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132/378(合計:3774件)
東まち
雀影
っていうか、店頭では買うなっていってるとしか思えない、いろいろウワァなあれこれがギッシリべったりな帯の掛かった本。 いくら、ジュネットでピアスでも、ここまでブッちぎった帯を巻いてくるなんて、 更に、帯をはずしても、裏表紙にはやっぱりウワァな文句が並んだデザインはなかなかない。 こんな本が買えるのは、ほんと、ネット通販様々だ。 中身は、絵もかわいいし、お話も突き抜けたアホエロばっかりと見…
加東セツコ
多分、大半の本は読んでいると思うのに、ほとんどレビューしていない加東さん。 表紙の絵とか、タイトルに惹かれて買ってはみるんだけど、どうも、微妙に感想が書きにくいというか、、、 ここが好き!とか、ここがよかった!とか、こう、前のめりな読後感があるか、これはいやだとか、そんな拒否感が残ったりすると、感想も書きやすいんだけど、、、 この本には、3作品収録されているが、どの攻めも微妙に好きになれ…
御堂なな子 金ひかる
私の場合、小説本は基本的には作者買いですが「イラスト:金ひかる」とあると、未知の作家さんの本にも手を出すことがあって、これもそんな絵師買いでチャレンジした作品。 お話は、血の繋がっていない娘と二人暮らしの設計士さんが、娘の思い人(と思いこんでいる)年下のエリート銀行マンに求愛されて、ジタバタするお話。 ストーリーそのものは家族愛とか仕事に対するプライドとか、もちろん主人公たちの恋愛の進み方…
本編コミックス内では、二人が再会した時って、まだ山隈は高校生だったのか。 その辺、あんまりしっかり認識していなかった。 そんなわけで、このおまけコミックスは、二人が再びつきあい始めてから迎えた、山隈の高校卒業式の日のお話。 本編コミックでは、すれ違ったまま寂しい卒業式を迎えた目白だけれど、こうやって第2ボタンを届けに来た山隈と過ごすことで、そんな思いも幸福に塗り替えられちゃうのね。 …
天野かづき 陸裕千景子
さっくりさくさく読める、かわいい異世界転生物ファンタジー。 男にストーカーされたあげくはずみで事故死しちゃった主人公が、その記憶を持ったままで生まれ変わったのは、RPGさながらの世界で、 そこでも、やっぱり男(村の有 力者の息子)に追いかけ回され、 逃げ込んだ洞窟では、うっかり魔王の封印を解いちゃって、 そして連れてこられた復活を遂げた魔王の城。 平凡な村人Aとしての平穏な天寿を全う…
もちろん、他のキャストの声優さんもよかったんだけど、そんな中でも、やっぱり阿部さんが特によかった。 目白の、物事を一歩離れてみている感じとか、周囲からなんだかちょっと浮いた感じとか、そんな目白がいきなりぶちかます天然な殺し文句とか、無自覚に大胆な行為とか、とか、 原作コミックでは表情や状況を絵で見せられる分、切なかったり、しみじみしたりする感じの方が大きいけど、これが音になると、草食を通り越し…
雨隠ギド
結局の所、この作品の何がよかったのかというと、目白と山隈が、全然すれていない高校生だったから、これに尽きるな。 目白の方は、本や映像で知識だけはいっぱいある頭でっかち、周りにいる人間の現実の体も本や映像のようにただ眺めるだけで、実際には他人にふれたことがない。 山隈はまだ高校1年生の16歳、イケメンな外見のせいで周りの人間にはリア充だと思われているが、実際には性的なことに対しては知識も認識も幼…
「叶先生のすべて」のスピンオフ、叶の友人作家・蒼井の話「ある小説家のノロケ話」と、「叶先生のすべて」の番外編が2編、コミックス描き下ろしの「ある小説家達のノロケ話」と、原作コミックス通りに収録。 「ある小説家~」編は、何でもふんわりと優しく受け入れるようで、実は全てをあきらめて受け流している蒼井と、その蒼井にはまってしまったツンデレな攻め鳴神の、体から始まる恋のお話。 ふわふわしている蒼井と、…
吉田ゆうこ
ネタバレ
はじめと都築が、初めて出会う印象的なシーン。 そこからカットを割ってはじめが安芸の家に押しかけるシーン。 こうやって、時間や空間を飛び跳ねていくのって、とっても映画的。 はじめと安芸が映画サークルで知り合ったり、 安芸の部屋の中のあれこれとか、 江ノ島デートとか、 小田急の旧下北沢駅とか、 これって全編、映画の画像で脳内にある物を紙に写したって感じ。 雰囲気は、とってもある。 ほ…
井戸ぎほう
いつからかな、こういうの流行ったの。 地味に目立たないように暮らしている人間の中に、特に意味を与えられずに、ただ存在している被虐と嗜虐。 多分、私はSMが好きじゃないんだと思う。 暴力も好きじゃない。 なので評価が難しい。 この作品はしゅみじゃないとは言い切れない。 だからといって萌を感じるとも言い切れず、 とはいえ、作品として、好き嫌いを超越凌駕するほどの衝撃というには穏やかで…