雀影さんのレビュー一覧

放課後カタオモイ 小説

高将にぐん  御山ひわ 

カワイイ

表紙イラストそのままの、高校生くんの、かわいく、幼い、初恋物語。
こういう「初めての恋にドキドキ」っていう淡いお話もいいよね。
「恋愛ってこんな風になっちゃうんだぁ」って、右往左往する。
恋愛の入り口の扉をおずおずと開いていく感じ。
カワイイ。

イラストも雰囲気ピッタリ。
池袋の片手で簡単にへし折れそうな細い首も、丹羽の薄い肩も、高校生らしくてカワイイ。

イラストと合わせ技で…

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積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

高評価に納得

ハッピーエンドになる、落ち着いた恋愛物。
過激な神評価作品と言うより、今後、BLのスタンダードとして、安心してお勧めできる作品として長く残って欲しい本。

恋愛物語の基本構成をきっちり押さえ、
出会って、
恋するようになるのだけど、
その出会い方に問題があって、
別れがあって、
再会して、
再び愛し合うようになって、
一緒に暮らして、
心のすれ違いがあって、
それを乗り越え…

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命に関わることじゃなし コミック

朝日奈ミカ 

挿絵向きかも

デビューコミックと言うことで、初読み作家さん。
BLとしてはかなりエチレベル薄めの、恋愛途上ラブコメディな作品ばかりだけど、そんなストーリーも、キャラレーベルならではと思えて、コレはコレで面白いと思う。
絵も、キャラクターの表情とか、ポーズとかは破綻なくってお上手だと思う。
でも、私の好みからすると、背景とか、コマ割りが全体にちょっと詰め込みすぎに感じる。
一本一本の描線はとっても細くて繊…

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見た目はこんなヤツですが コミック

日羽フミコ 

体格差に逆らわないタイプ

すっきりした可愛い絵柄と、キャラクターの見た目通りの王道展開で、読みやすくて可愛い本。
Charaレーベルなので、エチ方面も、学生カップルはロマンチックにキスシーン、
サラリーマンカップルでも寸止め。
すわ!本番エチか!と思わせたオマケも、・・・だったりと、極めて温め。
でもそこがイイなって思える。
かわいい、高校生同士のまだ幼い恋で、クスリとしたり、キュンとしたり。
そんな、温甘い気…

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BE・BOY GOLD 2012年6月号(雑誌著者等複数) コミック

春抱き!

雑誌系は連載主体だから、普段は買わないで、コミックになってから読むようにしているんだけど、「春抱き」の読み切りに惹かれてつい買ってしまった。
まあ、色々あったせいでというか、そのおかげというか、、、
それまでの連載の時間経過が一度リセットされて、
2012年の、
今、
現在を、生きている岩城と香藤のお話。

岩城も香藤も、既に、作品世界の中だけで完結しているキャラクターの範疇を超えい…

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ロング& ビューチフルライフ コミック

山田酉子 

カゴチン

表題作って、お見合いに踏み込んだりって、普通のエピソード的には結構過激で盛り上がるシーンを盛り込みながら、結局、カゴチンは何も変わることなく、報われたのは、死んだおばあちゃんと、加護のおじいちゃんだけって、、、。
その後も、宮前くん的にも、桜庭くん的にも、はっきりハッピーエンドにする訳じゃなく、
カゴチンも、何も変わるわけでなく、と、
とっても、グダグダで曖昧なエンディングなのに、
なんだ…

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サド歯科医とマゾ教師 コミック

九州男児 

ここまでくるとなぁ

さすがに、ちょっと、

退く

今回のまとめ買いピアスの中では、これが一番のメインというか、安全パイのつもりで買ったんだけど、、、

前作は、それでも、変態でエロエロなあれやこれやも、ギャグの範疇って感じだったんだけど、、、
やっぱり主人公が、カップル以外の相手に、、っていうのは、、、
特に、こんな風に、流されて、、、で
なんか、ここまで来ると、BLっていうより、ガチなゲイ物、M…

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ピンクの貞操帯 コミック

東条さかな 

絵がきれいだと

ショタでも結構いけるんだ、私って、、、

年に何度か訪れる、エロまとめ買い周期。
今回、まとめて何冊か買ったピアスの中では、これが一番、ヒットだったかも。
とりあえず、絵がかわいくてきれい。
ちみっこくて、まるくって、ぷにってしてて、
とにかく、お尻が、激かわいい。
基本的に、ショタっぽいのは虐待イメージで拒否感が先に立って楽しめないことが多いんだけど、この本の男の子は、結構酷いこと…

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だけど、ここには愛がある 小説

栗城偲  笹丸ゆうげ 

声で聞きたいな

これって、まだドラマCDになってなかったっけ?
佐宗をたっつんで聞きたいなあ

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短いゆびきり 小説

久我有加  奥田七緒 

関西弁が素敵

特に、敬祐の使う関西弁の敬語がとっても素敵。
関西弁というか、大阪の言葉にも、ちゃんとビジネス用の敬語とか、丁寧な言葉が存在していて、それを敬祐が、至極当然のように使っているところが、なんとも心地いい。
お話の進み方も、敬祐の言葉使いのように、丁寧でゆっくり。
12年も片思いし続けた恋だもの、この位、ゆっくり、じれったく進むくらいがちょうどいい。
そして、昇の弟の登場が、敬祐が二人の恋の次…

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