total review:301221today:23
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
86/106(合計:1054件)
鹿住槇 夏乃あゆみ
M
陽は、兄の親友である崇匡にずっと憧れていた。 崇匡と同じ学校に通いたい一心で、塾通いを始めた陽は、バイトをする崇匡を偶然、見つける。 崇匡は、そんな陽を歓迎してくれ、あまつさえ、陽に家庭教師をしてくれるという。 陽としては嬉しい限りの申し出だったが、成り行きから、兄を好きなはずの崇匡と「身代わり」として身体の関係を持つことになってしまう。 そんなある日、崇匡の部屋で抱き合って…
水戸泉 桃季さえ
なんていうか……普通に読んでて、微妙に切なかったり、いろいろして。 ちょっとなんか、消化不良になっちまいました……。 この本は1冊に3つの話が入ってるんですが……。 どれもこれもが、素敵にエッチで、素敵に切なくて……。 終わってしまうのが惜しい感じ。 そして、なおかつ、微妙に中途半端なところで終わってるので、かなりゴロゴロしてしまいます。 話の内容的に、これ、まる…
水戸泉 タカハシマコ
モデルで生計を立てながら生活している修也は、人間の中に混ざって学園生活をエンジョイしている吸血鬼だった。 ただ、未だに日本人女性の国籍不明のハイテンションさには慣れることができずにいた。 そんな中、修也の通う学校に、年齢より幼く見える、喋ることの出来ないかわいらしい見た目の夏目が転校してきた。 夏目に一目惚れした修也は、なんとかして夏目に好きになってもらおうと吸血鬼の性的魅力で夏…
夜月桔梗 幸田真希
ロンドンの名門ホテルでVIPを担当するゲストリレイションズのカイリは、ある日突然、ある“賓客”から指名を受ける。 しかし、その相手は世界的大富豪の後継者で16歳の天才児、そして7歳のときカイリに求婚してきた、ラルフ・ウィリアム・ロシュバード。 カイリは富も名声も社会的立場もある彼がどうして……? と不思議に思うのだが……。 そんな感じの話でした。 どっちかっていうと、すっかり…
黒崎あつし 樹要
王子様のような銀髪美形……なのに、目立ちたくなくて、苦労性な文人と、天使のような美しい顔をして愛らしい見た目なのに、暴れん坊で口が悪くてワガママな和音の物語もこれが最終章になりました。 今回の巻は、いよいよ、和音の過去が明らかになる話。 そして、和音がちょこっとだけ、大人になる話でした。 文人が、自分が恋人じゃなくて保護者として愛されてるんじゃないか……? と不安になってたり…
あすま理彩 樹要
自分を引き取って面倒を見てくれた叔父のために、自らの身体を投げ出す覚悟を決めた春加。 そして、そんな春加を、自分好みの身体に仕込むために、夜ごと激しく抱く門脇。 まぁ、BLの王道とも言える展開だと思います。 個人的には、そこまで嫌いではない話だったと思うんですが……。 監禁陵辱……というには、もうちょっとソフトだったような気はしますが……。 最後に春加が自分がどう…
大槻はぢめ 桃季さえ
田舎から大学進学のため上京して一人暮らしを始めた月本葵と、葵と同じアパートに住む、個性的な住人達が話の登場人物です。 一応、葵の恋愛がメインになってるんですが、多分、作者様の意図で、同じアパートに住む人達の紹介を順番にしていってる部分もあるので、葵の恋愛話は本の厚みの半分くらい……と、思ってくれていいかもしれません。 アパートには、既に出来上がってるカップルもいたり、謎な管理人代理もいた…
麻生玲子 瑞沢秋美
お互いに惹かれ合っているのはわかってるのに、自分が傷つくのが怖かったり、世間の一般常識が邪魔をしたり……で、なかなかちゃんとした形には収まらない二人の話でした。 好きだって自覚したのにちゃんと告白しなかったり。 告白しても、なかなか身体を重ねなかったり。 身体を重ねても、以前からいた彼女と別れようとしなかったり。 なんとなく、人間の持つ矛盾を素直に表現した作品のような気が…
麻生玲子 片岡ケイコ
皆さん、書いてらっしゃるように、とても透明感のある話で、素晴らしい名作だったと思います。 二人の愛をゆっくり、ゆっくり愛を育てている感じがして、とてもいい話でした。 焦ってないのがいいし。一生懸命、西野が白川をわかろうとして、甘やかしてるのがいいです。そして、それをまた、負担に感じてないのがいい。 そういう状況だからこそ、この本、全体に流れている空気がゆったりしていて、読んでる側もな…
黒崎あつし 阿川好子
シリーズ物の続刊になります。 ラブラブになった尚哉と洋人のその後の話です。 洋人は周りから言われたこともあって、忙しいであろう尚哉から少し距離をおくことにする。 けれど、何も言われずに急に距離を置かれた尚哉は、不安になってしまう。 そんな時に、尚哉の昔の恋人である秀司が現れて……!? という話です。 基本的に、尚哉と洋人の気持ちは殆ど、揺るがなかったように思いまし…