haruko4869さんのレビュー一覧

恋は甘いかソースの味か 小説

久我有加  街子マドカ 

お腹すいてきた・・・

攻・徳田昭馬(27) たこ焼き屋の店主
受・円野亘(24) 私立高校教員

上司のパワハラが原因で視線恐怖症になってしまった円野。
学校を休職し、自分なりのリハビリのつもりで美味しいと評判のたこ焼き屋に出かけていきました。
やっとたどり着いたたこ焼き屋で、一斉に向けられた視線にパニックを起こし倒れてしまいます。
意識が朦朧としているときに聞こえてきたのは、通勤電車で知り合った徳田の声。…

4

タイミング 小説

新堂奈槻  前田とも 

じれじれ感がたまりません。

攻・黒川嗣人(17~23歳)
受・高野純一(15~21歳)

出会いは高野の高校入学式。
入り口で新入生に花をつけていたのが黒川。
しかし黒川は。高野に花をつけてはくれませんでした。
それがきっかけで黒川を意識するようになった高野。

お人よしで面倒見のよい黒川を「マゾですか」と辛らつな台詞を吐きながらも手伝ったりしてます。
執着の無いはずの高野が唯一コダワリを見せ始めて、黒川に…

1

ONE MORE 小説

ふゆの仁子  麻生海 

胸が痛い

攻・高田敏志(28)
受・松井克也(28)

同級生で再会モノ。
過去と現在が交錯して物語は進みます。

大学卒時に分かれて音信不通だった高田から突然連絡が入る。
6年間の空白など無かったかのように「久しぶりに会わないか」と。
動揺して答えられないでいるうちに高田が予定を告げ電話が切れた。

高校時代の高田は成績優秀でスポーツも万能の有名人。
一方の松井は、人見知りの激しい目…

2

お気に召すまで 小説

水無月さらら  北畠あけ乃 

「飴」だけでは腐ってしまう

攻・久我山恭一(33)上司
受・松永慎也(24)部下

松永は上司・久我山の毎日のような叱責にストレスを溜めています。
仕事以外に余裕の無くなった松永は、彼女にプレゼントしたルビーの指輪を突き返されフラレてしまう。
その現場を久我山に見られ、仕事での叱責同様に何か嫌味なことを言われるのだろうと怯えたのですが、意外や久我山は松永を食事に誘います。

恐る恐る久我山の誘いに乗った松永でし…

2

YELLOW(完全版)下 コミック

立野真琴 

最後の最後まで、男前

攻・ゴウ(バリバリのゲイ)
受・タキ(ガチガチのヘテロ)
職業・麻薬の横取り屋

謎の部分の多い2人の家業や、ゴウとタキの過去か次第に明らかに。
それぞれの過去と現実が旨く絡み合って、特にタキには色々な変化があります。

タキの育ての親は、実の父親の友人たち。
その一人がタキを愛するあまり「女」になって現われます。
タキがガチガチのヘテロだから、自分が女になれば…と。

タキ…

0

YELLOW(完全版)上 コミック

立野真琴 

友情も、信頼も、そして愛情も欲しい

攻・ゴウ(バリバリのゲイ)
受・タキ(ガチガチのヘテロ)
職業・麻薬の横取り屋

立野真琴さん…いつの間に商業誌でBL描くようになったんでしょうか?
いゃ、歓迎ですよ。
男前のコンビを描かせたら最高ですもの、立野さんは!

麻薬の横取り屋という危険な仕事を楽しんでいる二人。
ゴウは本気でタキを好きなのですが、タキはガチガチのヘテロ。
ちょっとだけ…なんてよろめく期待さえ抱かせな…

0

理髪師の、些か変わったお気に入り 小説

榎田尤利  二宮悦巳 

攻がこんなにカワイイなんて(笑)

攻・圭治 理髪師
受・晴輝 美容師

幼なじみです。
高校卒業してから7年後だから…25歳か。

藤井沢商店街シリーズ最終巻…シリーズだったんですね(汗)。
知らずに読み始めてしまいましたが、全く問題はありませんでした。
(でも、ちょこちょこと脇に登場する人物達が…あれ? もしかして? な感じが。最初からそろえて読んだら、もっと面白いかも)

晴輝は圭治にコンプレックスを持って…

0

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

大変楽しゅうございました。

攻・マグロ漁船の船長 浅倉(36)
受・マグロ漁船新人の乗組員 菅原志岐(25)

マグロ漁船に乗り込んでくるのは、一攫千金を狙うものか、陸には居られない理由を持つ者か。
存在自体が卑猥な新人船員の菅原志岐には「ワケアリ」のニオイがありました。

ヒゲ、筋肉、ガテン系のオヤジばかりが押し込められたマグロ漁船に、細身の体、恵まれた容姿、女形の役者が持つような色気のある25歳が乗り込んだら…

5

スイートホーム ~友情があって愛に成る~ 小説

綺月陣  椎名ミドリ 

究極の誘い受

攻・大河内遼平 輸入食器販売会社の社員
受・秋元碧 イタリアン・シェフ

28歳の高校時代の同級生です。

碧は高校時代からずっと遼平が好きです。
しかし遼平は碧を「親友」としか思っていない。
一度は諦めて逃げた(海外に修行に出かけた)のですが、諦めきれずに帰国。
それ以来、ずっと遼平の勤める会社の近くに店を開き、遼平のために食事を作り弁当を持たせ、いつ終電を逃した遼平が泊まりに来…

4

欲望と純潔のオマージュ 小説

華藤えれな  三雲アズ 

何もかもが、ツボでした~

収録作品に表題作はありません。
・美しき亡骸
・甘美なる誓い
この2作品で一つの物語で「欲望と純潔のオマージュ」というタイトルなんでしょうね。
まさにそういう物語でした。

攻・若き天才彫刻家のカレル・バロシュ(25歳)
受・芸術大学の職員・八幡蒼史(27歳)

蒼史は著名な陶芸家である祖父の運営する芸術大学で事務職員として働いていました。
留学生のカレルは下宿を探して事務局に…

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