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椹野道流 宮本イヌマル
雀影
ようやく落ち着いた、二人の愛の暮らしに、日本から嵐がやってきて、、 二人で、本当に生涯を共にしたいのならば、ただ、このまま、ここで暮らしていてもなんの展望も解決もない。 本当にお互いが運命の相手ならば、一時離れても、必ずまた会えるはず。 たとえ離れても、運命ならばまた出会える。 ガイフォークスの炎のクライマックス。 思い出作りの、イギリスのクリスマス(のごちそう)。 椹野先生の…
千歳ぴよこ
どうも、「愛し合っているならリバれ」党の雀影です。 私がBLに求める物の一つに「お前らせっかく男同士なんだから、同じ痛みと同じ快感をお互いに味わいやがれ」って言うのがありまして、で、リバがある作品を見つけると、こうやって馳せ参じるわけです。 表題作は、子どもの頃のいじめっ子に再会したお医者さんが、診察と称して仕返しをたくらむが、実は、、、なお話。 いじめていたのは好きだったから、で、こっ…
連載中のコミックのドラマCD化って、やっぱり辛い物がある。 確かにコミックスの1巻はここで終わっているから、このドラマCDもここで終わるのは当然。 それは充分わかっている。 わかっているけど、ここで終わりって、、、 非常に魅力的な原作で、このドラマCDも意欲的で、声優さんたちの演技も音楽も、とっってもいいんだけど、それは重々認めつつ、ここで終わりって、、、やっぱり物足りない。 続きを期待…
凪良ゆう 二宮悦巳
昨年から、様々な色合いの作品を発表し続けていた凪良先生。 今回の初ディアプラス文庫は切なさ満載のひっそりとしたお話になりました。 過去に囚われて、恋愛することに臆病になっていた主人公・仁居が、これも、過去に囚われて恋愛関係が上手く続けられない国立と、子猫を拾った事をきっかけにして、少しずつ歩み寄っていく。 恋にのめり込んで、また傷つくのを怖れ、いつでも戻れると自分に言い聞かせながら、本当に少…
かいだ広
ネタバレ
初読み作家さんの初コミックス、ノーマークでしたがここで高評価なので軽い気持ちで購入。 予想外に、といったら失礼だけど、ほんとに思いの外良かったです(言い直したらよけいに失礼な感じ?) 初コミックスで、カバー絵の主役君もいまいち地味で普通な子だし、はっきり言って劇的に絵がおしゃれだったりお上手だったりってわけでもないし。 でも、読んでいてどんどん引き込まれて、読後感がほっこりした。 これって…
中村明日美子
下巻の方も、レビューが「神」しかないのはいかがな物かと思いつつ、やっぱりこれは、私も「神」。 過去と現在を行きつ戻りつしながら、二人の理由を探していた上巻に対して、この下巻では、お話は結末に向かって一気にひた走る。 そして、迎えた結末は、なるべくして成るバッドエンド。 耽美でせつない結末はこうでなくっちゃ。 さらに、書き下ろしの「暗転」でも因果の糸が続いていて、この耽美さにぞくぞくする。 …
レビューが「神」しかないのはどうかなぁって躊躇したけど、やっぱり私も「神」評価。 全くどこも、逃げも隠れもしないで、真っ向から研ぎ澄ました描写で展開する上下巻。 この緊張感。 絵の力。 ほんとに隅々まで美しい。 これだけの絵の説得力があってこその、耽美でせつない世界に浸れる。 そして、明日美子先生のエロをこれだけガッツリ味わえるのも素晴らしい。 ただし、明日美子先生の絵がお好きじゃな…
案丸広(案丸)
絵は可愛いんだけど、、、、 表題作はエッチな妄想にまみれた童貞職人君が、フェロモン全開の美人書道家さん(肉欲強い系)に喰われちゃう話。 これ、最初の方の、先生のフェロモンにあてられて、一人悶々と妄想しちゃう職人君って設定はほいほい楽しく読んでいたんだけど、いきなり先生に誘われて乗っかられちゃう展開に、え?これ、職人君の妄想だよね、普通に会話しながら、職人君が一人妄想を暴走させているだけで、…
名取いさと
前作「日陰蝶」の続きで、結末。 この「ひらひら~」のあらすじを読んだ感じ、「日陰蝶」の方も多分読んだような気がしてとりあえず購入。 結果、前作を既読かどうか、かなり微妙。 この本、完全に「日陰蝶」の続きの内容なので、ちゃんと「日陰蝶」を読み返してから、その続きとして読まないと内容が掴みきれない。 しかし、いきなりこれから読んでも、「日陰蝶」で描かれているはずの松浦と永田、そして牧との関…
ゆくえ萌葱
見た目硬派なヤンキーが、実は…なヤンキー受けストーリーの続き。 恋をして、お互いの事を思うとき、そこには二人の関係だけじゃなく、あらためて家族との関係も考える展開に、ちょっとほろっとさせられちゃう。 後半は、志摩のグループの仲間のスピンオフ。 2年生のヘタレこと怜侍と、3年の理の別の高校に通っている双子の兄弟・章の話。 これが、台詞や何かからちゃんと読み取れば、ストーリー上の関係性は理解で…