雀影さんのレビュー一覧

Cab vol.5(アンソロジー著者他複数) コミック

どの作品も、コミックスでまとめて読みたい

いろいろ結末の着いた連載が多かった今号。
Cabに載っているコミックはみんな、結構、地味系の絵柄の、シリアス寄りなストーリーの物が多いので、こうやって他の作品と一緒に読んでしまうと、つい、さらっと流し読みしちゃいそう。
っていうか、似たタイプの絵柄のお話が続いたりすると、作品ごとの間に、何も挟まっていないので、切れ目がよくわからないまま続けて読んでいて、「あれっ」ていうこともあったりする。

1

社長のおじかん。 CD

うっかり乗っかられちゃう23歳

原作未読ですが、ずいぶん豪華な配役のコメディーなので聴いてみました。

悪の総帥にになるべく努力をしている27歳の敏腕社長・睦巳が平川さん。
うっかり乗っかられちゃう、癒し系平社員・鳥居が三木さん。
悪事の訓練として「プルプル」って言いながら、ポスターにラクガキをしようとして固まっている睦が、鳥居に見つけられて、
「悪い事したらお仕置きしちゃうヨ」
「はにゃあ~~」
って、エッチなお…

2

描くのは愛 小説

剛しいら  朝南かつみ 

ネットでポチっとな

着衣率0%の表紙イラストといい、
帯に一言「やらせろ」って、でっかく書いてあると事といい、
書店手にとって、レジに持って行くには、かなりハードル高い本ですが、
中身は、全然怖いことはなかった。

メインのストーリーは、画商に勤めている幸洋が、病気で余命の短い母のためにも、なんとしても父の汚名を晴らそうと、画家ポイズンの贋作を餌に、父と共に行方の知れなくなったポイズンの作品「青い薔薇の男」…

4

素顔の君をあいしてる コミック

片瀬わか 

絵がお上手

最近の若い作者さんって、みんな絵がお上手できれいですね。
お話の展開もそつなく、ギャグとシリアスのバランスもいい。

表題作での、アキラの、チロに惹かれて、それなりに葛藤して、で、結局、さっくりと好きって告げてちゃう脳天気な素直さや
2ヶ月もまったり付き合っちゃってから、ようやく恋人同士としてSEXした後に、「まるごと全部好きってことじゃん?」ってニッコリ言っちゃう素直さがいい
そして、…

2

素顔の君をあいしてる CD

有吉、最高!

ギャグアニメみたいに、楽しかった。
って言うか、原作がギャグ味濃いめ、エロぬるめで、
原作の持ち味を生かしてCDにしたら、
当然のようにこうなった。

元気な高校生トリオを、実年齢は約2倍?な皆さんが、特に声を作るでもなく、元気に、楽しそうにはじけてた。
さすがに、アキラの岸尾さんは、多少張っていたから、最初、だれかな?かっきー?とか思ったけど、鳥さんなんて、ほとんどオッサン声。
チ…

0

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

義兄さんは、最後の砦

エス、デコイと続いたシリーズの最後の砦、篠塚メインの本。

よかったよ~~
篠塚が転ばず踏みとどまってくれて、
ほんっと~に、よかった。

BL的には、結局江波にほだされて、一発くらい食っちゃう展開になったっておかしくない
でも、篠塚だけは、そんなBL的なお約束や、エロや濡れ場とは別の次元にいて欲しいと強く願っていたので、思いが通じて、ほんっとうに、うれしい。
さすがに『英田サキ』…

4

春を抱いていた(8) CD

待っただけの事はあった

諸事情で、発売が凍結されていた本作品。
ようやく発売になったが、待っただけのことはある、文句なしのできばえ。

Disk1がコミックス9巻に相当する本編ストーリー。
冬蝉のロケが京都で始まって、、、
岩城は、仕事より華藤に気をとられてしまい、そんな岩城に華藤は、、、
岩城と香藤の関係が、新たにステージに移る大事な局面を描いています。

Disk2はオリジナル脚本で、祇園祭の宵宵宵山…

1

お引越しのまとめ 小説

鬼塚ツヤコ 

平熱34℃台では、虫もよってこない

「いっそ灼熱のキス」で、なぜかくっついてしまった柴賀と木崎。
こんな扱いされて、
こんな扱いして、
どうして二人、付き合ってるのか、???な本編でしたが、
この本でも木崎は、何でここまでと思うほど一生懸命。
何とか柴賀にアパートの引っ越しさをせようと、柴賀のほとんど無反応とも言える態度に、一喜一憂しながらも、しゃかりきになって奮戦します。

最後の一章を除いては、木崎視点で語られるの…

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僕らの明日には愛がある コミック

乙里玲太朗 

丁寧でエロい

表題作は、爽やかにやりまくる高校生の、ちょっと切ないラブ。青かんあり。

最初に載っているシューフィッターさんとの話(つま先から灯ると)みたいな前向き爽やかラブでも、
義兄弟との出口無しドロドロ話(ブルーホール)でも、
どのお話も破綻無く、絵も丁寧にいっぱい描き込んであるし、
エロも、ガッツリとさかっているし、
BLの必要条件は、十分満たされている。
でも、何か萌えない。

単に…

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赤い目をした少年は コミック

佐倉ハイジ 

何でこんなに魅力的?

佐倉さん、お話は省略しまくりで展開は不親切だし、絵もサックリ、アッサリだし、ガッツリエロいわけじゃないし、、
なのに、この、後を引く、抗えない魅力は、何だろう?

了くん、線の細い、ふわふわした感じの絵が、いかにも初い高校生って感じで、かわいい
赤根の、乾いた感じの絵も、レンアイに馴染めていない、微妙で曖昧な雰囲気。
赤根に、いきなり好きだって告げる元上司・吉原にしても、
吉原に無自覚…

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