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高井戸あけみ
雀影
前の巻「ピロートーク」で、ようやく、犬山と三木の話にケリがついた。 というわけで、この本は、お楽しみ的な、いろいろな話。 二人が入学して、ルームメイトとして初めて出会ったころの話「汝、病める時も健やかなる時も」 舎監の盗撮サイトの写真で三木を見初めた美少年マニアが、実物の三木を見たくて待ち伏せて……、転んで頭を打った三木、記憶がぼんやりしているうちに拉致られて「天使と真昼の夢を見る」 …
英田サキ かすみ涼和
英田さんの初単行本 マンガ家さんでも小説家さんでも、だれでも必ず一度は通る「芸能界物」 なので、粗筋読んだだけじゃ、以前に読んだ事があるかどうかわからなくって。 やっぱり、一度読んでいた ありがちなお話だが、文章のテンポがよくって、サクサクッと読めちゃう。 他愛のない話だけれど、その後の英田さんの片鱗が、無い訳じゃない。
愁堂れな 水名瀬雅良
始まりがアレで強引だったにもかかわらず、つきあい始めちゃうとベタアマにになってしまう、愁堂作品ではおきまりな展開のこのシリーズ。 この本の中では、 二人はようやく取れた休暇で、タヒチに新婚旅行にいったり(南十字星) メキシコに転勤が決まった田中の送別ゴルフの帰り、長瀬は田中によろめきそうになったり(間奏曲) と、ベタ甘な短編がつまっている。
三池ろむこ
って感じに、この表紙のキラキラしい爽やかな笑顔からしてもう、目の毒なんですが、 中身は更に健全で、 ごめんなさい、ごめんなさい、腐れていてごめんなさい ごめんなさい、ごめんなさい、生きていてごめんなさい 的に、土下座&後ずさり的な(流石にそれは大袈裟) これから恋愛が始まる、キラキラした高揚感と幸福感のあふれた作品集。 とっても、爽やかで、いいお話ばかりだけど、 ごめ…
崎谷はるひ 西村しゅうこ
風俗チェーン社長の橋爪が、開業して間もない自社のラブホテルの支配人室で仕事をしていると、モニターに不穏な動きが… ヤバイ客に殴られている陸を助けた橋爪は、陸の話を聞いて興味を持ち… 陸は、容姿も頭の中身もかわいらしい、不幸体質の子 対する橋爪は、容姿も男らしく、腹の据わった大人。 展開は、所謂ハーレクイン的な、シンデレラストーリー系。 橋爪がちゃんと大人で、陸も素直なイイ子なので、楽…
いきなり犯す前に口説こうよ ちゃんと話しようよ お互いに、それはあんまり安易すぎるだろう 愁堂作品の始まりって『いきなり体からパターン』多くないですか? 始まっちゃえば、後はなし崩し的に、 「最初から好きだった」 「僕もおまえが好き」 「離さないぜ」 「離れないよ」 で、あとはラブラブ二人に事件が起こり、でシリーズ化していくの、
金井桂
最近のマンガ家さんって、絵がきれいね この本で感心したのは、まず、デジタル処理の使いこなし具合? 今の作家さんなら、どなたでも、大なり小なり、作画の処理とかデジタル化しているんだろうけど、ここまで徹底しているとは、って、ちょっと驚いた。 手作業のトーンワークとかじゃあり得なかったような、グレーのグラデーション。 別にこの作品って、元々フルカラーだったのを、コミックスはモノクロ印…
愁堂れな 陸裕千景子
良平・ゴロちゃんの罪シリーズ、 出版社を替えての新装刊や、微妙にリンクしている淫らシリーズで、すっかりどれがどれやら判らないくなっている「罪シリーズ」 どうやらこの本は、書き下ろし新作だったようだ。 と言う訳で、新しいキャラ高梨の後輩・武内検事と、高梨の旧友・探偵事務所の雪下も登場。 2時間サスペンスな殺人事件の謎解きと、二人のラブラブ生活もしっかり(こっちは、お互い忙しい身なので、た…
愁堂れな 山田ユギ
BLでマグロ漁師!! また、随分思いきった設定で!と、刊行当時評判になった本作。 マグロ漁のスペクタクルが、興奮を増すいい材料になってる。 愁堂作品の定石「体から始まる」ではあるけれど、これは無意識の「襲い受け」。 泥酔したエンが、過去の夢にうなされて、意識のないまま、秋山に必死でむしゃぶりついた。 で、その翌朝の秋山が男らしいの、カッコイイの、 エンの過去を全て聞いた上で、エンを…
よしながふみ
ネタバレ
浴衣で夏祭り 千影と小野がくっついてしまった後、橘がそれに気づくお話。 商店街の催しに合わせて、アンティークの面々も、それぞれ橘の見立てた浴衣姿に、 千影の浴衣姿を見たときの小野の様子で、二人の間に変化があったと気づいてしまう橘。 そんな橘に、小野は改めて恋してしまうが、、、 恋心は恋心として、どうにもならないし、好きだから抱き合っていて、離れられないのもどうしようもない。 …