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弓月あや 北沢きょう
M
ネタバレ
銀髪と紅い瞳を持つ「しの」は、その美しさとものめずらしさから、村の人々から遠巻きにされて生活していた。 村の人たちから蔑まれ、一家は森の奥に、細々と生活していて食うに困るような日々だった。 けれど、その美しさからしのは、遊興三昧に耽る鷹司公爵家嫡男・一成のために男妾として買われることとなある。 外出を禁じられ暫く鷹司家の離れの庵で身体の手入れをするように命じられたしのは、会う人は日に…
水上ルイ こうじま奈月
鷹野和哉は、一年前の出来事が忘れられずにいた。 料理人の新人賞を取った大会で、完璧だと思える料理を仕上げたのに、思い切りけなされたのだった。 自信満々だった和哉は怒り、そのけなした相手――超有名レストランの天才グランシェフ・小田桐総一郎に自分を認めさせようと必死で努力してきた。 そして、ついに自分の実力を認めさせる機会が巡ってきた。 小田桐がグランシェフを務めるレストランで採用試…
黒崎あつし かんべあきら
明良が部屋で寝ていると、突然、二人の男に拉致された。 どうやら二人は、自分を別の人と勘違いして拉致されてしまったらしい。顔を見られて、すぐに誤解は解けたのだが、今度は自分の住んでいたアパートが火事で焼けてしまって、帰る場所が無い。 携帯も無いから、唯一の肉親である兄に連絡を取ることもできず、困り果てていると、明良をさらってきた男の上司だという男が、自宅に住まわせてくれるという。 彼・…
愁堂れな 高橋悠
前沢は、今まであちこちの高校で産休代理のアルバイトをしていたが、偶然、友人でもある同僚が長期休暇を取ることになったため、代理としてクラスを受け持つことになる。 一年の途中である交代であるため、保護者一人一人に挨拶をしようと、家庭訪問をしているところ、生徒の父親が憧れの小説家・南条龍之介であることを知る。 リビングに入ってきた憧れの作家の姿に、自分の想いを抑えきれなくなった前沢は、パニック…
藤崎都 蓮川愛
新人編集者の浅岡馨が校了明けに上司に無理やり連れてこられたのは、実家の温泉旅館だった。 そこに滞在しているという官能小説家・久慈嘉彦に執筆を依頼しようというのだ。 「婚約破棄のショックで断筆!?」という噂まである作家に当然ながらOKをもらえるはずもなく、その日のうちにトンボ帰りしようと思ったのだが、久々に帰ってきたのだから、と家族に引き止められ、馨は一泊だけしていくことになる。 その晩…
あさぎり夕
こっちもあっちもデキちゃってて、正直、この話の面白さがわかりません。 今回の話は、彗に会って、泉が逃げ出しちゃったところから話が始まる。 逃げ出した泉は、伊達に会って、伊達に快楽をもらうことで由鷹のことを忘れたくて、伊達に抱かれようとするが、すんでのところで由鷹の名前を叫んでしまい、伊達に怒られる。 そして、自宅に帰ったら帰ったで今度は、由鷹が彗に振られたと言って、泣いている。 …
森本あき タカツキノボル
福永英樹は、母から見合いをするように迫られていた。 「家を出て行くか、お見合いをするか」の二択を迫られた英樹は、金持ちの家に生まれた世間知らずで、アルバイトをしたこともなければ、何一つ家事はできない。 そんな英樹が、家を出て行けるはずもなく、渋々お見合いに同意した英樹の前に現れたのは、あろうことか男だった――。 「死が二人を別つまで。ずっと相手を愛し続ける。それが結婚……」 そんな風…
ごとうしのぶ 高久尚子
片思いしていた教師の志摩を、無理やり抱いてしまった高校三年生の光。 そんな光に、怒るどころか、意外な条件を出してきた。 「卒業までの期間限定なら、恋人ごっこにつき合ってやる」 そうやって光は、週末ごとに志摩の部屋を訪れ、身体を重ねたり、二人でドライヴに行ったり……そんなことをするようになったけれども、どうしてそれを許すのか、志摩の気持ちが光にはまったくわからない。 切ない激情を光は…
秋月こお 西炯子
富士見二丁目交響楽団(通称フジミ)のコンサートマスターの悠季が、帰省先の実家から帰ってくると、住んでいたアパートが全焼。 気前よくお金を実家の両親たちにも渡してきてしまったから、持っているお金もなく、銀行に行くも振り込まれているはずの給料が振り込まれておらず、大ピンチを迎える。 あちこちに連絡をして、何とか宿を確保しようとするも、折りしもお盆休み。 連絡を取ろうとした人間はことごとく…
ふゆの仁子 高階佑
里美はある晩、行きつけの店で知り合った行きずりの男と関係を持つ。 今まで女に限らず、何人かとの男とも関係を持った里美だったが、その男とした行為は、今までの誰よりも里美を夢中にさせた。 鍛えた身体をスーツに包み、「痛がる表情も俺を煽るためなんだろ?」と里美を翻弄するその男。 遊びのはずが、快楽に囚われたのは里美の方だった。 いつ意識を失ったかも覚えていないくらい、その彼との行為に溺…