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桜木知沙子 高久尚子
M
すっごく優しい話でした。 相当天然で、人がよくて、断るのが苦手で、小説を書く以外は、からっきし……。 でも、その天然な優しさで、人を引きつけてやまない悠の話と。 その悠の面倒をよく見ながら、要領もよく、自立している悠、のお話。 顔はそっくりなのに、中身は全然違う二人。 話の内容も全然、違いました。 祐の恋愛は、遅ればせながらの初恋の話。 ずっと傍にいてくれ…
桜木知沙子 北畠あけ乃
ちょっとギュッとくるような話でした。 切ない系になるのかな……? 井坂は、大学院で、小学校で同じ部活だった一つ年上の羽住と再会する。 大人しかったはずの羽住は、男をとっかえひっかえで、随分と印象が変わってしまっていて……。 井坂は、最初、戸惑うが、次第に羽住の見せる自然な気の使い方に気付き、家が向かいだったこともあり、一緒にいることが自然になっていく。 しかし、関わりを持…
春原いずみ 香雨
久々に、胸の奥がぎゅーっとなるBLを読んだ様な気がします。 最近、なかなかないので、この貴重です。 なんていうか、成長して行く上での痛み……みたいなものを、人は感じて生きていくんですよね。 いつまでも、同じままではいられないし。 全部が全部、抱えて行く訳にも行かない。 通り過ぎてしまえば、「あそこでああすればよかった……」だとか、最もらしいことはいくつでも思いつくのに…
名倉和希 なるみゆった
なんか、久々にきたっ! って、思える小説に巡り逢えた気がします。 なかなか、こういうちょっとエッチ度が高めな話は、それ以外の要素がどうしても、微妙になりがちなんですが……。 これは、そんなことなく。 みどりの切なさがしっかり伝わってくる、いい話だったと思います。 どんなに、ベタな話でも、書き方によって、全然違いますよね。実は、ベタこそ、一番、難しいんだろうな……とは、思っています…
麻生雪奈 神葉理世
きたよー! って、思った。 なんか、久々にこれ! って、思いましたよー! で、作者さんを改めて見たら、やっぱり! って、なりました。 前々から、優しくて、ほっこりされるような小説を書かれる方で好きだったんですが、今回も、その魅力を存分に発揮してくださいました。どうもありがとうございます! BL小説って、割と感情の起伏が激しいのが多いと思うんですよ。 些細なことで、…
柊平ハルモ 片岡ケイコ
これ、最初に読んだ時に。 そう、これこれ! と、思ってちょっとテンション上がりました。 個人的に、こういうテイストのBLが読みたかったの! と、思ったBLでした。 気持ちはあるのに、すれ違って、回り道して……とういような恋愛! というようなBL。 元々、夏音は、榊間に好意を持ってて。 でも、愛人として引き取られるって聞いて、失望して。 他にもいろいろあって、気持ち…
水戸泉 桃季さえ
なんていうか……普通に読んでて、微妙に切なかったり、いろいろして。 ちょっとなんか、消化不良になっちまいました……。 この本は1冊に3つの話が入ってるんですが……。 どれもこれもが、素敵にエッチで、素敵に切なくて……。 終わってしまうのが惜しい感じ。 そして、なおかつ、微妙に中途半端なところで終わってるので、かなりゴロゴロしてしまいます。 話の内容的に、これ、まる…
水戸泉 タカハシマコ
モデルで生計を立てながら生活している修也は、人間の中に混ざって学園生活をエンジョイしている吸血鬼だった。 ただ、未だに日本人女性の国籍不明のハイテンションさには慣れることができずにいた。 そんな中、修也の通う学校に、年齢より幼く見える、喋ることの出来ないかわいらしい見た目の夏目が転校してきた。 夏目に一目惚れした修也は、なんとかして夏目に好きになってもらおうと吸血鬼の性的魅力で夏…
黒崎あつし 樹要
王子様のような銀髪美形……なのに、目立ちたくなくて、苦労性な文人と、天使のような美しい顔をして愛らしい見た目なのに、暴れん坊で口が悪くてワガママな和音の物語もこれが最終章になりました。 今回の巻は、いよいよ、和音の過去が明らかになる話。 そして、和音がちょこっとだけ、大人になる話でした。 文人が、自分が恋人じゃなくて保護者として愛されてるんじゃないか……? と不安になってたり…
黒崎あつし 阿川好子
シリーズ物の続刊になります。 ラブラブになった尚哉と洋人のその後の話です。 洋人は周りから言われたこともあって、忙しいであろう尚哉から少し距離をおくことにする。 けれど、何も言われずに急に距離を置かれた尚哉は、不安になってしまう。 そんな時に、尚哉の昔の恋人である秀司が現れて……!? という話です。 基本的に、尚哉と洋人の気持ちは殆ど、揺るがなかったように思いまし…