てんてんさんのレビュー一覧

あなたのそばにいるだけで 小説

森本あき  かんべあきら 

嫌われているのはなぜ?

今回は開校以来の天才と名高く東大確実な義弟と
父の写真に影響され北大を目指すの義兄のお話。

受様視点で義弟になった攻様との恋の顛末と
その後のラブラブな後日談、
攻様視点で本編の攻様の暗躍ぶりを収録。

物語は親同士の再婚話からスタート。

初めての顔合わせで
緊張する受様に紹介されたのは
美人なのに天然ボケな女性と
一つ下という彼女の長男。
その彼が今回の攻様です♪

0

成澤准教授の最後の恋 小説

高遠琉加  高永ひなこ 

はじめての本気の恋

今回は私立大学文学部フランス文学科の准教授と
老舗出版社の純文学文芸誌の新人編集者のお話です。

攻様視点で二人の出会いから恋人になるまでと
受様視点でラブな後日談を収録。

攻様は洗練された容姿をもつ
私立大学文学部仏文学科の准教授ですが、
翻訳者としての顔も持っています。

難解なイメージの仏文学ですが、
攻様の翻訳本は作者のイメージと相まって
同種の本より三割増しで…

2

寝ても覚めても君だけを 小説

渡辺ゆい  カワイチハル 

たった一人の弟だから

今回は入学と同時に証券会社を立ち上げた大学生と
大財閥の御曹司で硝子のヴァイオリニストのお話。

兄弟として育った二人が恋人になるまで。

財閥の家系に
嫡男としてして生まれた受様は
本来は経営を担う立場ですが
ヴォイオリンに魅せられ
早々に後継者より音楽家を選びます。

しかし、十年前のある時期を境に、
どんなに練習しても
どんなに最高の音色を奏でていても
なぜか受様…

2

夜と誘惑のセレナーデ 小説

桐嶋リッカ  カズアキ 

あなただけが特別

今回はヴァンパイアの名家の嫡子にしてキングと
クラシックライカンの血をひく半陰陽のポーンの恋物語。

祖母の画策した受様の花婿探しを絡めて
二人の出会いからまとまるまでと
ほのぼの後日談を収録。

魔族の中でも
古代の血を受け継ぐクラシックと
時代とともに特徴が廃れ
現代の主流となったサラブレットは
互いに干渉することなく存在しています。

しかし受様の両親は
父は日本…

1

妖魔なオレ様と下僕な僕 7 小説

椹野道流  山田シロ 

思いの深さをつくるのは

本シリーズは骨董品屋の店主にして術者の妖魔と
攻様の下僕にして骨董店手伝いの浪人生カプの話です。

再び巡ってきた受様の三度目の受験に
攻様に依頼されたある大学の怪奇現象解決を絡めて
進みます。

二人が出会ってもうすぐ一年。
受様にとっては三度目の大学受験の季節となります。

今年は農家を営む親にと狙う農学部の他に
妖魔の攻様が下僕の資質を見極めた上でと勧めた
文学部も受…

2

君だけに触れる快楽 小説

結城瑛朱  桜城やや 

伝えられない気持ちゆえ

今回は父の急死で喫茶店を引継いだマスターと
とある事情で出版社をクビになった会社員のお話です。

受様視点で再会から恋人としてまとまるまでと
攻様視点で出会いの回想と今の甘い日々を収録。

受様は絵を描く事が好きで美大に入りますが、
自身の才に見切りをつけ
美術書を専門に扱う出版社に入ります。

それから三年、
もともと人付き合いが下手だった上、
陰湿な上司と折り合いが悪か…

2

やすらかな夜のための寓話 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

二人の世界!って感じです

本作は人付き合いが苦手な若きカリスマ画家と
事件をきっかけに彼と恋人になった刑事のカプシリーズの
後日談4本を収録した短編集です。

【やすらかな夜のための寓話】
『しなやかな熱情』その後のSS

攻様が受様を追って
彼の赴任地に居を構えてそろそろ1年。

受様は駐在所の一角に居住していますが、
攻様の拠点は庭付一戸建。

受様の仕事は
攻様が思う以上に多忙を極める為、…

2

そのキスの裏のウラ 小説

火崎勇  羽根田実 

酔いに負けない気持ちって

今回はエネルギッシュで押しの強い衣料メーカー社長と
大手総合商社勤務で攻様の会社の担当の営業マンのお話。

酔った受様が一夜を共にした相手と恋を探しあてるまで。

時は会社の重役の叙勲パーティ。
大手商社の営業職の常として
部長のお伴で返杯を受け続けた受様は、
二次会接待で具合が悪くなってしまいます。

翌朝、受様が目覚めたのはホテルのダブルベット。
あわてて起き上がろうとす…

1

旦那さまなんていらない 小説

黒崎あつし  高星麻子 

どこまでも本気な彼に惑わされ

今回は傾いた自社を立て直した複合企業の青年社長と
とある事情で攻様の家に居候する高校生の年の差ラブ。

二人の出会いから受様が絡めとられて恋に落ちるまで。

受様は17才の高校生。
受様は女手一人で育ちますが、
めでたく母の再婚が決まります。

結婚式でも元気が良過ぎる母は
花嫁のブーケも張りきって放り投げ
勢い余ったブーケが落ちた先にいたのは
白いタキシード姿の受様でした…

2

不埒なスペクトル 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

根強い誤解の底に有るのは

今回は堅物エリート銀行員と
軟派なシナリオライターのお話です。

誤解で関係を持った二人が恋人として同居するまで。

受様は優秀な頭脳で
就職した某銀行の人事部で辣腕をふるい
エリートコースを進んでいました。

が…
融通が利かない程の生真面目な性格で
コネでの優遇対処は行わずで敵も多く、
懇意にしていた上司が派閥争いに敗れると
その煽りを受けて支店の閑職へと追いやられま…

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