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桑原水菜 藤井咲耶
M
最後にワタルにもう一度帆津羅のセリフを言ってもらうところから始まったこの巻。 結局、響生がどんな判断を下したのか、は謎のまま物語は中盤まで進みます。 この巻の見どころは、ワタルが演じる帆津羅を見た響生がケイとワタル、どちらを選んだのか、ということと。 ケイとワタルの舞台での直接対決。 響生は「言葉を天に上げられる」という基準で結局は選んだのですが、一方の榛原は「それはまや…
神奈木智 夢花李
逆シンデレラ……? お金持ちの朱鷺と、ごく一般家庭に生まれた涼太はひょんなことから知り合いになる。 すると、朱鷺は何かと構ってくるようになり、ある家庭の事情を抱えていた涼太はそれから逃れるために、「バイトだったら付き合う」と言ってしまう。 それで朱鷺との関係も終わりかと思いきや、朱鷺はあっさりそれを受け入れ、涼太はパーティーで朱鷺をエスコートすることになる。 朱鷺は、涼太をイイ男…
鈴木あみ 樹要
華やかな花降楼の中で、今回は控えめな性格の子が主人公。 おとなしい顔立ちと性格のため忍は前に出ることなく、客がつかず、いつも肩身の狭い思いをしていた。 そんなある日、名家の御曹司で花街の憧れの的・蘇武貴晃と知り合い、一夜をともにしてしまう。 二度と逢うこともないと思っていた忍であったが、彼はその後も忍の許へ通うようになって…… という話でした。 華やかな世界の中で、少し地…
水戸泉 くおん摩緒
ダメな父親を持つ勝利のお話。 勝利の父親は、働かないは、酒は飲むは……のダメ人間。 ある日、祖父の元で暮らす勝利の元へふらりと現れた父親・圭佑の美しさに惹かれ、ついつい勝利は圭佑と一緒の生活を選んでしまう。 何とか圭佑を真人間にしようと、勝利は奮闘するが、そんな顔だけはいい圭佑の元に縁談の話が舞い込んできた。 何とか縁談を壊そうとする勝利は、友人の耳打ちで母親の服を着て圭…
染井吉乃 河井英杞
父親と幼なじみの勝彦のキスシーンを見た誠は、怒り心頭で。 そこからどういう訳だか、父親から挑まれた勝負を受けることになってしまう。 「自分が本当に大切なものをくれた人のものになるよ」という勝彦に、戸惑う誠。 勝彦の本当に欲しいものは何だろう……? 悩む誠に、焦れる勝彦。 ひとつ屋根の下に住む二人のハートフルストーリーな感じでした。 なんていうか、すっごいじれった…
あさひ木葉 樹要
今度は水の触手です。 そして、受けが水の神でした。 水の神の一族の睡蓮は、顔に似合わぬ峻烈で真っ直ぐな性格ゆえに、一族を窮地に追いやった水月の国を憎んでいた。 だが、一族を救うために降りた人間界で、水月の国の王、泰山に狩られてしまう。 水の触手に捕らえられた睡蓮は秘儀の生け贄とされてしまう。 恥辱と法悦にまみれながら、何とか堕ちまいとする睡蓮だが、仇である泰山に思いがけず…
このシリーズ大好きですって言いきれるくらいな遊廓もののシリーズ。 特に漫画化もされたこの二人の話は本当に好きで、漫画を先に読んだので、小説を読めるのが楽しみでしょうがなかったんですが。 えーっとちょっと期待外れだったかなー? という感想が、正直なところでした。 なんというか、漫画が良すぎて、小説に物足りなさをすっごく感じてしまって、もったいなかった……という感想が一番大きいよ…
ふゆの仁子 水木かおる
前作は割と、出会いの綺麗なお話だったように思うんですが、今作は、くっついた後の「不安」だとか「嫉妬」だとかの要素が多く含まれたちょっと人間味が出てきたお話、のように個人的には思いました。 前作は、前作でとっても綺麗で嫌いじゃなかったんですが、現実はそんな綺麗なことだけでは済まないので、この話があってよかったなー、と思います。 正直、前作のラストで二人で仕事を辞めて一戸建ての家に住んで…
画材店に勤める店員さんとホストの恋。 きらびやかな世界にいるはずなのに、どこかさびしげなすがるような視線で見つめられて、水島は彼を邪険にできなくて……という話。 この話の一番のよかったところは、二人の心の交流でしょうか? まったく別の世界に生きているのに、お互いがお互いの仕事のことをきちんと尊重しつつ、その上で、二人の距離をちょっとずつ近づけてる感じが、すっごこく好感度が高か…
みさき志織 樹要
こちらもツンデレというやつですが、こっちは意地を張っている……というよりも、ちょっと天然……というか、抜けているようなイメージがあります。 美人なのに、格闘技はめちゃくちゃ強くて、好戦的! というかなりギャップ萌えの塊みたいな人で、しかも、よくあるエリート的なメガネをかけて「ツン」みたいな人ではなく、割と表情豊かで面白い。 仕事に関わることには完璧なくらいしっかりしているのに、そうで…