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成瀬かの 六芦かえで
雀影
南の島を舞台にした、救いと解放の物語。 はまり込んだ迷路から抜け出すには、 迷路の中を何時までもさまようのではなく、 空からいきなり吊り上げるのが確実。 兄からの性的虐待という迷路に長いことはまり込んでいた瑛。 木津は瑛の傷を見て瑛に興味を持ったようなのですが、瑛は堅い殻で自分を覆っているので、それが木津の作家としての好奇心だとしか思えません。 南の島の木津の元へ、仕事として無…
花川戸菖蒲 夏水りつ
ずるいなぁ 自分はゲイだと自覚はあるけど、自分に自信のない23歳童貞リーマンくんが、 趣味でも持ったら、少しは自分に自信が持てるんじゃなかろうかと思ってカルチャースクールにお茶を習いに行ったら そこにいたのは、とっても素敵な男の先生で 若いって言うことは、無謀と素直がイコールで、 自分が先生を押し倒す無謀な妄想に励みつつ、 素直に真面目にお茶のお稽古に励んでいたら、 いつの間…
高遠琉加 六芦かえで
泣けると思う。 ただただ好き。 好きになってしまって、 もう、どうしようも無い。 好きになってしまうのに、理由なんて無い。 レビューが沢山ついて、その分評価もばらついているこの作品。 評価のばらつきは、攻めの堂島を、どの位受け入れられるかどうかみたい。 三浦視点の「好きで~」は、普通に切なくて泣けるけど、 私としては、堂島視点の「ラブソングみたいに」の、堂島が「好き」の意味…
藤本ハルキ
もう、それに尽きる。 好きだから、カラダだけでも繋ぎたい。 でも本当に欲しいのは、 「好き」 って言って欲しい。 再発見・藤本ハルキ祭り開催中です。 麗人誌でたまに見かけて、地味さっぱり系の子がいきなりエロ展開で記憶に残っていた藤本さん。 「先生のクセに」で弾みがついて、ちょっと大人買いしてみた。 確かにキュンエロ。 このふんわりかわいい系のカバー絵からはちょっと…
真崎ひかる 桜城やや
そうゆうことで。 ついに3作目のもふもふシリーズ、 今度は人狼族の国の塔の中の王子様ですか。 ファンタジーですな。 もう、どうせファンタジーなんだから、普通にラブラブバカップルのドタバタを楽しんで、 兄弟揃って子孫を残せないような伴侶とくっついちゃったり、不法入国&非人間との合法的同居のための面倒な現世の手続き的なことは、まるっと「なんとかしちゃいましたぁ」で、ざっくりすまし…
読み切り短編集ですが、表題作と次の「ひらいてむすんで」は連作です。 他の作品も、ゲイバーが登場したりして、リンクしていそうで、いなそうで、、、 作品の中で、ゲイバーが普通に登場して、そこでのコミュニケーションがそれなりに重要な位置づけってことは、つまり、そういうことです。 藤本作品に登場するのは、一夜限りのカラダだけ遍歴や、ダメ男遍歴を重ねてきたバリバリのゲイの子で、そんな風に色々あった…
松本ミトヒ。
高校生男子の、Hな妄想と夢がいっぱいのこの本、全編にわたって、女装子の男の娘ちゃんと普通の男の子とのHなアレコレ、ではあるのですが、男の子同士がHなアレコレすればBLかといえば、そうとも言えない、っていうのが私の気持ちな訳で。 なんでそう感じるのかというと、 「そこにラヴがないから」 確かに、ここに登場する男の子の方は、男の娘に好意以上の恋愛的な気持ちを持って、Hな妄想を膨らましたり…
福山ヤタカ
作者さん、寡作な方なのか、初コミックスに作品がたまるまで結構お時間がかかったようです。 収録作品は、巻頭が一番新しくて、おおまかにいって後半にいく程発表時期が遡っていきます。 やはり巻頭の「勘違染」が一番好き。 どことも知れない、いつの時代かも分からないおとぎ話の世界を舞台にしたようなお話に、この装飾過多な絵がとっても合っている。 デザイン的に処理された髪の艶とか、不思議なデザインの装…
藤本さんの絵って、なんでこう、地味エロいのかしら。 カバーの、この地味顔のメガネ、 よく見ると、ほんのり染まった頬とか、困り眉とか、薄い唇とかが、得もいわれずエロい。 それは、中の作品にも言えて、 たとえば表題作だと、ひっそりと図書室からプールを見ているだけだった先生が、きっかけひとつで、美味しそうに頬張りながら自分で後ろほぐしちゃう。 そのお顔がエロいのはもちろんだけど、しゃが…
高遠琉加 依田沙江美
そこに残ったのは、無垢な愛らしい生き物でした。 この第3巻、前半は前巻から続いた、志田と響川の物語。 響川はようやく、自分が本当に欲しい物が何なのかを認めます。 そして、響川が今まで自分で自分をいじめるように囚われ続けてきた理由が明らかになり…。 後半は、蝶野と三木の物語。 今度は蝶野の過去が…。 嵐と共に、芦屋という蝶野のかつてのクラスメイトが運んできます。 どちらもキ…