小説

木原音瀬  山田ユギ 

三十路といえば今は若いはず…

ユギさんのお名前がまだ漢字の靫ですよ。1999年て。
当時はどうだったんだよオヤジ受と思わずにはいられない。それも何の魅力もない、しょうもないもいいとこの枯れ枯れ教師、泉野。
攻の吉川が魅力的な男の子だけに、虚しさはひとしおです。
今でこそ、報われない攻パターンは木原さんのお家芸かなと思うのですが、当時はBLでこういうのって、センセーショナルだったんじゃないかなあ。
なんでこんなオヤジ、ど…

3

Zwei ツヴァイ 小説

かわい有美子  やまがたさとみ 

シリーズ同じ絵師さんにしてほしかったな

同級生再会もので、会ってガッカリしたという始まりが新鮮でした。
ときめいてもらわないと話が進まないと思っていた私は甘かった。少しのきっかけで焼けぼっくいに火がつくってのが、もうたまんない萌えでしたよ~。
高校時代は意識しつつも進展しなかった二人なのに、大人になったらあっさり一線を超えるってのがまた、なんだか妙にリアルでした。
ここには『天使のささやき』の峯神さんがチラッと出てきますが、名田に…

6

助手席なら空いている コミック

藤本ハルキ 

これまた物足りない

表題作が半分以上を占めるボリュームだけど、これは物足りなかったです。
な、なんで一冊分描いてくださらんかったかな~。
高校の頃親友だった相手がゲイということに気づいて避けたきり疎遠になっていたのに、大人になって偶然の再会。
それも自分の運転するタクシーに客として乗ってくるだなんて、そこでもう上下関係ができてしまってる。読む側としては、のっけから美味しいシチュエーションです。何度も気軽に呼び出…

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