雀影さんのレビュー一覧

恋夢ラバー コミック

こん炉 

今時のコミック

一重にそばかす
この、受けのミケさんが、なかなか斬新なエロさでした。
思えば、こんなに細かいそばかすとか、一重の眼元とか、前髪が顔にかかる影とか、こういう繊細な表現って、やっぱりデジタル技術の進化のおかげなんでしょうか、どうなのかな?

ストーリーは、今時イケメンの大学生くんが、地味で根暗で人付き合いの悪い大学職員くんを見初めてアタックするお話し。
で、この繊細な絵のお陰か、夢に神様が出…

1

アカノイト 小説

朝丘戻  梨とりこ 

草木には水

朝丘先生の作品を読んでいるといつも、いつ、どんな破局が訪れるのかと、最後までハラハラししてしまう。
実のところは、たとえ一時遠回りしたとしても、ちゃんとハッピーエンドになるのだけれど。
この作品でも、犀賀が自分の人生に常に諦観を持っていて、有理の事もずっといつか失われる物として見て「あのときが幸せだった」とか言うし、有理の恋心も「目の見えていない今だけの思いこみ」で押しやろうとするしで、この先…

6

日陰蝶 コミック

名取いさと 

続き物はやっぱり順番に読んだ方がいい

タイトル、当然といえば当然なんですが、、、
この本が出てから、続編の「ひらひらおちる」が出るまで約1年半。
なんとなく、この「日陰蝶」は読んであると思いこんで「ひらひら~」を読んだが、「……あれ?」
結局、あらためて購入して読んでみたら、やっぱり読んだ記憶がない。
家の中、探してもないわけだ。
で、この2冊を通してあらためて読み直すと、ちゃんと意味が通じた。
牧と永田、永田と松浦、そし…

2

蛇喰い鳥 CD

キャストトーク入り

原作既読です。
さらっとした恋の駆け引きのお話なので、まとまった時間で集中的に聞かなくても、細切れに聞いても大丈夫。
登場するのは二人だけで、関係や背景もそんなに複雑じゃないし、エチいシーンも適度に散りばめられている。
ノジ兄さんと川原さんの素敵なお声で、ちょっとの時間でも甘い気分を味わえる。
そういう意味では、いいCDだと思う。

コミック原作で本編が短いので、本編ディスク内にたっぷ…

1

氷が溶けるのを待ってる コミック

上田にく 

当たりでした

氷色が印象的なカバーイラストのコミックス。
絵としては最近の流行っぽい繊細な感じで、とりあえず、涼しげな色の本だからっていう理由だけで手に取ったこの本、ここにまだレビューもないし、正直言ってそれほど期待値は高くなかったんですが、私としては当たりでした。
表題作は、ざっくりまとめちゃうと、高校生君が自分をナンパしてきたサラリーマンを好きになるお話なんですが、これがなぜ「氷が溶けるのを待っている」…

4

秘書課チームの淫らな女王 コミック

鳥海よう子 

北村チーフの顔は好き

絵はきれいなんだけどなぁ、、、
スーツ姿とか、体つきとか、表題作の北村チーフのクール顔なんか特に、
絵としては好みなんだけどなぁ、、、
4Pってあたりに不安要素がなくもなかったけど、この絵でエロエロとか読んでみたいかなって思って、
まあ、表題作は、それはそれはエロエロで、期待以上だったし、ここまで突き抜けてると、これはこれでいいかって思えるんだけど、、、

うーん、、
こう、恋愛感情…

2

僕がゲイビ男優になった理由。 コミック

アキハルノビタ 

アホかわいい

いやー
この作品って「ゲイビ男優」って設定の勝利というか、、、
エロのためのエロとか、アホの子受けとかは、正直言って守備範囲じゃないんですが、そもそもの設定が、路頭に迷ったアホの子(司)がゲイビ男優にスカウトされて、監督さん(敬介)に面接とか言いくるめられているうちに、いきなりエッチィアダルトビデオの撮影になっちゃって、結局モデルに採用されて、敬介の家に住まわせてもらうことになったら、毎日二人…

4

君は僕だけの果実 小説

きたざわ尋子  カワイチハル 

マカロンみたい

サクッと食べるとホロホロ崩れる、甘いお菓子みたいなお話でした。
とりあえず、主人公が健気ないい子で、とにかくモテモテ。
母の再婚で、一人で切り盛りすることになった下宿の住人は、幼なじみの男らしいイケメン、王子と呼ばれる大学生、チャラい年下の大学生。
幼なじみと王子の二人からアタックされて、心は幼なじみに傾いて、でも、どうしても、最後の返事ができないのは、二十歳になったらある人の愛人になる約束…

0

月刊ディアプラス2015年9月号ふろくミニドラマCD「恋愛ルビの正しいふりかた」 CD

絵(原作コミック)が側にあった方がいいです

最近、記憶力の減退が激しくて、本編CDのっていうか、原作の記憶が…で(他の作品と、どうもゴチャゴチャになってる)キャラクターの設定を思い出すのにちょっと手間取ってしまった。
おげれつたなかさんって、やっぱり絵の人なのかなぁ、
絵があると、このお話もイキイキと動き出すんだけど。

休日前の夜、時間はたっぷりあるし、雰囲気盛り上げて、今夜は!
と勢い込んでみたものの、気がつけば、また空振りで…

1

ブライトン・ロック! 小説

椹野道流  宮本イヌマル 

今だから読んでほしいBL小説

作品タイトルや、カバーイラストからも伝わるように、かなり古い作品ですが、BL小説初心者さんにはオススメの作品です。
全く接点のなかった二人が、出会って、少しずつ距離を縮めて、恋心を自覚して、トラウマを乗り越えて、深く愛し合うようになる。
王道というよりは、基本的な物語が、イギリスの海辺の町を舞台に描かれます。
受け攻めの設定も、体格の良いイギリス人の攻めに、日本人基準では小柄ではないが西洋人…

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